アンナプルナ内院トレッキング 16日間   あれこれ
          (ポカラ〜マチャプチャレBC〜アンナプルナBC〜ポカラ)


トレッキングの様子はこちら

トレッキングを支える人

サーダー(トレッキングの総責任者)とアシスタント・ガイド(4人)
左がサーダーのディビさん
次が、ビドゥルさん
真ん中が、ポーターの後半の責任者
その隣が、ゴビンダさん
一番右が、スバシュさん

サーダーのディビさんは
「先に行きますから」・・・と
トレッキングの途中から先を急ぎ
今日の宿を取る交渉に向かう

電話もない山間部なので
直接交渉となる

ディビさんの腕で
景色のいい、静かできれいな
ゲストハウスが、いつも用意されていた

アンナプルナ・ベースキャンプから
少し登った所で




後ろ向きが、ディビさん
左がソナさん
真ん中がビドゥルさん
右端が、ゴビンダさん

トレッキング1日目、登山口で
ミーティング




左がゴビンダさん
真ん中がビドゥルさん
右端がスバシュさん

デオラリで

4人なかなか揃わなかった



アシスタント・ガイドが
トイレ掃除をしているのを見たので
ディビさんに「それも仕事なのか」
・・・と尋ねたところ、
『目と頭で考えて
必要とあればアシスタントガイドに教える』
・・・という返事が返ってきた

また、休憩場所でもランチの場所でも
『真っ先にトイレを見る』そうで
きれいか汚いか、
水があるかどうか、
・・・を調べて、掃除をしたり
水を補給したりするそうである

すごい目配り・心配り!

コック長とキッチン・スタッフ
コック長のビネシュさん

炊事場にて 朝の出発
ポーター
朝の出発前の荷造り

我々が、朝食をとっている間に
荷造りを終えたポーターたちは
今夜の宿へと向かう

足早に追い抜いていく

ポーターは、30〜35kgほどの
荷物を背負うことができるそうである
竹篭に入れて運ぶこともある
我々のトレッキングをサポートしてくださった人は、総勢37名(延べ人数)

・サーダーのディビさん(空港に着いた時から出国するまでずっと一緒。コスモ社に16〜17年ほど働いているそうである)

・アシスタント・ガイド・・・・4名(トレッキングの始めから、ポカラのホテルに着くまでずっと一緒)

・コック長(ビネシュさん)・・・・30代

・キッチン・スタッフ・・・・6名

・ポーター  チーフ・・・・1名
        トレッキングの最後まで・・・・9名
        途中で引き返した or 途中から雇われた・・・・15名


トレッキング中の食事は

炊事場-1

ゲストハウスでは部屋に泊まるだけ

少人数のトレッキングの場合は
ゲストハウスのメニューを見て
その中から注文して食べるようだが
日本人パーティーの場合は
炊事道具・食材などを運び上げて
こんな屋外の炊事場で作り
トレッカーに提供するスタイルが
多い・・・と聞いた

炊事場-2

炊事場にあるのは屋根だけ
近くに水場があるか、
または水場から運んでくる

それ以外のものはすべて
運び上げる


炊事場-3

4000mを越える
アンナプルナ・ベースキャンプでは
水も凍ってしまう

ディビさんに、
そんな場合はどうするのか・・・と
尋ねたところ
上流にある氷や、山の雪を持ってきて
溶かす・・・そうである

寒さの中での大変な労力!!

