9月の静かな山

            
「木曽駒ケ岳 (桂小場〜山頂〜宝剣岳〜濃ケ池)
             





頂上木曽小屋からの宝剣岳方面



濃ケ池への途中、振り返って仰ぎ見る


●場 所 長野県木曽郡木曽町
●標高 木曽駒ケ岳  2956.3m  将棊頭山 2730m
宝剣岳  2931m  
●山行日 2009年9月13日(日)〜14日(月)
多治見から
  登山口まで
多治見=伊那IC=小黒川キャンプ場=桂小場登山口
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 丹羽、西尾、大川陽
●コース
  タイム
1日目 9/13
多治見
駒ケ岳SA
伊那IC
桂小場登山口
大樽避難小屋
西駒山荘
木曽駒ケ岳
頂上木曽小屋
4:50発
6:05〜6:25
6:40
7:10〜7:25発
10:10〜10:25
12:50〜13:10
15:30〜15:45
15:55着

2日目 9/14
頂上木曽小屋
中岳 
宝剣岳
宝剣山荘
濃ケ池
将棊頭山
西駒山荘分岐
桂小場登山口
6:30発
7:00
7:40〜7:50
8:30〜8:40
9:45
10:55
11:25〜11:35
14:35着

地図はこちら


1日目

伊那ICから、ナビを頼りに小黒川キャンプ場を目指したが
分かりにくく、少々時間のロスはあったものの
登山口の駐車場に到着(車は5〜6台停めてあった)

「西駒登山ルート」の標識を見ながら登り始める




花は少なく、たらたらとした道をジグザグに進み
「馬返し」に着いた

やっと、ここから山らしい道となったが
まだ道は緩やかで、こんな登りでいいのだろうか・・・と
心配になるほど




大樽避難小屋に着いた

近頃、休憩は5分で充分としているが、
たまには15分ほど休み、エネルギー源をおなかに入れる




「胸突き八丁」の急坂も、名前ほどではなく
ただ、段差がとても大きいので疲れも大きくなる

踏み石の一つもあれば楽になるのに・・・という場面が度々

「胸突き八丁」が終わって、しばらくすると
やっと樹林から抜け出せた

しかし、稜線は強風が吹きまくっていたので
いそいで西駒山荘へのトラバースに入った

ぴたりと風は収まり、西駒山荘に到着

風の来ないところを探して休憩




ここからは「馬の背」の稜線歩きになるので
防風と防寒を兼ねて雨具の上を着込む

四方はガスで、山並みも見えない




濃ケ池の分岐に着いた

ここから約1時間20分で山頂に着くのだが
風はビュンビュン吹いて寒い寒い

風当たりの少ない所で、つかの間の休憩を取りながら前進




さあーっとガスが晴れた一瞬、
伊那前岳がくっきり見えたが
またすぐ、白いガスに包まれてしまう




ガスの中に浮かび上がるナナカマドの実
紅葉の始まったウラシマツツジ


頂上山荘が小さく見え始めた

その後ろは中岳




ゴロゴロした大岩の急坂を過ぎると
登山道は緩やかになる

緑色のロープ伝いに進んでいくと
遠くにお社の屋根が見えてきた

頂上はもうすぐそこ




頂上に着いた

伊那方面に向いたお社の前で
急に青空が出てきた!
ラッキー!

しばらく周りの山々を眺めてから
今日の宿へ下る




山頂から5分で頂上木曽小屋に着く





小屋の前から宝剣岳も見えた

今日のお客は、20名足らず
食堂にはストーブがついていて暖かい

小屋名物のかりんとうのおやつは、懐かしい甘さ

お茶の先生に点ててもらったお抹茶がおいしい〜
寒くて寒くて、ビールの出番はなし



夕食後、夕焼けを見ようと外へ出る

先ほどのガスも取れ、宝剣がくっきり見える



南駒ケ岳方面もよく見える


三の沢岳もよく見える




南駒ケ岳から三の沢岳の稜線






日が沈む一瞬まで粘ってから小屋の中へ
寒くて寒くて震えながらストーブの近くに寄る

8:00前、「星がきれいに見える」の声で外へ出てみると
うっすら雲はあるものの、きれいに星が見えた

天の川も白い帯になって見えた

遠く南の方に、まばゆいほどの町の灯りが広がっていた

「名古屋?」、まさか・・・と思ったが
あとで小屋番さんに聞いいた話では
本当に名古屋の街の灯りだそうな

あんな遠いところなのに、
この木曽駒の山頂から見えるとは!!驚き!

