新緑の真っ只中、志賀高原を歩く   
  〈4日目〉    
  高天ヶ原BS=蓮池BS・・・琵琶池・・・旭山・・・琵琶池・・・蓮池BS高天ヶ原BS




琵琶池


レンゲツツジ

●場 所 長野県下高井郡山ノ内町
●標高 西館山1756.5m  旭山1524m
●山行日 2012年6月4日(月)〜7日(木)
●多治見から
  登山口まで
多治見駅ー名古屋駅=信州中野IC=R292=県道471=高天ヶ原=「志賀パークホテル」
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽 クラブツーリズムのバスツアーに参加  但し、行動中は単独
●コース&
 コースタイム
早朝西館山へ
高天ヶ原BS
蓮池BS
琵琶池
水無池分岐
旭山
サンバレー
蓮池BS
高天ヶ原BS
午後散策

5:50〜7:00
8:11発
8:26着発
8:55
9:20
9:50
10:40
11:40〜12:20
12:33着
13:15〜14:00

     周辺地図はこちら   ルート図はこちら
                  
                   

1日目 2日目 3日目 4日目

  朝食前の散策 西館山へ
最後の日は「快晴」の予報
朝食前に散策に出かける

志賀パークホテル





ホテル前の広場から、発哺方面を望む



西館山へ登ろうと思い立ち
歩道橋の足元からスキー場を適当に登っていった

山頂はどこ?と探すが、どうやらリフト駅の右手らしい

ここが入口?標識はなし

笹が刈り込まれた細い道を登っていくと・・・




こんなアンテナが立つ建物が3つあった

三角点を探したが分からず

ここより高い所はないので
このあたりが山頂と思われる

来た道を引き返した



稜線の鞍部から笠岳(かさだけ)2075mを望む




西館山スキー場の山頂駅




スキーシーズンには、
ここから発哺やジャイアントスキー場へ行けるらしい




白い雲がかかり、面白い風景になっていた




バス道をはさんだ反対側は、高天ヶ原スキー場




バス停前の高天ヶ原ホテルには、
不思議な高山植物がいろいろ植わっていた
下の2枚は、特に目立ったもの




イワヒゲ:ツツジ科


スイスアルプスに咲いていたリンドウの仲間

バス道路に面した窓際に、ずらっと夏の高山植物が咲いていた

もう咲いている!  こんな所にあるはずのない花もある!
温泉熱で暖かいせい?




  蓮池BS・・・琵琶池・・・旭山・・・蓮池BS

ムラサキヤシオ:ツツジ科-1

今日は、430円を払って蓮池バス停へ


蓮池の畔に咲いていたムラサキヤシオ

(池の東側は日当たりがいいので盛りを過ぎていたが
西側は日陰になるので今が見頃)





登山地図には郵便局の近くを通るコースになっている

ここが琵琶池への入口で、郵便局の裏





ここをクリックすると大きく見えます
朝、青空の下を歩くのは今日が初めて

緑いっぱいの遊歩道





オオタチツボスミレ:スミレ科

ここのスミレはとても色が薄い
T字路

右は、予定していた水無池方面

左は、琵琶池をぐるっと回って帰ってくる方向




「水無池」の指標を確認して進む

後ろに琵琶池が見える




ナガバモミジイチゴ:バラ科

今回初めて見た花




レンゲツツジ:ツツジ科-1

ここ1400m付近では、
レンゲツツジも咲いているんだ




ツクバネソウ:ユリ科

普通、葉は4枚だが、珍しく5枚葉

しかし、ガクのように見える外花披は4枚


中央の細い茶色いのが雌しべの柱頭

そのまわりを取り囲んでいるのが雄しべ




こんな熊よけの金属があちこちにあったが
私は、よく鳴るカウベルを持っているから大丈夫




すごい勢いで流れ下る用水路




あまりの急流で、
琵琶池に流れ込むと白波がたつ





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いったん、車道に出ると案内板があった

広範囲すぎて分かりづらく
水無池への入口を探してウロウロした




レンゲツツジ:ツツジ科-2

車道沿いは日当たりがいいのか、満開!

しばらく車道を歩いて水無池分岐を探す




水無池の標識があった




こちらはもっと詳しい

水無池へは600m
旭山へは1.2km

たったの2倍なら、
予定変更して旭山へ行こうと決める
(もういい加減たらたら歩きには飽きたし・・・)




ツマトリソウ:サクラソウ科

群生地のようにたくさん咲いていた





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標識を確認して歩く




眩しい新緑!



