〜思わぬ残雪と雪渓で、花はまだまだ〜 |
横 山 岳 |
横山岳 山頂にて |
●場 所 | 滋賀県長浜市 | |
●標高 | 1131.7m | ||
●山行日 | 2010年4月24日(土) | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=多治見IC=米原JC=神田PA=木ノ本IC=R365=R303=杉野=網谷林道=白谷登山口(P) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 水野マ、丹羽、大川陽、藤岡 | ||
●行 程 | 多治見 白谷登山口(P) 広域林道 太鼓橋 経ノ滝 五銚子の滝 山頂 東峰 下山口 白谷登山口(P) |
5:30発 7:05〜7:20 7:55 8:10〜8:15 8:20 9:20 10:55〜11:20 11:50 13:10 13:55着 |
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地図はこちら |
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白谷登山口の駐車場 先行者は大阪ナンバーの車1台のみ |
この白谷の上流に向かう 遠くに見えるのが横山岳方面 |
1998年5月31日に訪れているが その時は、すぐに谷に下りた・・・ 今回は、右折して、広域林道に突き当たるまで 杉林の中を登るコースになっていた (2008年4月26日には、広域林道ができていたので 太鼓橋から登り、 『ありとあらゆる花が咲いて』いて、 『雪は山頂に少し残っていた程度』だったそうである) |
ジグザグに登る |
鹿の食害防止のテープ |
広域林道に出た 左折して谷の折り口までしばらく歩く |
土砂崩れ ガードレールぎりぎりまで土砂が押し寄せていた |
太鼓橋 ここから林道を離れ、谷沿いに進む 気温、8℃ 寒い! |
なんと! 太鼓橋から見下ろす位置には、 スノーブリッジができていた |
雪解け水のせいか、水量が多い |
沢は、水面下の岩の上を踏んだり ざぶりと水の中へ入ったりして何度も渡渉する |
「経ノ滝」を右手に見ながら渡渉する |
登山道をさえぎるように雪渓が居座っているので 脇を通ったり、乗っ越したりしながら前進 フィックスザイルも所々にある |
一番の難所を過ぎ、やっとたどり着いた所が、 五銚子の滝 後ろを振り返ると、大勢の登山者がやはり同じところで 手間取っていた |
五銚子の滝から上は、 あちこちにフィックスザイルが張られている急登 そこを過ぎ、尾根へ出てほっとするまもなく またまた滑りやすい赤土の急登になった 「あと300m」、「あと200m」・・・の標識に励まされて登る |
頂上に着いた 以前の記憶ではひろ〜い山頂だったが 記憶違いだろうか、とても狭く感じた 見晴台ももっと大きく立派だった記憶があるが ぐんと小さくなっていた 先行者の姿無し |
プレハブの陰、丁度いい高さの雪に腰を掛け 冷たい風を避けて休憩 その後、東峰に向かう 古びた標識が五銚子の滝と東峰への分岐に置いてあった |
頂上から数分の所からの展望 国見岳方面 |
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まさか、また雪の尾根歩きができるとは、 思ってもいなかった |
遠くまでくっきり見える |
木の根元には、丸い雪解けの穴 |
東峰 |
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登山道の両脇には、イワウチワの群生 しかし、写真にはその素晴らしさが写ってくれない |
どんどん下る もうすぐ広域林道に出るはず |
見上げると、横山岳の本峰(左)と、東峰(右)が見える |
東尾根登山口 ここまで車が入れるので、 山菜採りらしいファミリーに出会った |
広域林道から左折して、 沢沿いの網谷林道を駐車場まで歩く つくしがどっさり並んでいた このあたりの人は、食べないのだろうか? お土産にひとつかみ貰っていった 約40分で駐車場に到着 |
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出会った花たち |
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イカリソウ |
エンレイソウ |
調べ中 初めて見た!! |
ネコノメソウの仲間 |
スミレサイシン 『スミレサイシンは北海道西南部と 本州の主に日本海側に分布する多年草 日本のスミレの仲間では最も大きな葉をつけるもののひとつ』 |
ハタザオの仲間 |
ミヤマキケマン 『近畿以北の日当たりの良い山地の崩壊地、 谷川の礫地、林の縁などに生える多年草 葉は細かく切れ込んでいる』 |
ヤマエンゴサクの仲間 |
ミヤマカタバミ 薄ピンク色 |
ミスミソウ 見事に葉の先がとがっている |
マンサク 薄い黄色で小さめの花 下界で見たマンサクは、もっと大きくて色が濃かった・・・ 花びらのように見えるのは、「がく」 まだ、あちこちにたくさん咲いていた |
イワナシ 葉に隠れて上からは花が見えない もしかして・・・と、葉を持ち上げたら咲いていた〜 |
イワウチワ? トクワカソウ?・・・トクワカソウと言えそう・・・ トクワカソウ 『山地の林下に生える常緑の多年草 イワウチワの変種で、根茎は長く横に走り大きな群落を作る 葉は広楕円形で、基部が円形または楔形となる傾向がある イワウチワ 母種のイワウチワの葉は扁円形で、長さより幅が広い 基部は、はっきりとした心形となる』 |
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葉を比べてみた |
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A B C AとBは隣同士の株 AとBは隣同士の株 Cは別株 基部は、はっきりとした心形に 基部は、はっきりとした心形とは 基部は楔形になっている なっている いえない ・・・トクワカソウ? ・・・イワウチワ? ・・・トクワカソウ? イワウチワもトクワカソウ、どちらもイワウメ科イワウチワ属 『区別しにくい固体もある』そうなので困った・・・ |
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ダンコウバイ? アブラチャン? |
タムシバ 上の方はまだ蕾だった あちこちに咲いていた |
イチリンソウ 行きには、蕾のイチリンソウばかりに出会ったが、 帰りには、陽の光を浴びてぱあーっと開いていた |