フクジュソウはまだ深い雪の下・・・ |
山口〜坂本谷分岐 |
西藤原駅から山口の 「配水地」まで農道や自然歩道を歩く イノシシの被害を防ぐための 柵があって いつもの道は通行禁止 代わりに『屋根のない学校』の中を 通るようになっていた 約40分で到着 8台の車で駐車スペースは満車 炭焼き小屋からは煙が出ていた |
登山口前にも車があり その間をすり抜けて通る |
すぐに雪が出てきた 谷だから残っているのだろう・・・ 尾根へ出れば雪はなし・・・ と、先日の孫太尾根と比べながら 軽く考えていたのは 大きな間違いだった |
尾根にもたっぷり雪があり これでは坂本谷にも たくさん残っているだろうな・・・と 諦めかけた 下山してくる2人に会ったので どこまで行ってきたのですか? と、尋ねると 「ちょっと先まで」の返事 「なぜ?」とまた尋ねると 「目的が違ったから」の返事 フクジュソウ目的だったが この雪で諦めたらしい |
「子向井山」下の平らな地点 赤ペンキの矢印は まっすぐー→白瀬峠方面 左ー→「子向井山」方面へ ここの近くでは 昨年3月10日 セツブンソウの群落を見たのに 今回はとてもとても・・・・ |
鉄塔直下は雪が融けて ぬるぬる状態 もしかすると 坂本谷の日当たりのいい所では 雪が融けているかも・・・ と、淡い期待も生まれてきた |
鉄塔の標識も 雪に埋もれている |
坂本谷分岐に着いた フクジュソウは望み薄だが 谷の様子を偵察しなくては・・・ と少し下ってみる |
だめだこりゃあ・・・!! こんな深い雪ではとても無理・・・! 腰を下ろして休憩とする 雪を踏み固めて椅子状にすると とても具合がいい 同じ思いで先行している 後姿も見えたが 我々はここから引き返し 新しい道を偵察しながら 下ることに決める |
上の鉄塔から右へ進む道をとる (いつもは左) 似たような道を進むが そのうち、間に谷が入ってきて 谷を挟んだ右と左の尾根 ・・・という関係になってきた なおも、どんどん進むと 行きに休憩した平らな地点へ 下る分岐もあったが 尾根通しで進んでいくと 以前通ったことのある『子向井山』 下の黄色い標識は 3年前の写真 『子』と『小』の字が違っている?? 木を削って文字を書くのは問題! |
赤いペンキがべたべたとついた尾根道を進んでいくと 鉄塔に着いた 正面の山は三国山か? 左へ行けばいつもの登山道にすぐ合流できる |
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ところが今回は 赤ペンキと赤テープがべたべたと 右側から誘っている 3年前見つけられなかった 『養鱒場へ下るルート』か?と思ったが どうやら鉄塔巡視路を 登山道に兼用しているらしい??? 方向的には『養鱒場』を目指している 今回は車ではないので 元の地点に戻らなくてもOK 偵察に下ってみることにする |
急な斜面はぬかるみ、要注意 ところどころ小さな階段も作ってある ジグザグを繰り返し 鉄塔を『巡視』通りながら下っていくと 『養鱒場』近くへ降りた! でも、イノシシ避けの電柵があって 外へ出られない |
しかたなく道なりに下っていくと 始めの「山口配水地」手前に出た 登山口へ向かって歩いている時 「新しい道を下るとここへ出てくるかも」 ・・・と言っていたとおりになった No.205へと通じる 巡視路だった |
以前よりぐんと厳重に畑が 電柵で囲まれている |
イノシシの罠も数ヶ所あったし 餌はサツマイモ |
農道にはゲートがあって 二重三重にカギや針金で閉じられ |
出入りには 元通りにしなければならない |
「屋根のない学校」という標識の所に 人1人がやっと通り抜けられるほどの 出入り口がある ここは車が入らないので ザックを担いだままでは 通れないほどの狭さ |
「屋根のない学校」へ入る 電柵のあるゲートはこんな感じ ざっと見ただけでは どこが出入り口か分からない 畑には猿避けのような背の高い 頑丈な網も張られていた 『獣害』避けには大変な苦労がいる |