岩峰と岩稜の核心部 そして寛容なる爺ケ岳へ |
後立山縦走 五竜岳〜鹿島槍ケ岳〜爺ケ岳 |
五竜岳 鹿島槍南峰 爺ケ岳中峰 |
●場 所 | 富山県黒部市、長野県大町市 | ||||||
●標高 | 五竜岳2814m 鹿島槍ケ岳2889m 爺ケ岳 2679m |
|||||||
●山行日 | 2010年8月21日(土)〜8月23日(月) | |||||||
●多治見から 登山口まで |
多治見=みどり湖SAで朝食=豊科IC=信濃大町市営無料駐車場 ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠ロープウェイ・リフト |
|||||||
●参加者 | 大川陽、丹羽、西尾、若尾良 | |||||||
●行 程 | 8/21
|
|||||||
地図はこちら コメントは4人で分担 |
8/21
五竜遠見駅 JR神城駅でシャトルバスが待っていてくれた |
始発のテレキャビン駅 階上から長蛇の列 |
テレキャビン ゆったり4人乗り |
雲間に八方尾根 |
リフトへの乗り換え リフト駅への道路にヤナギランの群生 |
リフトから降り、さあ、これから出発 バックは八方尾根 |
歩き始めからすぐ、お花畑 傍らにツリガネニンジン アザミ? |
パラグライダーを楽しむ人 私たちの頭上すれすれに飛んでいた |
その通りです! |
見返り坂から眺めた景色 |
小遠見山への急登
|
やっと 着きました! |
今度は下り |
案内板を横目に通過 |
大きな雪渓がまだ・・・ |
まだまだ 登りは続く! |
遠見尾根の案内板は 親切 |
「小」「中」「大」の次は、「西」遠見 |
またまた下る |
長〜い遠見尾根を振り返る |
あの やせ尾根を・・・ |
ガスが出てきた |
白岳は雲に隠れて |
歩いてきたコースを振り返る いくつものピークを越えてきた・・・ |
斜面に群生する アザミ (タテヤマアザミ)* |
あのピークが白岳 |
ピンクのシモツケソウが、 ガスをバックにして鮮やか |
ガスが片面にだけ 吹き上げている 五竜岳がうっすら見えてきた! |
やったー 山荘だ! |
ヤマハハコの群生 |
お疲れさまー 思わず笑顔が |
斜面に張ったテント群 このあと、小屋近くの特等席に引越し 今夜は安心して眠れる |
明日登る五竜岳を望む |
|
8/22 |
|
テント場からご来光 |
どっしりした五竜岳へ |
昨夜泊まったテント場を見る |
五竜への登りー1 山が茜色に染まった! |
五竜への登りー2 今度は金色になった! |
急な登りの岩場 大部分の人は、身軽での往復 |
五竜岳頂上を望む |
鹿島槍が見える 五竜岳の次はあそこまで |
頂上までもう少し |
ここが頂上かと思ったが、分岐だった |
五竜岳頂上 バンザ〜イ! |
立山連峰、劔岳が目の前に・・・ |
唐松岳・白馬槍方面 1週間前、天気が悪くて行けなかった山々 |
北アルプスの山並みが続く どんどん縦走すると 鹿島槍ケ岳〜爺ケ岳〜針の木岳〜蓮華岳へ |
ここをクリックすると大きく見えます |
|
鹿島槍ケ岳までがんばろう・・・ | 五竜岳からの下りは、足元要注意! 鞍部で、今下ってきたルートを振り返る (左奥が五竜岳) |
G4、G5という難所があると聞いていたが ここ!という場所は分からずじまい (G5だけは赤ペンキで書いてあるのを 遠目に見たが) |
とにかく岩場の連続 アップがあればダウンもある 鎖も多い、梯子もある |
8:15 出発してから3時間が過ぎ 五竜岳が遠くになったちょっとした広場 展望もいいので休憩 |
左と同じ場所で これから、あの鹿島槍に向かう まだまだ遠い |
ここをクリックすると大きく見えます |
|
あの岩山のずっと上のほうに梯子が見える |
息を整えてから梯子をつかんで登る |
天気のいい日の稜線歩きは気持ちがいい |
「北尾根の頭」 標識の文字が薄い 目の前は、劔 |
まだまだ遠い遠い鹿島槍 |
岩場の急な登り 何度も何度も |
やっとキレット小屋が見えた・・ 手前で休んだので、ここは通過 |
わぁ〜 ヘリだ〜 キレット小屋の荷物を降ろす 私達は急な坂に身を伏せて待つ |
キレット小屋からは急な登りになる |
今度はクサリだよー |
急な登りを 登る 登る |
キレット小屋からの急な登りの後は、 ハシゴを慎重に下る |
ここをクリックすると大きく見えます |
|
昨日、とおみ尾根から見上げた雪渓を眼下に |
目線は劔、立山 |
鹿島槍までの苦しい登り-1 |
鹿島槍までの苦しい登り-2 五竜からここまで歩いてきた・・・ |
鹿島槍、北峰まであともう少し |
やっと吊尾根の分岐に到着、荷物を置き北峰へ |
ここをクリックすると大きく見えます |
|
北峰に着きました・・・ 疲れた・・・ |
南峰への途中、北峰を振り返る よ〜く歩いてきたね〜 |
南峰で今度は元気良く、はいホーズ |
