アメリカ西部周遊の旅  旅のあれこれ



地図 気候 グランドキャニオンの地層
ブライトエンジェル・トレイル 展望ポイント バスの旅(トイレ)
ツアー会社・費用など 両替・物価 持って行ってよかった物


 旅の様子はこちら 


アメリカの州地図

成田空港からロサンゼルス空港へのシンガポール航空直行便を利用
   (ロサンゼルスは、カリフォルニア州)

大型のトイレ付きバスで周遊


〈訪れた場所〉 赤線の所

グランドキャニオン・アンテロープキャニオンは、アリゾナ州
モニュメントバレーは、ユタ州
ラスベガスは、ネバダ州


〈周遊の順〉


1日目(11/24) 成田〜ロサンゼルス・ロサンゼルス観光(ロサンゼルス泊)
2日目(11/25) ウィリアムスへ(ウィリアムス泊)
3日目(11/26) モニュメントバレーへ(カイエンタ泊)
4日目(11/27) アンテロープキャニオン&グランドキャニオン(グランドキャニオン泊)
5日目(11/28) グランドキャニオンからラスベガスへ(ラスベガス泊)
6日目(11/29) ロサンゼルスへ(ロサンゼルス泊)
7・8日目(11/30・12/1) 帰国(ロサンゼルス⇒成田⇒帰宅(12/2)


アメリカの気候

ロサンゼルスは、温暖多雨気候(別の本には「地中海性気候」とあった
朝、霧が出たり、雨が降ったりしていた

ラスベガス・モニュメントバレー・グランドキャニオン・モニュメントバレーは、
砂漠気候  畑や果樹園など、な〜んにも見えない土地が、走っても走っても続いた

11月のロサンゼルスやグランドキャニオンの気温・降水量(雨の降る確率)を
前もって調べておかないと、どんな服を持って行っていいか分からないので、
やはりネットで探した。
   
アメリカの各地の年間天候はこちら
年間平均降水量・平均最高気温・平均最低気温・降水量がよく分かった

アメリカ西部の天気と気温はこちら
今日の天気から1週間分の予想が分かるので、出発前から見ていた

グランドキャニオンの天気と気温はこちら
都市と違って砂漠地帯、標高も高そうなので、調べたがやはりマイナス気温だった
  
グランドキャニオンで朝日が昇るのを待つ間はかなり寒かったが、下調べのおかげで大丈夫!



グランドキャニオンの地層
  
上の図にあるように、上部は本当にきれいな平行になった地層だった

現地で購入した日本語版の「グランドキャニオン国立公園」の本を読むと、『 』は引用部分

『500万年の年月をかけてゆっくりと、隆起する大地を切り込んでいき、
さらに雨水と雪解け水が岩壁を侵食していった』
『コロラド川はその結果として、地球の活動の20億年分の歴史をあらわにした』と
書かれている

1番上の層の「カイバブ石灰層」は300〜500フィートとあるが
メートルに換算すると(1フィートは30.45cm)約91〜152m

以下も同じようにメートルに換算していくと

2番目のトロウィープ層=約76m〜137m
3番目のココニノ層=約15m〜107m
4番目のハーミット層=約76m〜305m
5番目のスパイ砂岩・頁岩グループ=約290m〜411m
6番目のレッドウォール石灰層=約137m〜213m
7番目のテンプルビュート石灰層=約9m〜304m
8番目のムアヴ石灰層=約15m〜304m
9番目のブライトエンジェル頁岩層=約61m〜137m
10番目のタピーツ砂岩層=約30m〜91m
それより下は、「グランドキャニオンスーパーグループ」や「ゾロアスター花崗岩層」「ヴィシュヌ片岩層」などが
複雑に入り組んでいる

この図と高さを比べながら、グランドキャニオンの地層を眺めると、またまた面白〜い!


サウスリムとノースリム〉
ノース・リムの方がやや標高が高くなっている(300〜400m高い)

上記の日本語版の本には、
『サウス・リムの降雨量は、年間370mm、ノース・リムは680mm』
『サウス・リムの縁の高さは1.5km、縁からコロラド川まで平均して4km先に位置している』
『サウス・リムの傾斜は21度』
・・・ということは、トレイルを下ってコロラド川まで行くには、急な斜面を1.5km歩かなければならない
(ジグザグなので距離はもっと長くなる)

コロラド川まで下りられるトレイルは、3つあって、
「ブライトエンジェルトレイル」・「サウスカイバブトレイル」「ハーミットトレイル」と名付けられているそうだ


ブライトエンジェル・トレイル
  左の地図から分かるように
  サウス・リムの一番上にスタート地点の
  「ブライト・エンジェル・トレイルヘッド」がある(標高088m)

  そこからジグザグに降りていくと、
  1.5マイル地点に「レストハウス」がある(標高1746m)
  ここから引き返すと、2〜4時間かかる

  次は、3マイル地点にレストハウスがある(標高1447m)
  ここから引き返すと、4〜6時間かかる

  次は、9マイル地点にインディアンガーデンがある
  (標高1158m)
  ここから引き返すと、6〜9時間かかる

  一番下に「プラトーポイント」(標高1140m)

  コロラド川まで下りるならあと400m下らなければならない(標高756m)

  私達は、約30分下っただけなので、ほんの序の口だったわけ

   〜グランドキャニオンに置いてあるフリーペーパーより〜


   
ネットでハイキングルートを探していたら、とても参考になるページを見つけた

そのページを読むと、
川まで降りるなら日帰りは無理なので、コロラド川を吊橋で渡り、
川の近くにある「ファントムランチ」で宿泊する(予約必要)
相部屋や個室もあり夕食も提供される・・・と

とっても楽しそう〜だが、私にとって「花があるかないか」は重要事項!
花がない急斜面を、ひたすら下って登るのは、つ・ら・い・・・
花があれば、チャレンジしたい!