炊事場の中-1

圧力釜ややかん

炊事場の中-2

鍋や調味料
炊事場の中-3

担ぎ上げた野菜や缶詰、調味料など
調理風景ー1
調理風景ー2

フライパンでカレー・ルゥを作る
調理風景ー3

水に浸す、水で戻す

食器を洗う




洗った食器を揃える
朝食のあとかたづけをした
キッチンスタッフは
我々を追い抜いて昼食場所へ向かい
そこで昼食を用意して
我々を待っていてくれる



トレッキング中の街道の様子

広い道も、狭い道もあるが
どこも牛や馬や羊などの
糞がたくさん・・・

アンナプルナ山群を見ながら歩く 途中のトイレ休憩所の
ほとんどの所に、土産物が置いてある
土産物以外に、
野菜や卵を売る店もある


大抵のところには、
トレッキング地図が張ってあり
現在地と次のポイントへ行くまでの
時間などが書かれている

吊り橋は
牛が乗っても大丈夫なほど頑丈
小さな沢も→

→たくさん渡る 竹やぶの道も→
→樹林の中の道もあるが
総じて緩やかで、
日本の山登りのイメージとは大違い

集落から集落へ
そこに住んでいる人たちの生活道路

段々畑や→ →棚田がどこまでも続いている
ロバに重い荷物を運ばせたり


人力で運んだり 体が隠れてしまうほどでも
額に掛ける紐1本で運んでしまう

天秤棒で運ぶ人も


こんなアーチは村の境界線? 所々に、休憩しやすい
荷物を置きやすい場所もある
4000m近くになるとと
人家はなく
ゲストハウスだけ

標高が低くなってくると
サクラなども咲き→
家畜をたくさん飼っているところもある
稲刈りの隣では→

牛を使って脱穀をし、
その隣では→

もう土鋤きを始めている
稲を刈り取った後に水が入り、
次の準備が始まる

車の通る道までは
すべて人の力や→
ロバや馬の力で運ぶ



トレッキング中の宿(ゲストハウスとかロッジなどと言う

2階建てが多かった

朝、6時になると
「おはよーございまーす」の声と共に
温かい甘い紅茶が配られる

しばらくすると、今度は
「せんめんきでーす」の声で
お湯を入れた洗面器が
ドアの外に並べられる

標高の低い暖かい所では
タオルをお湯にぬらして
体や髪の毛を拭けるが
高度が上がると寒いので
顔を洗うだけにした


花を飾った、
きれいなゲストハウスもある

今日の宿に到着すると
「せんめんきでーす」の声で
暖かい(後では熱くなった)
お湯が配られるので
顔を洗ったり、体を拭いたりした

食事の前には
手洗い用の洗面器が用意され
お湯が入っているので
外へ飛ばすようにして
手を洗った

(お湯は、キッチンスタッフが
作る)

天気のいい日は
外でのんびり景色を見ながら過ごす

朝食と夕食は寒いので
部屋の中(ダイニング)で

椅子式の四角いテーブル

高度の高い所にあるゲストハウスでは、
寒い時は天板の下の
掘りごたつのような所に
ヒーターを入れてもらう

ぽかぽかしてとても暖かい

我々が貸しきり状態の場合が
ほとんどだったが
そうでない場合もあった

キッチンスタッフは、
朝食の2時間前から
準備をするそうである
メニューの内容は
冷・温の飲み物から
ロキシーやビールなどのアルコール・
スープ・パン(各種)・卵(各種)
・ご飯(各種)・麺類・ポテト(各種)・
シリアル(各種)・サラダ(各種)・
ピザ(各種)・スパゲッティ(各種)・
マカロニ(各種)・サンドウィッチ(各種)
デザート(各種)まで豊富

ゲストハウスの2人部屋

3人の女性で順繰りに
1人で泊まる日、2人で泊まる日
・・・と、交代になっていたが
高度が上がってくると
部屋に余裕がなくなり
3人部屋になった

ベッドとベッドの隙間もないほどの
狭さだった




ゲストハウスに着き
部屋割りで指定された部屋へ行くと
すでにベッドの上には、シュラフ
ベッドの足元には、スタッフバッグが
置いてあるので、それらの名札を見て
自分の場所が分かる仕組み

スタッフバッグは
約60リットルの大きさで
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トレッキング終了日に
日本に持ち帰ってもいいし
必要ないなら返却してもいい
(私は、大型ザックに入らなかったので
返却した)

高度が上がって寒くなると
インナーシュラフも
(シュラフの上に置いてある赤い色の物)
用意された

いつも持ち歩く白い山小屋シーツを
シュラフの中に入れ
赤いインナーは足元にかけるようにした

また、湯たんぽ用のお湯も
用意されていたので
ぺちゃんこ水筒に入れ
フリースのカバーに入れ
足元に置いておくと
ぽかぽかだった

それでも寒い時は、シルクスカーフを被り
ホッカイロを前後に貼ってしのいだが
なかなか快適だった

冬用のシュラフはとても暖かかった!

