落ち葉を踏んで、ぐるっと周回

             
水無山〜綿向山〜竜王山縦走
             





綿向山 山頂


●場 所 滋賀県蒲生郡
●標高 水無山 985m  綿向山 1110m
竜王山 825.8m
●山行日 2009年11月28日(日)
多治見から
  登山口まで
多治見=養老SAで朝食=八日市IC=御幸橋(P)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 西尾、丹羽、大川陽、若尾良
●行 程
多治見
養老SAで朝食
八日市IC
御幸橋(P)
ヒミズ谷出合小屋
水無山分岐
水無山
水無山南峰
水無山分岐
表参道と合流
綿向山
竜王山分岐
竜王山
水木谷林道
御幸橋(P)

5:25発
6:15〜6:30
7:30
7:50〜8:00
8:15
9:55
10:10
10:15
10:35
10:50
11:0〜11:50
12:00
13:30
14:10
14:40着

      周辺の地図はこちら       ルート地図はこちら


多治見から約2時間半で、御幸橋駐車場に到着

すでに数台の車

川沿いに進む




しばらく広い道を歩いた後、
堰堤の上に出ると北畑林道に出る




北畑林道から少し入った所に
きれいなヒミズ谷出合小屋がある

この小屋の手前から「水無山北尾根コース」が始まる




北尾根コースといっても、尾根は歩かない

ヒミズ谷を左手に見下ろしながら
時々ジグザグを混じえながら
中腹をずう〜っとトラバースしていく

「登山道が狭く足場が不安定な所があるので滑落に注意」
・・・の標識 




確かに、登山道は狭いし、
落ち葉が積もっているので足元が危なっかしい

所々にロープは張ってあるが、
ゆるゆるであまり頼りにはならない




落ち葉の下に、隠れている木の根や石があるので
気が抜けない





いったん、「杓子ヒミズ谷林道」に出るが、
すぐ山道に入る

この林道は途中でプッツリなくなってしまう

左下の林道を見下ろしながら登るが
落石がごろごろしていた




谷を挟んだ向こう側の稜線が
下山路に使う竜王山への稜線らしい

稜線に2本建っている高圧電線の鉄塔が目印で
その足元を通ることになっている

その続きの高圧電線は、
今歩いている北尾根コースも横切っているが
木の葉の茂みで気づかなかった




ツルシキミの実

茎が横に伸びて這うように広がっているのは
「ミヤマシキミ」ではなく「ツルシキミ」らしい




相変わらずトラバース道が続く

手前の右斜面の葉っぱは、イワカガミ

びっしりと群生したいた




いくつもいくつも谷を渡って進む
休憩したくても、平らで広い場所がなかなかみつからない




水無山への分岐に着いた



今までのトラバース道とはうって変わっての急登

右半身は、谷から吹き上げる冷たい風にさらされ、
左半身は、やっと出てきた太陽の光を浴びてぽかぽか




水無山山頂  990.7m

分岐から約15分
こちらの方が南峰より少々高い
しかし、展望は良くない




南峰に到着  985m
北峰からほんの5分

こちらの方が綿向山・鎌ケ岳がよく見える




さあ、下山

綿向山と「文三ハゲ」が良く見えるポイント

「文三ハゲ」上部の稜線を
そのまま進んでいけるようなルートが見える




元の分岐に戻ってから
落ち葉の積もった急斜面を登り、綿向山を目指す




「文三ハゲ」の上部

このまま進めそう・・・という意見も出たが
安全策をとって道標に従う

(安全ルートでもない、急斜面の細いトラバース道だった)




ヒミズ谷の源頭部を渡ると、合流地点はもうすぐ




表参道と合流した

ここからはいい道になる




先ほど登った水無山の双児峰

1時間であんなに遠くになってしまった・・・
なんだか低く見える




山頂直下の急な階段


綿向山に到着

「文三ハゲ」から直登できそうなルートを探したが
分からなかった




山頂から雨乞岳を望む

その奥には、ちょっと変わって見える鎌ケ岳や
2週間前に縦走した宮指路岳・仙ケ岳もそれと分かる




地図を見たり、早い昼食をとったりの大休憩の後
竜王山へ




「ブナの珍変木」
先回の積雪期には見られなかった木の輪くぐり

くぐれば幸せを呼ぶ・・・なら、くぐらなくっちゃ




順番に木でできた輪の中をくぐる

腰を低くすれば簡単にくぐれるほどの大きな輪になっている




気持ちのいい稜線歩き

でも、寒くて1枚着込んでいる
振り返って見上げる綿向山
(このあと、ガスが山頂を覆ってしまった)




竜王山と雨乞岳の分岐

「忠告」!の文字のあとには
「登山道が不明瞭な上、イブキザサが背丈を越えて
迷いやすく、遭難者も出ています。
充分な装備と読図力のある熟連者以外は
入山を控えてください。」・・・と恐ろしげな文が続いていた

ぐるっと行って帰って来られるなら挑戦もしたいが
どんどん進めば三重県側へ行ってしまい
駐車場へ戻ってこられない・・・




分岐からしばらく進むと
すぐ急降下が始まった




落ち葉の下に注意しながらの下り

カメラを構える余裕もなかなかない

周りはシャクナゲの大木がずっと続いている




またまた、注意呼びかけ標識

「急坂が続く難路で、滑落・落石に注意」・・・だって




ここは岩場の上

ここから登山道はほぼ90度に曲がる



立派な標識だが、1/25000の地形図には
917mピークの場所はない・・・




久しぶりのたらたら尾根



鉄塔の下に着いた

登りに確認していたあの2本の鉄塔

「杓子ヒミズ谷林道」も遠くに見える

左手前に見える林道はどれ?と、地図と見比べる




綿向山は?    ガスの中



竜王山に到着

もう展望はこの先ないので、風を避けて休憩




眼下に集落が見える




さあ、下山

落ち葉がいっぱい積もった道と
もうこれで今年最後か?と思われる黄葉




水木谷林道の登山口に着いた
ここから舗装道路を30分歩けば御幸橋の駐車場





ここをクリックすると紅葉がきれいに見えます
駐車場を目指して林道歩き

水木谷林道の奥を指して
「奥の平を経て綿向山へ」との小さな案内もあったが
稜線上で分岐が見つからなかったのはなぜ・・・??




とても素晴らしいグラデーションの紅葉を見つけたので
呼び戻して記念写真を撮る




「登山者用駐車場へ」の案内板に誘導されて、スタート地点に到着

ぐるっと周回してきた・・・


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