明るすぎて、星がきれいに見えないのだそうである

夜中、2時頃、又星を眺めに外へ出てみた
風もなくすっきり晴れてたくさんの星が瞬いていた

あの街の明かりも、多少(2割ほど)少なくなったが
まだ煌々と明るかった





登山道で出会った花

フシグロセンノウ:ナデシコ科




ヤマジノホトトギス:ユリ科 ユキザサの実:ユリ科
シラヤマギク:キク科




ツルニンジン:キキョウ科 ツルニンジン:キキョウ科
ウスノキに似ている赤い実
しかし、角ばっていなくて丸い

甘くておいしかった

行きも帰りも食べたので、
たくさんなっていた実も
全部なくなってしまった・・・





マイヅルソウの実:ユリ科 ゴゼンタチバナの実:ミズキ科
シラタマノキの実:ツツジ科




コイチヤクソウ:イチヤクソウ科

よく似た「ウメガサソウ」も
咲き残っていた




ウラジロナナカマドの実:バラ科

上を向いて実がつく




オオヒョウタンボクの実:スイカズラ科

有毒


ウラシマツツジの紅葉:ツツジ科 コケモモの実:ツツジ科

いっぱいなっていた




ミヤマホツツジ:ツツジ科

くるっとなっていないのは、ホツツジ


ガンコウランの実::ガンコウラン科

取り放題、食べ放題で
たくさんなっていた

口に入れると、小さな種がじゃりっとする




チングルマの種:ケシ科
コマクサ:ケシ科

下界で種をまいて育てて、
山に植えているそうである





2日目 9/14

今日の日の出は、5:26とか
その時刻に間に合うよう、山頂へ急ぐ

零下になると聞いていたので
いっぱい着こんで出かけた

八ヶ岳方面から陽が出ると聞いていたので
その右側は?南アルプスになる・・・よね?

気温、1℃
山頂には、4〜5cmほどの霜柱ができていた




昨日歩いてきた稜線
日の出は一瞬




昨日はガスの中だった御岳が、きれいに見える
朝食に間に合うよう、いそいで帰る
今日もロングコース

遠くの稜線の左が御岳、右は乗鞍岳

手前の朝日が当たりはじめたのは、木曽前岳




頂上木曽小屋はすぐ
登り7分、下り5分


木曽前岳に投影する、木曽駒ケ岳

小さく見える青い屋根は、玉の窪山荘




頂上木曽小屋の前で    6:30出発

寒いので、雨具の上下を着た

3回目の山頂を踏んで中岳へ

左奥が木曽駒ケ岳

下の青い屋根は、頂上山荘(今は営業していない)




中岳山頂

特異な形をした大岩がずらっと並んでいる




宝剣山荘を目指して下る

中央が宝剣岳、これからそこへ登る




宝剣岳への登り

ストックを片付け両手を使って登る
あっけなく20分で山頂に到着


山頂から眺める御岳





山頂から眺めるロープウェー駅


木曽駒へは何度も登っているという瑞浪の男性と一緒に

後ろの稜線は、昨日登ってきた山並み




山頂より、昨日登ってきた稜線を望む-1

左奥の小高い所が木曽駒ケ岳

中央の赤い屋根が天狗荘、青い屋根が宝剣山荘




山頂より、昨日登ってきた稜線を望む-2

1の続きの稜線

宝剣岳を下った後は、駒飼ノ池〜濃ケ池を経て
昨日の稜線に上がる




岩場の練習として
宝剣岳を少し下ってみよう・・・と、
昨日相談したので、
途中まで、交代で下って、また登り返してみる




鎖も新しくなっていて頑丈そう
宝剣岳へ登って下って約1時間
いい練習になった

これから沢まで下って、8合目に登り返す




ここでも紅葉が始まっていた
駒飼ノ池の跡

水が筋になって流れているだけ




一番水流の多かった沢を渡る

青い空と白い岩
秋の花の名残り




濃ケ池は、土砂が埋まってすっかり水が少なくなっていた
8合目の合流点までたらたらとトラバース気味に緩く登る

振り返ると、左:宝剣岳、右:中岳
その間に2つの山小屋が見える

あのてっぺんから降りてきた・・・


8合目で合流してからは、同じルートをしばらく歩く

まだ、10時頃なのに
ガスが出てきて木曽駒を隠してしまった

ここから西駒山荘を通らずに、将棊頭山へ行く




1年中水の涸れないという「天水岩」には、
なるほど、岩のへこみに水が溜まっていたが
「1年中なんてありえないよね」・・・と話し合う

周りは、ウラシマツツジの紅葉が見事

正面の山が、将棊頭山




昨日は、風が強くて
行く気にもならなかった将棊頭山山頂に到着

木曽福島側から強い気流が流れ込んでいるのか
稜線を境にぴったりガスの行く手が阻まれている
面白い風景(白い部分がガス)




山頂から「木曽福島コース」方面を望む
西駒山荘との分岐に向かう
こちらも、稜線を境にガスが行く手を阻まれている




西駒山荘との分岐で

茶臼山を見ながら、稜線での最後の休憩




分水嶺の標識




「信大ルート」と書いてあるコース
地図上では、同じ桂小場へ下山できるようになっている

できるなら同じ道は通りたくないので
ちらと偵察すると、
笹が生い茂って踏み跡が分かりづらそう

小屋番のオジさんも、瑞浪の男性も
ここからの破線のルートを勧めなかったので
同じコースを帰ることにした




オオカメノキの実

下りは、早い早い
つい、街中を歩くようなスピードになってしまう

登りには見かけなかった赤い実だが
下山時はあちこちで見かけた

桂小場の登山口に14:35着

出発してから、アップダウンの繰り返しで約8時間
さすがに足も、膝も疲れた・・・

こまくさの湯」に入って帰宅
多治見に6:00頃到着





登山道で出会った花

トウヤクリンドウ:リンドウ科




オオヒョウタンボクの実:スイカズラ科 トリカブトの仲間:キンポウゲ科
オヤマリンドウ:リンドウ科

やっと少し開きかけた花びら
今まで見た株はすべて閉じていた

太陽が出てきたので開いたのだろうか?




タカネツメクサ?:ナデシコ科

今まで見てきたタカネツメクサと
なんとなく葉の形の雰囲気が違う

ミヤマツメクサかも?


セリバシオガマ:ゴマノハグサ科

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