朝起きるとすぐにシュラフを
黄色い袋に入れ→




体重をかけて
4本のベルトを閉めると、
あんなに大きく嵩張っていたシュラフが
サッカーボール大に小さくなった

心配していたトイレだが
前回のネパールトレッキングに比べると
ぐんと快適で
自己水洗式でないところは少なかった

左2つがトイレ
右はシャワー室(といっても温水ではない)


ここをクリックすると大きく見えます
トイレの中

便器はいつも清潔であるように
自分で水を流す

また、周囲の汚れなども
ブラシがあるので自分できれいにする
(アシスタント・ガイドが
掃除をしていることもあった)

ペーパーは
必ず指定の容器に入れる
(写真の奥にある赤っぽい入れ物)

手前のグレーの入れ物に
水が入っていて
緑色のコップで流す

ネパールの暦

大変カラフルである

1.4.5.6.7.8.9の数字が
我々の使う数字と大きく子なっていて
判別が難しい






計画を決めるにあたって
行き先

ツアー会社
近頃、夏(北半球)・冬(南半球)へと年に2回、海外ハイキングなどに出かけている。

花に会える山へ・・・が主目的であるので、夏のカナダの次は、冬の南半球(夏で花盛り)と考えていたがなかなか適当なところがない。

ふと、思いついて「来年の夏はどこへ行こう?中国のスークーニャンシャンはどうだろう」・・・と、ネットで検索しているうちに、ヒマラヤトレッキングに辿り着いてしまった。

ヒマラヤねえ・・・
以前、エベレスト街道をナムチェ・バザールまでトレッキングしたが、もう2度と来ない!と決意していた地域である。

『氷河があって、花が多くて、清潔なところ』と決めていたが、ネットでアンナプルナ内院の写真を見ているうちに、だんだん「ヒマラヤでもいいかも・・・」と、思い始めた。

2〜3社のコース・時期・費用・特徴などを比較して、
1)テントではなく、ロッジ泊まりでベッドの上に寝られる。
2)日本食主体の料理が出る。(『日本遠征隊で経験を積んだコックが同行して調理する日本食中心メニュー』に
心を動かされた。前回、口に合わなくて食べられず、ずいぶん残したことを覚えている。
3)費用がかなりお値打ち。
4)労山の機関誌に広告が出ていた。
・・・ことから、結局、「富士国際旅行社」の「アンナプルナ内院トレッキング16日間」に決めた。

富士国際旅行社の「50歳からのトレッキングを応援」「のんびり・ゆっくり・そして安全なトレッキング」をコンセプトにしたツアーを企画していることにも、共感を覚えた。

また、富士国際旅行社は、ネパールのカトマンドゥにある「コスモトレック社」をパートナーとしている・・・という点も大きな選択の1つとなった。

コスモトレック社は「1973年登山家としてネパールに渡った大津夫妻が経営する会社で、日本人の感性を理解している」・・・という点にも心が動いたし、「マナーを厳しくしつける大津夫妻の毅然とした姿勢が1人1人のスタッフに染み付いている」・・・の文には、感動した。

また、「ヒマラヤ登山隊、調査隊などの大掛かりなパーティーのサポートに実績がある」・・・という情報も信頼感が増した。

自宅から中部国際空港までの「海外旅行用手荷物空港宅配サービス無料クーポン券」は、大変便利で
前々日に自宅まで引き取りに来てもらった。

帰りも宅急便で送ろうかと考えたが、大量の洗濯物を早く処理したかったので担いで帰ってきた。

富士国際旅行社から付き添っていただいた中野さんからは、このHPの中の語句や文の間違い、
分からなかった名前(モヒ・ドッコ・ギャコックなど)を教えていただきました。
有り難うございました。

