スリルのある八淵滝(やつぶちのたき・やつのたき)からぐるっと周回 武奈ケ岳 |
貴船の滝 |
●場 所 | 滋賀県大津市 |
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●標高 | 1214m |
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●山行日 | 2010年11月3日(水:祝日) | |||
●多治見から 登山口まで |
多治見=木之本IC=R8=R303=県道161=ガリバー青少年旅行村(P) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 丹羽、西尾、大川陽、若尾良 | |||
●コースタイム |
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多治見から約2時間弱で、ガリバー青少年旅行村に到着 登山者はここに駐車すれば入村料は不要 |
その代わり、しばらく舗装路を歩かなければならない |
ガリバー青少年旅行村の入り口 右折すると八淵滝方面に行ける |
最初は、「魚止滝」と「障子滝」 それへの分岐 ここはパス、大摺鉢に向かう (後でネット検索すると、ここが一番の難所らしい) |
遊歩道のような道を歩く 「魚止滝」と「障子滝」からの合流点は、 「下り通行禁止」の標識があり、ロープが張ってあった かなりの急坂で鎖もあった |
車の中からは、これで11月?というくらい 赤や黄色のない山ばかりだったが このあたりの山は紅葉が期待できそう! |
沢が左右から2つ集まっている「大摺鉢」に着いた 鎖をたどって沢を渡るコースは「初心者用」の標識 直進コースは、 「急坂・滑りやすい岩場・鎖場があり大変危険です」の注意書き しかし、先ほどの滝をパスしてきたので 今度は、どうしても上級者用のコースへ行かないと 胸が収まらないメンバーばかり・・・で、直進コースへ |
のっけから岩場を登る しっかりしたU字型の鉄の足置き場がある |
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しばらく、のんびりと沢の雰囲気を味わう |
先行のメンバーがなにやら立ち止まっている ??とよくよく見ると鎖を伝って降りていく若者が見え、 これからの展開に備えて、 ストックを片付けているところだと分かった ここが、「貴船の滝」 |
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近づいて下を覗き込むと 沢を渡るのに手間取っている光景が目に入った 沢を渡った後には、長い梯子も待っている |
まずは岩場を降りる 丈夫な鎖が二連もある |
降りたところは狭い足場 ここから鎖を伝って沢を渡る こんなこともあろうかと今日はスパッツを着けている |
水の下の岩の頭へ、慎重に足を置きながら渡る |
先行者の足元を見ながら順番を待つ |
鎖はしっかりしているが、支点がないので振られるとドボン |
長い直角の梯子の次も、鎖、U字型の足置きが連続 |
まだまだ続く |
ここを登れば滝の上部に出る |
「貴船の滝」 見事な眺め! 滝壺は、はるか下で見えない・・・ 「のぞきこまないで下さい」の標識もある もっと近寄って覗き込みたいのを我慢する |
「貴船の滝」の滝口を過ぎると 穏やかな風景になってきた 出発してから1時間は過ぎている 緊張をほぐしながら一休み |
まだ沢とは縁が切れず 小沢を何度も渡り、滑りやすい丸木橋を渡りながら上流へ |
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かなり大きい滝が見えた |
朽ち始めた丸木橋を渡ると「七偏返し滝」の標識 それで、その先はどう進む??と探すと 沢に沿って鎖が伸びていることに気づいた |
いくつもの鎖を伝って先へ進む |
やっと穏やかな沢沿いの道になった |
沢も狭くなり、平坦な場所に出た このあと沢から離れて登りになった |
八雲ケ原方面への標識 踏み跡ははっきりしない所もあるので要注意 |
紅葉・黄葉がきれいになってきた |
八雲ケ原に着いた 10年以上前にここへ来たことがある まだ、比良スキー場があり ロープウェイが運行していたので このあたりは観光客や登山者で混雑していた |
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八雲ケ原の湿地帯 木道を歩いた記憶もある 今は閑散として静かな山になっていた 遠くの山が武奈ケ岳か? |
スキー場跡をまっすぐに登る |
青空をバックにした黄葉と紅葉に目を奪われる |
登りの途中で振り返ると・・・ |
尾根上にアンテナのある反対側の山が見えた |
スキー場を登りきった地点から右の尾根に入る このあたり、木々の葉はほとんど落ちてしまっている |
なんだか雲行きが怪しいな・・・と思っているうちに ぱらぱらと雨が降ってきた 降りかたが強くなってきそうなので 雨具とザックカバーをつけた ふと地面を見ると!白い雪!だった |
遠目に武奈ケ岳の山頂にいる人や標識も見えた 雪の降っている中、途中で休むこともできず スピードを落として一気に山頂まで行くことにした 雪がレンズに付いたらしい 左側がぼんやりしてしまった |
あれ?もう山頂?・・・というくらい、らくらく到着 山頂での写真にもまだ雪がくっついていてぼんやり・・・ |
遠くの山もすっかり雪雲の中 先ほどまでの青空が嘘のよう この後、雨具のズボンを履き ツエルトの中に潜りこんで休憩した たった1枚の薄い布なのに中は暖かい ツエルトがなければ、雪と風の中で10分も我慢できないが おかげで温かい飲み物と行動食を取ることができた |
さあ、出発 ツエルトには、びっしょり雨粒が付いていた じっとしていると寒い! 「細川越」の標識を確認して下山にかかる シャッターを押す指先が冷たい・・・ |
晴れていれば、景色を楽しみながらのんびり歩ける稜線も 寒さに負けないよう、ぬるぬるした坂道で滑らないよう 脇目も振らず、足元ばかり見て歩いた |
細川越の分岐 ここから谷に下りる 静かで落ち葉いっぱいの道 |
分岐から降り始めると、沢の水も流れるようになってきた |
せせらぎの音を聞きながら 紅葉に包まれながら、沢沿いの道を歩く |
見事な紅葉! いったん通り過ぎたが引き返して撮った1枚 |
ずぶずぶのミズゴケがいっぱいの湿地もある |
広谷分岐 この近くに「比良望武小屋(無人)」があったので 庭先のベンチで休憩を取った |
雨も止み青空も戻ってきた 振り返ると武奈ケ岳の山頂が見える! 山頂にいる人影も見える! |
見事! |
「七偏返し滝」に行けるコースがある? 行きにはそんな分岐は見当たらなかったが??・・・ もう雨の心配もないし、暑くなってきたので雨具の上を脱いだ |
どんどん下る もうすぐ「大摺鉢」 |
「大摺鉢」 最後の渡渉 ここまできてドボンは嫌なので慎重に渡る |
渡りきったところで記念写真 これで、ぐるっと時計回りをしてきたことになる ここから約30分でガリバー旅行村に到着 あ〜、楽しかった! |
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