グランドキャニオンの展望ポイント
        (1)

右端の赤線が、デザートビュー  ここからなら、コロラド川が見下ろせた

左端の赤点は下の地図の右にある赤点に続いていく

(2)

中央右よりの赤線は、マーサポイント(ここで夕陽と朝日の景色を見た)

中央が、ブライトエンジェルポイント(往復約1時間程ウォーキングしてきた)

(1)と(2)の地図はひと続きになっているが、長いので、半分に切った
(1)の左端の赤点と(2)の右端の赤点が同一場所

           〜グランドキャニオン(Grand Canyon)の地図より〜
            (羽柴ガイド氏からフリーペーパーと共に配布された)


バスの旅 トイレ休憩
トイレ付き・大型バス

前の方6席くらいは、毎日日替わりの指定席

その後方は自由席
(往路は右側から日が差し、眩しい
帰路は、左側が眩しい)




トイレ休憩は、スーパーマーケットや、


お土産品の店や、




「BARBER」の看板があるが、お土産品店
トイレだけの施設などを利用した

だいたい1時間半〜2時間おきくらいに
20〜30分休憩




スーパーマーケットでは、
ミネラルウォーターを購入した




〈ツアー会社・費用など
ツアー会社

 ・いつも「温泉連泊ツアー」で利用している「クラブツーリズム」というツアー会社。

 ・何気なくネットサーフィンをしていたら「超お得なツアー」を見つけた。
  基本旅費を見ると、アメリカ西部周遊8日間・燃油サーチャージ込みで、159800円!

 ・しかも、「グランドキャニオン」観光が目玉となっている。
  西部劇で出てくる「モニュメントバレー」や幽玄な「アンテロープキャニオン」もコースに入っている。

 ・もう施行日が迫っているというのに、まだ募集中・・・
  すぐ、ネットで申し込んだ。
 
旅行費用
 ・基本旅費        159800円
 ・海外出入国税      5000円 (後日返金分290円)
 ・日本国内空港使用料 2040円
 ・旅客保安サービス料   500円
 ・国内線利用       5000円(往路のみ 復路は次の日になってしまうため片道)
 
    合計        
172340円

 ・その他として、海外旅行保険 3190円
  中部国際空港までの運賃(290円+1360円)と
  帰路の成田から多治見までの運賃(エクスプレス+新幹線利用=12990円 高〜い)
  深夜なのでタクシー代(1800円)


両替・物価など
両替
 ・ネパールへ行く際、両替しておいたアメリカドルがまだ残っていたので、それを利用。

物価】   
 ・ミネラルウォーター  500cc
  (先回のイタリアで腹痛の原因は水道水だと思っていたので、極力、ミネラルウォーターを飲むことにした。
  (ルクソールフードコート=3.45$+消費税   コンビニ=0.99$+消費税
   ダブルツリーホテル=2$)
 ・レモンティー(ペットボトル)   500cc
  (スーパーマーッケット  1.39$+消費税
 ・日本語版「グランドキャニオン」の本=12.99$+消費税
 ・アイスクリーム=3〜4$(レシートを下さいと言う前にピリッと破られてしまった・・・

 
持って行って(着用していて)良かった物
カメラ】
  いつものように、同じメーカーのカメラを予備として持っていった。
   (富士フィルムのファインピクス) 出番は無し。
   
  ホテルで充電できるので充電地は2つで十分。  
  途中で、充電切れにならないよう、毎朝、フル充電の充電地を入れておいた。

  メモリーカードは、8G・2G2枚・4Gと持っているカード全部持っていって、バチバチ撮ったが
  8Gだけで事足りてしまった。もっと大きく撮ればよかったかなあ〜

薬など】
  前回のイタリアで苦い経験をしたので、出発前に病院で処方薬を貰っておいたが、出番なし。
  薬局で購入する薬もしっかり持っていったが、必要なかった。

  
ボディーチェック時に止められない服装】
  出入国のボディーチェックの時、無反応ですいすいと通過するために、いつものベルトなしのストレッチ性のあるズボンを穿いた。
  
  いつものベスト(内ポケットにファスナーあり)は、搭乗券からパスポート、ウェットティッシュ、常備薬、
  リップなどを決まった場所に入れておけるのでさっと取り出せて、便利で手放せない。
  特にファスナーのある内ポケットは、パスポートの定位置で大変便利。ウエストポーチ代わり。

  ロサンゼルスの空港では、出入国とも靴を脱いでの検査があった。
  ファスナー付きのウォーキングシューズなので、検査前にオープンにしておけばさっと脱げて便利だった。
  

【手荷物は、コンパクトに】
  
今回の中型ダッフルバッグは、背負うこともできる仕様なので、ザックのパッキングを基本に考えた。
  すべてをそのダッフルバッグに詰め、担いだり腕に下げたりして自宅〜成田空港間を往復した。
  チェックインする前に必要な物を取り出し、いつものショルダーバッグに入れた。

  荷物の宅配サービス券が送られてきたが、今回は成田までの往復運賃を考え節約した。


【その他】

 * 除菌用ウエットティッシュ〈便座を拭く場合便利)

 * タオルマフラー・・・汗も拭くし鼻水や涙も拭ける手洗いのあと濡れた手も拭ける。

 * 携帯用洗浄器・・・シャワートイレの代わりに。



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