旅行費用と健康診断表
旅行費用と
事前準備
成田発着のプランであったが、自宅からは中部国際空港が便利なので、その旨問い合わせてみたところ、乗り継ぎにかなり時間がかかることを覚悟すれば可能・・・ということだったので承諾した。

成田発着と同じ388,000円で、そのほか、航空特別保険料・ビザ取得代行料・ネパール・ビザ料・空港施設利用料・それに燃油付加運賃を含め、計444,220円になった。

そのほか、海外旅行保険が7,670円。

合計、451,890円

富士国際旅行社では規定により、70歳以上の人と、標高4000mを越す地で宿泊する場合は、健康診断書を提出することになっている。

所定の様式の内容を市民病院に問い合わせたところ、「できる」という返事だったので検診を受けた。
保険がきかないので文書料とあわせ1万5千円ほど支払った・・・

ネパール事情・トレッキング装備など

両替

ルピー

国内便

電力事情

トレッキングの装備

重量

町を走る車

チップ

ネパール語
ネパールに着いた日、1万円をルピーに両替→7200ルピー
帰国の前日、3000円を両替→2451ルピー

ルピーの紙幣は、大変古くて変色している。
ルピーを日本に持ち帰って換金しようとしたら、「ただの紙切れ」とのことで換金できなかったという話を聞いた。

町にはあちこちに両替所があり、どこでも同じレートで両替をしているそうである。

ネパールの国内便は、いろいろな理由から時刻どおりに運行されないことが多いので、覚悟するように
・・・といわれていた。
中国南方航空も同じように感じた。

電力不足から、定期停電がある・・・と聞いたので、夕方暗くなる前に必ずヘッドランプを用意した。
カトマンドドゥやポカラのホテルでも、決められた時間しか電気が点灯しないようで、スイッチをONにしても点かなかった。

ホテルのお湯の温度も不安定なので(途中から急に温度が下がる。同じホテルでいっせいに使う場合によく起こるらしい)バスタブには入らず、手っ取り早くシャワーで済ました。これは三ツ星ホテルでも五ツ星ホテルでも同じ事情らしい。

ゲストハウスでは、「ホットシャワー」と書いてはあるものの、日本人が考える「ホット」とは違うようなので(ネパール人は十分に熱い温水と考えているそうだ)使用しなかった。冷水シャワーは論外である。

どんな物を持っていくかで大変悩んだ。
「11月の内院トレッキングは初秋の3000mクラス登山に似ている」「標高の低い所や好天の日差しの下では暑くなる」「3000mを越す所では、ミゾレや降雪の可能性も高くなる」・・・などの情報から、重ね着を中心にした衣服を用意した。

旅行手荷物は20kgをオーバーしないように・・・と、聞いていたが、私はテント泊用の大型ザックに入れたので重量を心配することはなかった。行きは、16.9kg。帰りは、16.1kgだった。

空港によって、厳しく取り締まる所とそうでない所があったし、機内持ち込みの荷物も同じように、厳しく取り締まる所とそうでない所があった。

首都のカトマンドゥやポカラの町を走る車は、日本ではお目にかかれないほど古い古い車がほとんど。
新しい車を見つけると、うわ〜、すご〜い、こんな車もあるんだ!!と感動するほど。
当然乗り心地はよくない。

スズキが多かった。インドに工場があるからだと聞いた。

クラクションをどの車も鳴らすのでそのうるさいこと。変わった音色の車もあった。

排気ガスがもうもうと出る車は当たり前。ネパール人でもマスクをつけている。

ネパールにチップ制はないが、トレッキングの最終日に「ボーナス」として役割に応じて割り勘で渡した。

天候など
天候

気温


星空

トレッキング10泊11日間のうち、アラレ1日・曇り1日以外は、晴天で展望に恵まれた。

MBCとABCでは、川の水が凍っていたし、夜になるとトイレの水も薄氷が張った。しかし、そのほかは日影は涼しく、日向は暑く、特にトレッキング3日目くらいまでは、たらたら汗を流して歩いた。
温度計は32℃を指していた。


