白瀬峠から踏み跡なし       
      御池岳     カタクリ峠の手前まで




引き返し地点


●場 所 三重県いなべ市
●山行日 2010年2月8日
多治見から 
  目的地まで
多治見=多治見IC=関ヶ原IC=藤原町山口=登山口(P)
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス 飛行機 
●参加者 丹羽、大川陽、鈴木田
日 程
多治見
登山口
坂本谷分岐
白瀬峠
冷川岳
引き返し地点
坂本谷分岐
登山口(P)
6:45発
8:15〜8:25
10:30
11:40

12:10〜12:40
13:35
15:10着

 地図はこちら


前々日(2/6)の大雪と、前日(2/7)の道路凍結が心配で
平日の今日(2/8)に延期した山行である

高速道路も、306号線もきれいに雪が融け
登山口までの林道もきれいに除雪してあった

登山口では、名古屋ナンバーの猟師さんに
声をかけられた
『このあたりは猪はいなくて、鹿が多い』・・・そうである




林道脇の小道を少し進んでから谷を渡り、
左に深い谷を横目に見ながらのトラバース

足跡から察するに
昨日はかなりの人が入っていたらしい・・・と分かる
昨日の登山者は
夏道と限らず、どこでも歩きたい所を
ずかずかとスノーシュー(らしい)で歩き回っていたようである

鉄塔の下の曲がり角で休憩
ここから尾根に上がる




足跡はあちこちについているので
どこが歩きやすいか選びながらの前進

ときどき、足跡につられて
急傾斜の杉林に入り込むこともある

ようやく展望のいい鉄塔のある広場に出た

遠くに伊吹山が見える




坂本谷との分岐点  10:30
ここまでに約2時間かかった

まっすぐの足跡は、藤原岳方面
御池岳へは右折する

御池岳への人数は少なかったらしく
急に足が雪に沈むようになった

それも、体重に比例しての様で
軽い人はすいすいと歩けるのだが
重い人は一足ごとにずぶりずぶりと沈んでしまう

・・・で、輪かんを着けることにする




白瀬峠への途中、水場のあたり

昨日の登山者の足跡はあちこちにあり
どれを選択するかに迷う






白瀬峠への途中で休憩

昨日の登山者の足跡のうち
急な斜面コースを選ぶと、
たった一足二足のことなのに
雪と格闘するだけでまったく進まないこともある

白瀬峠、11:40
登山口から約3時間かかった

昨日の登山者の足跡はここでおしまい




「コグルミ谷 御池岳」の標識を横目に
尾根へと進む

右側は急斜面になっていて
雪庇もできているので近づかないようにして、
できるだけ一番高い所を歩くように心がける

ところどころの赤ペンキと
なんとなく木々の間が開けているような所を探して
足を踏み出す




冷川岳 1050m

どうも御池岳まで行けそうにないので
これもピークのひとつ・・・と思って記念写真




尾根道をどんどん進む

新しい真っ白な雪面に足を踏み出すのは
何回味わっても心地いいものである

ここを下ればカタクリ峠・・・地点に来た
すでに12時を過ぎている

ここからまだ御池岳までは
踏み跡のない所を下って登って
2時間はかかりそう・・・と計算する

到底山頂まで行けそうにないので
今日はここまでとし、引き返すことにして
御池岳方面をバックに記念写真

その後、ツェルトを被ってランチタイム

はたはたとツェルトがはためいて
歩いているときは気にもしなかったが
かなりの風があることを実感した




自分たちで付けた踏み跡をたどって下る
しっかりしたトレースになっていて歩きやすい

白瀬峠からは尾根道を外れるので雪が深くなる




坂本谷分岐  13:35

輪かんを外し、身軽になって下山




伊吹山が見えた鉄塔からは道が左右に分かれるので
登りには通っていない左側に入った

鉄塔下から見える景色は、空がどんよりして、
登りのときのようなすっきり感がなくなってしまっていた

昨日、左側の道を登ってきた人は少なかった様で
ずぶりずぶりと沈みながら下った
しかし、登りと違って下りはいくら沈んでも楽々

登りに使った尾根道へ上がり、
丁度8の字を描くように下山コースをとった

ここは、8の字が交差する地点
雪が融け、土が見え始めていてがっくり
(でも、これ以後がすべて土の見えるコースでもなかったが)


子向井山の小さな標識を見ながら
どんどん尾根道を下り、鉄塔を2つ見回ってから
暗い樹林帯へ

もうこの辺りは、岩や土も見え始め
つるつる滑りやすい道となったので
用心しながらジグザグに下り
登山口からほんの少し離れた林道に到着  15:05

行動時間、6時間40分

もし、頂上へ行っていたら・・・
プラス3時間を見積もると明るいうちの下山にはならない
ま、しかたないか・・・と自分に納得させる

 山行記録(2006年〜2010年)へ戻る

 トップページへ戻る