新緑の真っ只中、志賀高原を歩く   
  〈3日目〉    
    高天ヶ原BS=硯川BS・・・志賀山・・・裏志賀山・・・大沼池・・・大沼池入口BS・・・

                   清水公園・・・大沼池入口BS=高天ヶ原BS




志賀山


大沼池

●場 所 長野県下高井郡山ノ内町
●標高 志賀山 2037.0m  裏志賀山 2040m  大沼池 約1730m
(志賀山・裏志賀山の標高は情報がばらばら)
●山行日 2012年6月4日(月)〜7日(木)
●多治見から
  登山口まで
多治見駅ー名古屋駅=信州中野IC=R292=県道471=高天ヶ原=「志賀パークホテル」
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽 クラブツーリズムのバスツアーに参加  但し、行動中は単独
●コース&
 コースタイム
高天ヶ原BS
蓮池BS
硯川BS
志賀山分岐
志賀山
裏志賀山
大沼池
登山口
大沼池入口BS
高天ヶ原BS

7:16発
7:31〜7:40
7:53着
8:40
9:30
10:00
11:25〜11:50
13:25
13:59
14:08着

    周辺地図はこちら   ルート図はこちら

                   

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今日は台風の影響で天気予報は「曇り」

朝食を食べてからの出発では、
計画通りに周回できないので
朝食抜き・弁当なしで、7:16発のバスに乗車と決めた

7:53、硯川に着くと小雨が降っている・・・

空を見上げてもよくなりそうにないので
雨具の上下をつけて出発





リフトはまだ動いていないので、歩いて前山へ



雨はシトシト降り

今日もカウベルをしっかり鳴らしながら歩く




渋池

勿論人影なし

平日のこの天候で、物好きに登る人はいないようだ




始めのうちは、遊歩道気分




右は、四十八池へ

左は、志賀山へ
わざわざ「急な登り」と注釈が書いてある




両側から笹が迫ってくる木道が続く

平坦な所はカウベルが鳴りにくい

体をゆすりながら音を立てて歩く




木道が終わると急な登りになった

両手で岩や木の根をつかみながら高度を上げて行く




稜線に出た

展望案内盤と「ポイント10/25」の板

勿論ガスで何も見えない




志賀山山頂 9:30

いったん鞍部まで降りてから裏志賀山に登る




鞍部への下りにはまだたくさんの残雪




裏志賀山への分岐



「裏志賀山」の標識があるかと
お社の周りを一生懸命探したが見つからず

「志賀山神社」の奥社があるここが裏志賀山?
10:00着

奥の方へ進んでみたが残雪の先は行き止まり・・・




天気が良ければ四十八池が見えるそうだが
今日はガスで展望ゼロ

急で滑りやすい登山道を下る

滋賀山への登りの方がきつかった




イワナシ:ツツジ科




コヨウラクツツジ:ツツジ科-1

雨粒がぐっしょりついて重そう・・・




オオカメノキ:スイカズラ科-1

咲き始めたばかり
大きな鳥居が見えてきた  10:30

ここが四十八池と大沼池の分岐




今日の計画は、大沼池から赤石山へ登って
稜線伝いに周回する予定

この雨、止まないかな・・・と思いながら歩く




アカミノイヌツゲ:モチノキ科



登山道に雪・・・
(志賀山への登りよりぐんと多い)




谷沿いに特にたくさん残っている



大沼池が見えた!




大沼池まであと700m地点

階段をどんどん下りるので膝にくる




サンカヨウ:メギ科

「サンカヨウ畑」ほどたくさん咲いていた




大沼池に到着  11:25

レストハウスの軒下のベンチで行動食を食べていると
「中へどうぞ」とお誘いの声

ありがたく中に入りストーブのそばに座った

行動食を食べながらこれからのことをあれこれ考える

“赤石山はここから1時間10分はかかる

標準コースタイムくらいで歩けば
最終バスに間に合う計算だが
昨日のコースとは違い、初めて歩くコースなので
雪の状態がわからない

この雨では展望もないだろうし、花もないだろう”

⇒大沼池入口BSへ下山することに決めた




シロバナノヘビイチゴ:バラ科

池の畔に群生していた




大沼池の畔



たぶん、あの山が裏志賀山と思う

大沼池は、『志賀山の溶岩流にせき止められた湖で、
志賀高原で最大の湖』
『PH4.4という強い酸性のため魚も住まず、
このように美しい水質を保っています』
・・・という説明が書いてあった

他の池にはない青色だった




休憩したレストハウス

オーナーとオーナーの友人らしき男性のみだった


断念した赤石山への分岐

バス停へは直進




コミヤマカタバミ:カタバミ科

ぐっしょり雨にぬれて重そう・・・
オオタチツボスミレ:スミレ科




大沼池の青色が綺麗に見える場所を探してパチリ




ここも綺麗な青色!




ここもいいねえ



大沼池の池尻

ここまで、許可車なら入れるとか
車が2台停まっていた




ミネヤナギ?:ヤナギ科-1

背は高かった、
ヤグルマソウ:キク科-1




コヨウラクツツジ:ツツジ科-2



ミネザクラ:バラ科




ムラサキヤシオ:ツツジ科-1

ここではまだ蕾




オオカメノキ:スイカズラ科-2

咲き始めたばかり




ナナカマド:バラ科

芽だし

ここをクリックすると大きく見えます
バス停まであと3km




葉が出揃っているのがシラカバ

裸木がダケカンバ




工事中の現場

山側からの落石箇所があちこちにあり、その防止工事のよう




林道歩きには飽きてきた

「逆(さかさ)池経由で清水口バス停へ」と書いてある
細い道へ右折することにした




フモトスミレ:スミレ科



ムラサキヤシオ:ツツジ科-2

ここまでくると、花も咲き始めた




清水口バス停への小道

カウベルがあるおかげで心強い



ヤグルマソウ:キク科-2


なに?このもこもこしたものは?

どうやら、花の準備らしい




この標識の後ろ、ずっと下に池が見えた

「さかさ池」の名前の由来は
『大沼池から流れ出る横湯川の支流にあたる川で、
下流側からの風が吹きやすく、
水流が下流から上流へ流れているように見えることから、
このように呼ばれている』とか

登山道からずっと下にある池へ近づく道が
あるのかも





橋を渡るともうすぐ車道に出る




橋から見下ろした川面

パイプ?が2本ずうっと横たわっていた




登山道入口  13:25

バス停はまだこの先5分の所

バスの到着時刻まで約30分あるので
2分で行ける「清水名水公園」へ行くことにした




ミネヤナギ?:ヤナギ科-2



「志賀の原水
志賀高原清水公園」の文字




この3ケ所から流れているのが
「志賀の原水」らしい

「志賀の雫」と呼ばれる清水を汲むことができるとか




原水から流れ出た清流




「水源区 立入厳禁」の札がかかっていた



ミネヤナギ?:ヤナギ科-3




ここがゴール地点のバス停

清水バス停=大沼池入口バス停のこと




バス停前にあるトイレ
軒下でバスが来るのを待っていた




向こう側のバス停が高天ヶ原行きのバス停

結局1日中雨に降られてしまった

バスを待つ間の屋根があってよかった〜




 
 次へ続く
 

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