夜の星空は素晴らしく、オリオンやカシオペア、北斗七星と北極星などの分かりやすい星座以外は
あまりの星の多さに、私ではどれがどの星座か決めかねた。

高山病予防のために
体調管理
シート

ダイアモックス
高度順応の具合を調べるための体調管理シートが、前もって配布されている。
高度が1640mのランドルンの夕食時から、携帯型のパルスオキシメーターで動脈血酸素飽和度(SpO2)を測ることになった。
8cmほどの大きさで、人差し指をいれ、スイッチONにしてしばらく待っていれば値が出るようになっている。
毎朝・毎夕の食事前に、暖かい部屋で、座った状態で、右手の人差し指を温かくしてから、毎回順番に測った。

高山病予防のために、ドバン(2606m)からダイアモックスを半錠、デオラリ(3300m)で半錠、MBC(3720m)で1錠飲んだ。

初めて飲んだが、2時間毎のトイレ通い(排尿を促進して浮腫を予防する)、手先や顔面の痺れ(ぴりぴりする。
特に翌朝の洗面器のお湯に手を浸したときに強く感じた。2回目からは感じ方は弱くなった)、一種独特の色をした緩い便が何度も出る・・・などの副作用が出た。

人によって副作用の出方は異なるようだった。

生水は絶対飲まない。ホテルにおいてある飲料水ポットの水もダメ。
氷やアイスクリームや水の入った飲み物もダメ。

お粥や雑炊のような消化にいい食事、日本人に合う薄味で脂っこくない食べ物、アルコールの禁止などが予防として考えられていた。

写真を撮っていて、パーティーから遅れた・・・といって早足で歩くことは、絶対避けるように・・・と何度も聞かされたので、@屈んで写真を撮った後は急がない。A写真を撮って遅れてもあわてないでゆっくり歩くこと・・・を実践した。

富士国際旅行社から前もって送られてきた「しおり」には、高山病について7ページに渡って(パルスオキシメーターについても含む)詳しい説明が書かれていたので大変参考になった。

食べること・飲むこと
行動食 個人用の行動食はほとんど必要なかった。
3食をしっかり食べていたし、日頃間食をしない習慣なので、次の食事までおなかが持ったから。

時々、中野さんがかりんとうやキャンディーの入った可愛い柳行李を出して、「共同食」といって勧めてくれたのでありがたく頂戴した。
その中身が少なくなってくると、また誰かが補充して入れるので、無くなることはなかった。

飲み物 行動中の水は、ミネラルウオーターを買うか、またはキッチン・スタッフが沸かしたお湯を貰うかして(ポカリスエットの
粉末を入れて)飲んでいた。
ポカラの店で購入したミネラルウオーター・・・20ルピー
ポカラのレストランで購入したミネラルウオーター・・・45ルピー
(1ルピーは約1.5円)
カトマンドゥのインド料理レストランで購入したミネラルウオーター・・・45ルピー

とにかく高山病予防には水を飲むこと・・・と聞いていたので、いつも意識して(喉が渇かなくても、休憩中は必ず、トイレへ行ったら必ず飲んでいた。

また、食事の前には、お湯のポットと、コーヒー・紅茶・煎茶などの飲み物を自由に飲めるようセットして置いてあるので、砂糖やクリームを入れた好みの味にして、かなりの量を飲んでいた。

アルコールの好きな人は、ビールやロキシーを注文していたが、高度が上がるにつれ、禁止となった。
ビール1缶・・・180ルピー(ドバンで)
ビール1瓶・・・210ルピー(インド料理店で)

持って行って(着用していて)よかったもの

マルチタイプの
充電器

ネパールのプラグは、形状に統一性がなく、同一ホテルでも形が違うと聞いていたので。

私の新しいデジカメは、1.5時間で充電できるが、小型ということもあって、旧のデジカメより容量が少ない。
勿論、替えの充電池は持っていくが、高度が上がるにつれ充電できない場所もあると聞いたので考えた挙句、カメラを2台持っていくことにした。(旧のデジカメは受電の時間が6時間!大型なのでかなりの容量である)