ここから右折して500mで山頂

(直進すると「旭山駐車場」とある
登山地図では、車道に出るように描かれていたので
計画外として考えに入れなかったが
後で案内図を見ると、うまく回れるようになっていた
残念・・・)




レンゲツツジ:ツツジ科-3

この山はレンゲツツジの山!
シラカバ:カバノキ科

ダケカンバと混生していた
樹皮が名前のように白い




ダケカンバ:カバノキ科

こちらは、樹皮が茶色っぽい




旭山山頂 1524m

地理的には、このまま尾根を直進して行くと
水無池方面になるはず

薄い踏み跡はあったが、バスの時刻が足かせとなり
冒険はできない

また、同じ道を引き返すことにした




新しい「あずまや」




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山頂からの展望はなし

少し下ったところからの景色




元の車道に戻ってきた

登山地図では、ここで琵琶池の周りを歩く
コースと分岐することになっているが
いくら探しても見つからない・・・

あきらめて元来た道を引き返す





ベニバナイチヤクソウ:イチヤクソウ科

同じ道を引き返してよかったことは
この花を見つけたこと

行きには目に入らなかったから




琵琶池

向こう側を歩くようなコースは見えないなあ・・・




T字の分岐 10:30

バスの発車時刻は11:48(11:35発なのに
高天ヶ原到着時刻と勘違いしていた!)

まだ時間があるからと、足を伸ばすことにした




あの建物がある所まで行こうっと



こちら側にも急流の用水路があった




休憩所の建物だった

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「サンシャイントレール」の案内板

これを前もって知っていたら
旭山へも登り、一沼へも寄ってぐるっと回るように
うまく計画ができたのに・・・と後悔




反対側から琵琶池を眺める

さあ、蓮池BSへ帰ろう

また、新緑に染まりながら歩ける




この分岐標識で右折したのが大きな間違い

「志賀高原歴史記念館」を、
スタート地点の建物と思い、
ショートカットの道だ!と思い込んでしまったのがいけなかった




快適な山道を歩いて出たところがここ  11:10

違う建物だと気づいた!!

何とか蓮池BSへ行く近道はないかと
周辺を探したり、案内図を見たりしたが
はっきりした道標が無い!

車道を歩くと・・・「丸池」まで来てしまったことが分かり
これまた無理!

仕方ない、元の道まで戻ろう・・・と走る




ムラサキヤシオ:ツツジ科-2

時計を見ながら、パチリ
スタート地点に到着 11:32





バスは11:48と思い込んでいるので
のんびりお茶を飲んで休憩し
おまけに蓮池の東側をゆっくり回っていた

その間に・・・バスは11:35に発車していた・・・

バス停へ着いて時刻を確かめると・・・
11:48は高天ヶ原到着時刻だったことに気づいた

あ〜あ、私としたことが・・・!

次の12:20まで待合室でホゾを噛みながら待っていた

ホテルへ帰ると、
昼食用のお皿は私の分だけ残っていた

カレー(ここのカレーはおいしい)は、ちゃんと残っていて
(昨秋は遅く帰った人の分が無くなっていた)、
お代わりもできた!




  出発前の散策 せせらぎ遊歩道へ
リュウキンカ:キンポウゲ科

出発時刻は2時頃と聞いている

それまでの約50分を有効利用しようと
「せせらぎ遊歩道」へ行ってみた

3日前と同じように鮮やかに咲いていた




コヨウラクツツジ:ツツジ科

花の数が多くなっていた
ミズバショウ:サトイモ科

新たに咲いた花もあった




ムラサキヤシオ:ツツジ科-3

3日前は殆んど蕾だったが、今日は花の数が多くなっていた




ミヤマシキミ:ミカン科

3日前には咲いていなかった花

葉っぱが黄色っぽくて変わっていたが、いつものミヤマシキミと思われる




  さくらんぼ畑で
  
名古屋へ帰る途中、「フルーツランド」でトイレ休憩

その隣には、さくらんぼ畑があり、近寄ってパチリ

売り物のさくらんぼは、高くて手が出ない・・・




  今回、とても重宝した2点の品
           
カウベル

熊よけの鈴より大型で、縦5〜6cmくらい

山友達に貰ったもので、
カランコロンととても音色が柔らかい

槌が木製だからかも




旅行用の目覚まし時計

海外旅行にはいつも持って行くが、
今回、家を出ようと腕時計を探すと
針が止まっていた!!

時刻を見ながらの山行なので
時計がないとお手上げ・・・

やむなく代用品として持って出たが
長針が動かないよう、
後ろのダイヤルをテープで止め、
胸ポケットに入れて持ち歩いていた




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