鹿島槍南峰から冷池山荘へ下る |
下山は早い、鹿島槍を振り返る |
目の前は布引山 |
布引山への途中、鹿島槍の双児峰を振り返る |
布引山山頂
|
最低鞍部より 冷池山荘がとても遠く感じられた |
|
8/23 |
|
小屋前の広場で、日の出を待つ |
冷池小屋は新しく快適な小屋になっていた |
一面の雲海の上の日の出
|
モルゲンロートに染まった鹿島槍 |
今日は最終日、爺ヶ岳へ
|
斜面が崩れた上に小さく冷池山荘が見える その右に、布引山ー南峰ー北峰が並ぶ |
赤岩頭の分岐手前
|
山荘を振り返る 山荘上の山の上部がテント場 あまりの遠さにテント泊はあきらめた テントを持っているのに・・・ これがそのテント場 |
遠くに可愛い赤屋根の種池山荘 |
爺ヶ岳、中峰へ |
爺ヶ岳、中峰山頂 バックは鹿島槍 |
中峰山頂より 遠く、槍ヶ岳も見える |
爺ヶ岳中岳より南峰を眺める |
南峰山頂 もう登りはなし〜 |
ここをクリックすると大きく見えます |
|
のんびり良い眺めを楽しんでの下山 真正面に劔・立山 |
種池山荘目指して下山-1 正面は、蓮華岳 |
途中、雷鳥の親子が登山道に 左 母親 中 子ども-1 右 子ども-2 |
|
種池山荘目指して下山-2 |
種池山荘前のお花畑を横目に、柏原新道へ |
柏原新道を下る ずんと下に扇沢が見下ろせる |
タクシー予約時間を見計らって、木陰で休憩 (後で分かったが、ケルンのすぐ手前だった) |
もう少しで登山口 |
登山口に到着 お疲れ様〜 タクシーは予約の30分前、11:30に来ていた |
出会った花や実 |
|
アカモノ(別名 イワハゼ)の実:ツツジ科 |
オオカメノキ(別名 ムシカリ)の実:スイカズラ科 |
ゴマナ:キク科 |
ママコナ:ゴマノハグサ科 花の下唇にある白い突起が米粒に似ているから 飯子菜(ママコナ)という名前がついたとか、 種が米粒のように見えるからとか、 2つの説がある よく似ているミヤマママコナは この突起が黄色いそうである |
ゴゼンタチバナの花:ミズキ科 |
ゴゼンタチバナの実:ミズキ科 |
オヤマリンドウ:リンドウ科 |
ミヤマコゴメグサ:ゴマノハグサ科* |
モミジカラマツ:キンポウゲ科 |
ハクサンボウフウ?:セリ科 シラネニンジン?:セリ科 |
コバイケイソウ:ユリ科 |
ハリブキの実:ウコギ科 |
ウサギギク:キク科 |
ヤマブキショウマ:バラ科* |
ミヤマアズマギク:キク科 |
ミヤマリンドウ:リンドウ科 |
ヤハズヒゴタイ:キク科 |
シロバナニガナ:キク科 花びらが10個以上と多いのでシロバナニガナ シロニガナは、花びらの数がすくないとか |
カライトソウ:バラ科 先端の部分からだんだん下へと咲き進むのが特徴 |
ウラジロタデ:タデ科 雌雄異株 これは雌株 受粉した若い果実は赤っぽくなるとか |
タテヤマアザミ:キク科* 皆、横を向いていた |
シモツケソウ:バラ科 とても鮮やかだった |
イブキジャコウソウ:シソ科 |
タテヤマウツボグサ:シソ科 低地で咲くウツボグサに比べると 色はぐんと鮮やか、花もぐんと大きい |
オオヒョウタンボクの実:スイカズラ科 おいしそうな色をしているが、 別名「嫁殺し」といって猛毒だそうである |
ヤマハハコ:キク科 |
オヤマソバ:タデ科 ソバの花に似ているので こんな名前が付けられたようである |
タカネマツムシソウ:マツムシソウ科 低地で咲くマツムシソウに比べると 花が大きく背が低い |
ウメバチソウ:ユキノシタ科 |
ダイモンジソウ:ユキノシタ科 高山型のミヤマダイモンジソウは、 全体が小型で「大」の下の花びらが あまり長くならないそうである |
タイツリオウギの実:マメ科 ぷっくり膨らんだ実が、「鯛」に似ていることから こんな名前がついたようである 花の時は、イワオウギやシロウマオウギと よく似た白い花だが 実になると、かんたんに区別ができる イワオウギの実 マメごとにくびれができるのが特徴 |
トウヤクリンドウ:リンドウ科 全開しないのが特徴 これくらいで、精一杯 |
シラタマノキ(別名 シロモノ):ツツジ科 |
チングルマの穂:バラ科 |
コケモモの実:ツツジ科 |
ハクサンフウロ:フウロソウ科 |
ベニバナイチゴの実:バラ科 大きくて真っ赤でおいしそうに見えるが、 試食した人の話では「おいしくない」そうである |
* 印は、2010年12月16日、白馬五竜スキー場「エスカルプラザ」でお会いした「白馬五竜高山植物園:坪井氏」より教えて
いただいた名前
雪山を歩こうと白馬五竜スキー場に出かけ、帰りのシャトルバスを待っている際、暇そうにしていたからか声をかけて
もらい、名詞をいただいた。
名詞に書いてあったアドレス宛てに、名前が特定できなかった花の名前を尋ねた所、親切にも返信メールが届いたので、
訂正しました。
有難うございました。