焼岳の紅葉をこの目で!


           
焼岳北峰へ(新中の湯ルート往復
            




焼岳 北峰山頂


●場 所 長野県長野市
●標高 2393m  
●山行日 2009年10月14日(水)
多治見から
  登山口まで
多治見=松川IC=駒ケ岳SA=松本IC=沢渡=1010号カーブ上の(P)・・・登山口
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 鈴木田・荒木・水野マ・丹羽
●コースタイム
多治見
松川IC
松本IC
沢渡
10号カーブ上の(P)
広場
稜線
北峰山頂
10号カーブ上の(P)

5:05発
6:10
7:20
8:05
8:35〜8:50
10:10〜10:20
11:35
11:50〜12:25
14:35着

周辺地図はこちら


10月4日(日)の焼岳の紅葉が「素晴らしかった!」と、
例会で話を聞き、きれいな紅葉の写真をHPで見て
いろいろ予定を考え、「明日しかない」
・・・と急遽立てられた計画

新中の湯登山口駐車場の場所が分からず、
多治見まで電話をしてやっと判明

10号カーブ(標識がある)の先を少し進むと
左側に登山者用の駐車場があった

最後の1台分のスペースに車を停める
(写真は駐車場から撮ったもの)

焼岳登山道入口は、駐車場のすぐ前

(下山してくると、反対側車線の方にも
数台、駐車してあった)

梓川沿いの紅葉もきれいだったが
登山道入口付近もなかなかいい(黄葉が多い)

オオカメノキの実

ブナの木が多くなった(紅葉は少ない)

そこを過ぎると、ササと針葉樹林帯になった

緩いアップダウンが何回もある
大木が何本も根こそぎ倒れていて
その下をくぐったり、迂回したりして進む


そして、展望が広がった!
青空でないのが残念・・・
曇り空だと、渋い紅葉・黄葉になって
鮮やかさに欠ける


旧中の湯からの道を右に分けて
ササの中の道を進む
だんだん赤色が増えてきた

後ろを振り返ると、大きな山並みが見える
霞沢岳か?

右側にも大きな山並み
前穂高岳か?

後ろの景色に見とれる


高度が上がってきた

幾重にも重なる山々と紅葉

ササの中の道をどんどん登る
時折り、梯子が出てくる

噴煙をバックにしてパチリ
あの噴煙の根元まで登る

シラタマノキの多いこと
一度味わったことがあるが、メントールの味がして
ぺっ、ぺっと吐き出したことがある
でも、今頃の実は甘いらしい(最初だけ)


左のごつごつした稜線の上を歩いている人影が見える
アカンダナ山・白谷山方面からだろうか


噴煙はますます大きく、
黄色くこびりついた硫黄も見えてきた

シラタマノキも紅葉してきた
白い実もピンクがかっている

風が出てきたので、噴煙が流れる
あの、噴煙の手前を右に歩いていく人影が見える
稜線はもうすぐ
クロマメノキの実を捜すが、数は少ない

稜線の火口壁に出ると
エメラルドグリーンの火口湖が見えた

ごつごつした岩峰の間に笠ケ岳が見える



すごい勢いで噴煙(水蒸気)が噴き出している
その出口には、黄色の硫黄がびっしりくっついていて
風向きで硫黄の臭いがきつくなってくる

登ってきた斜面を振り返る
ササが光ってきれい・・・

黄色い硫黄のくっついている噴出孔を左手に
さっさと脇目もふらずに頂上を目指す

ぐるっと回りこんだ側にも、噴出孔があった
シューシューという音ともに水蒸気が噴き出される
黄色い硫黄の穴も大きい!
登山道からわずか数メートルの所
風向きで硫黄臭が強くなってくるので
タオルで鼻を押さえて歩く

北峰山頂に着いた
南峰には、2455.4mの三角点があるが
登頂はできない
北峰山頂からー1
笠ケ岳と新穂高


北峰山頂からー2
1から続く右側
双六山荘から槍まで歩いた稜線だろうか
右隅に雲で隠れているが槍ヶ岳(一瞬は見えた)

北峰山頂からー3
眼下に焼岳小屋の屋根が見える
そこから稜線を通って西穂高岳へ通じるわけ
ロープウエー駅も左に小さく見えた

北峰山頂からー4
右奥の稜線は、前穂高岳方面
北峰山頂からー5
火口と火口壁と南峰

北峰山頂からー6
こちらは、上高地と梓川
ぐるり360度の展望
もう少し晴れて青空だったら言うことなし!

さあ、下山
待っていてもすっきりとは晴れてくれないし
少々寒くもなってきた
前方の小ピークのあちらこちらから
水蒸気が出ている

期待していたクロマメノキの実は
10日遅いこともあって収穫は少なかった


ササの緑とナナカマドの赤色

鮮やかな紅葉は終わり
淡い紅葉となってしまった・・・

一瞬、陽が差してきたのであわててシャッターを押す
すぐに、陽はかげってしまった・・・

最後の見納めで振り返る
「釜トンネル方面」の標識
旧中の湯コースとの分岐

下山してくると太陽が顔を出してきた

登山道入口付近の黄葉
ササと針葉樹林帯を抜けると
また、明るい黄葉樹林になった
 
登山道入口に着いた
計6時間の行動時間だった


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