山頂はおとぎの国!
      御池岳

      
   





白瀬峠にて



御池岳山頂

●場 所 滋賀県東近江市君ケ畑町
●標高 1247m 
●山行日 2012年2月11日(土)
多治見から
  登山口まで
多治見=関ヶ原IC=R365=山口登山口(P)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 市川、西尾、丹羽、浜島、大川陽
●コースタイム
多治見
養老SA
関ヶ原IC

山口登山口(P)
坂本谷分岐

白瀬峠
コグルミ谷分岐
8合目(真の谷分岐)
山頂

白瀬峠
坂本谷分岐
山口登山口(P)

6:05発
15分くらい休憩
7:10
7:40〜8:00
10:35
11:40〜12:00
12:50
13:25
14:15〜14:30
16:05
16:50
18:20着
                         
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山口登山口

すでに2〜3台先行者あり
準備をしている間にも車が来た




しばらくは右に林道を見下ろしながら歩く


小沢を渡ると、深い谷に沿った狭いトラバース道になる

登山道が凍っているので3人はアイゼンを着けた





鉄塔下に着いた

ここから明るくなるのでサングラスの用意






谷の源頭付近




右にトラバースして尾根下に回り込む




夏道は右へ進むこともあるが
この時期左の尾根(木和田尾)に上がったほうが楽

以前にはなかった表示が木にはってあった




尾根に上がって休憩

雪が舞い始めたので雨具の上を着る




鉄塔巡視路を通って坂本谷分岐に到着




トラバース道はこの時期「イヤ」なので
尾根沿いに白瀬峠へ行くことも考えていたが
トレースがあったので(1人?)
トラバース道を通る




まだこのくらいの斜度ならいいが
水場を過ぎると、段々急になり
ついには両手を使ったり、ロープを出してもらったり・・・

急な尾根を登っていると上から単独行の男性が1人

彼はなんと!早朝藤原岳に登頂し、
その足で御池岳に登り、そして下山中に出会ったというわけ

「踏み跡はなかったです」とも

そんな雪山を2山登るとは、
この近辺の雪山に精通しているんだ!!




彼に出会った後、
藤原岳〜白瀬峠間の稜線に向っていたのを
軌道修正して、
ありがたく踏み跡を使わせてもらった

白瀬峠着  11:40
すでに12時に近い

早く帰宅しなければいけない事情もあって
13時をめどに下山の予定だったが
その「めど」を緩めてもいいとのこと

ここから御池岳まで無雪期なら1時間
どこまで行けるだろう


見上げると枝先には樹氷




出発してすぐ「冷川岳」






何度もアップダウンのある尾根道を進む

以前は、まったく無かった赤ペンキや赤テープが
数メートルおきにべたべたとある




「コグルミ谷」分岐  12:50

もう少し進めそう




次は真の谷を目指す






7合目で休憩
トレースは、トラバース道を進んでいる




雪は輪かんでなくてもいいほどの硬さ




真の谷に下りた(8合目)


谷でも深くは沈まないので歩きやすい
(無雪期は岩ごろごろ地帯)




ここから御池岳への登りになる
13:30

頂上を目の前にみすみす撤退するのは悔しい
・・・そんな気持ちで登り始めた




登るにつれ周りの景色が変わってきた

樹氷が段々育ってきた!





ここをクリックすると大きく見えます
凍りついた木の枝
「エビの尻尾」も成長して重くなった!




「ガラスの国」か「おとぎの国」か!

あんまり遅いので心配したのか、
リーダーがお迎えに下りてきた




稜線に着いた!    御池岳の頂上はどこ??  

ずいぶん左に振って登ってきたようなので右に進みながら探す

なんと!単独行の男性にすれ違い、「頂上はもうすぐ先」と聞く




山頂に着いた〜〜!!
すでに、14:15  


2007年12月23日 御池岳山頂

山頂標識が長いわけが分かった!




リーダーはスコップを持ってきている
手早く椅子を作ってお茶タイム

飲んだらすぐ下山しなくては!




周りの風景にうっとり

こんな景色が見られるのなら、登ってきた甲斐があったというもの
青空が欲しい所だが、しかたがない・・・





ここをクリックすると大きく見えます
あんまりきれいなのでパチパチ撮りまくる 樹氷の白に空の白では映えないなあ・・・





ここをクリックすると大きく見えます
休憩15分で下山開始 大回りして登ってきたが、下山も同じコースで

新しい雪面を歩くより絶対早く歩けるから




20分で真の谷に下り、先を急ぐ
(登りは50分かかった)
コグルミ谷分岐へ向かうトラバース道からは
初めて下界がきれいに見えた




コグルミ谷分岐から冷川岳への登り

何度もアップダウンがあるので
なかなか時間が短縮できない




白瀬峠を16:05に通過して
いよいよ登りに手こずった急斜面に着いた

何人ものピッケル隊が通ったらしく
急斜面にはきっちりした階段ができていた

ありがたく慎重に通らせてもらった後は
水場までのトラバース道も冷や冷や

水場からのトラバースを避けた急な登りも冷や冷や(写真)




やっと危険地帯を過ぎた所で休憩
16:35




坂本谷分岐  16:50

どんどん先を急ぐ




鉄塔からは夕焼けがきれいに見えた
17:00

尾根から左折して登りに使った道を下る
17:15

まだまだ先は長い

潅木地帯は明るいが、
杉の樹林帯に入ると暗くなって足元が見えにくくなる

その前にヘッドランプを取りだしやすい位置に
移しておけばよかったと反省

薄暗い杉の樹林帯の中、、
ごろごろした沢道と、谷に沿って下りる狭いトラバース道

1つだけのヘッドランプを頼りに下山口へ
18:20着

すっかり暗くなっていた

雪山は、体力とスピードが必要と反省しきり





  2005年2月11日の御池岳の様子

  2007年12月23日の御池岳の様子

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