それぞれに替えの充電池が1個ずつあるので、これだけあれば大丈夫だろうと考えた。
結局、新しいデジカメの充電を1回行った(2時間200ルピーを支払った)だけで、OKだった。


ベルトなしのズボン

出国のボディーチェックの時、無反応ですいすいと通過。
全方向ストレッチ性のあるズボンは、長時間座っているとき大変楽。

アイマスク 周りが明るくても眠れる。(特に飛行機の中で)

小型ザック 大型ザックの中へ小型ザックを入れてパッキング。手荷物はショルダーバッグで。
必要なものはさっと取り出せる。
私以外は、スーツケースと小型ザックスタイルだった。

スリッパ 登山靴は、ザックの軽量化のためと嵩張り防止で履いて行くので機内用のスリッパは手荷物の必需品。
今回、シャワー時にも使えるようなスリッパを持っていったが、結局シャワーは体が冷えるからという理由で使用しなかった。
ゲストハウスの中では、大変便利だった。

爪切り 1週間以上の旅には必要。いつも短くしておく習慣なので、伸びてくるとうっとうしい。

ポケットのたくさんあるベスト 内ポケットにファスナーがあると貴重品保管に大変便利。
合計5個のポケットには、航空券・パスポート・現金・xDピクチャーカードなど(トレッキング中は、サングラス・眼鏡拭き・目薬・リップ・ティッシュ・xDピクチャーカード・充電池などたくさん)たいていのものは入る。

ウエストポーチより簡便で、さっと取り出せる。

その他
・2台のデジカメと充電池2個ずつ(充電できない場所だと困るので、計4個の充電池確保のため)。
・ロープ。(ゲストハウスの中で、汗で濡れた衣服を乾かすのに便利だった)

・マスク(ほこり避け)。
・ウエットティッシュ・除菌用ウエットティッシュ(なんといっても手洗いが十分できないので)。
・遠近両用眼鏡(山へ行く際はコンタクトレンズを使用しているが、きれいな水が手に入りにくいし埃っぽいことから眼鏡にした。デジカメのピントあわせにも便利なように遠近両用を初めて使ったが、出発前に練習しておいたおかげでなかなか快適に過ごせた)。
・山小屋用シーツ(直接顔や頭などがシュラフにくっつかないよう)
・クリップサングラス(小型で軽いので便利)
・薬:クレオソート(=腹痛時)・整腸剤・うがい薬・液体絆創膏・かゆみ止め・のど飴など
・帽子4種(野球帽・つばの大きい夏用の帽子・フリースのキャップ・つば着き、耳宛つきのフリースの帽子)
・手袋(ぴったりサイズの薄手軍手数枚・毛糸の手袋数枚)
・パジャマ用のタートルネックシャツ(首元が大変温かい)・薄手のズボン)
・湯たんぽ用のフリースの入れ物
・カップ(歯磨き用に便利、心配な人はうがいもミネラルウオーターか沸騰したお湯で・・・と聞いていたのでずっとそれを通した。「一瞬の油断が一生の不覚」・・・になるかもしれないと思ったので、カップ1杯で歯磨きをした。
但し、歯磨き粉は使わないで。
・トイレロールは、かなりの量必要だった。
・清浄綿や大判のウエットタオル(体拭きに快適)
・タオル(汗拭き用や体拭き用、顔拭き用などに便利)
・バンダナ(暑い時、帽子の下に被って直射日光をさえぎる)
・嗜好食品(私はほんの少ししか持っていかなかったが、他のメンバーはいろいろなものをたくさん持ってきていた。
ティー・タイムや食事の時などに、いろいろ頂いた)
・ピップエレキバン(膝が痛くなる前に、左右の膝にぐるっと貼っておいた。私の山行の必需品)
・サポーター・タイツ(これを履くと、膝がしゃっきりする。山行の必需品)

   トレッキングの様子はこちら

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