ツールドドロミテの あれこれ


ホテル 山小屋・山岳ホテル 食事
ランチ・ティータイム ツアー会社・費用など 両替・物価
天候など 生活の一コマ 持って行ってよかった物


 縦走・ハイキングの様子はこちら 


〈イタリア北部地図〉
ドロミテ山群は、イタリア北部にある

ミラノ空港から入国   出国はヴェネツィア空港から

イタリアには20州あるが、
ドロミテ山群は、トレンティーノ・アルディ・アディジェ州とヴェネト州にある




ホテル
7/13・7/14   ホテル・ドラシーラ  ヴィーゴ・ディ・ファッサ
ホテル・ドラシーラの正面

外に出られるベランダあり




ベッドは3人用(ダブルベッドと簡易ベッド)



ラウンジに飾ってあった
いったいこれは何??




とても可愛くアレンジしてあった

生花ではないようだが・・・




7/18   ホテル・アレゲ  アレゲ
ホテル・アレゲの正面
花いっぱいの外観




ベッドは3人用(ツインと簡易ベッド)


狭いバスルーム
シャワーカーテンがあったのは、ここだけ

ホテルには必ず、ビデが隣接




7/19・7/20・7/21   ホテル・トリエステ  コルチナダンベッツォ
ホテル・トリエステの正面

外に出られるベランダあり


玄関を入るとい〜い香り
(大きな壷にラベンダーがいっぱい入れてあった)




ベッドルーム




青色のタイルと白い陶器でお洒落

シャワーカーテンがなく、ガラスの仕切りがほんの少しだけ

飛び散らないように、身をすくめながらシャワーをかけた

換気扇もなく、どうやって湿気を逃がすのか不思議




山小屋・山岳ホテル
  7/15   アルビディティレス小屋
山小屋といっても、予約制なので
日本の山小屋とは大違い




2段ベッド(8人用)
女性6名とTLの當山さん

下段のベッドは天井が異様に低く、頭がゴツン




トイレは共用(奥に2つ)



水洗トイレ(水はどこから?)




共用の広い洗面所もあり

そこでは、男女とも大胆な格好で体を拭いていて
入るのをためらうほどだったとか




シャワーは、有料(3分間ほどお湯が出るらしい)
ガラスの仕切りがあって快適そう




  7/16   山岳ホテル・マリアフローラ
セラ峠に立つ山岳ホテル

すぐ前は、車がビュンビュン行きかう車道




ベッドは2つ



  7/17   コントリン小屋
まだ新しい小屋




階段を上がると個室
(階段を下りると共用のトイレと洗面所とシャワー室)




ここで靴を脱いで廊下を歩いて部屋へ




2段ベッド(4人用)

この部屋は、シャワーとトイレ付き




共用の洗面所




共用のトイレ(勿論、水洗)



ホテル・小屋・山岳ホテルの食事
7/13・7/14   ホテル・ドラシーラ  ヴィーゴ・ディ・ファッサ
ダイニング




7/14 朝食




7/14 ディナー
サラダバーから-1




これもサラダバーから-2



サラダだけで、かなり満腹




前菜



この夜から腹痛が始まった

水道水(硬水)が合わなかったのかも??

翌日の朝食は、りんごジュースをコップに半分のみ




メイン




7/15   アルビディティレス小屋  縦走中の山小屋
ディナー

暖かい紅茶(これも硬水だけど・・・)


それに、ミネストローネスープ

固いパンをちぎって、スープに入れて食べた

7/16の朝食は、ヨーグルトと暖かいミルク




7/16   山岳ホテル・マリアフローラ  セラ峠
11人用にセット




サラダバー


ディナーは、お腹に優しいミネストローネスープ
パンも浸して食べる




牛肉を柔らかく煮込んだもの

おいしく食べられた

7/16 朝食

ジュースの中にパンをちぎって浸し
チーズを少々
そして、ヨーグルト




7/17   コントリン小屋   縦走中の山小屋
7/17 ディナー
肉団子スープ

スープの味はおいしかったが
肉団子大3個は多すぎ
つなぎの量も多すぎ




7/18 朝食

ヨーグルト・ジュース
ジュースにパンを浸す
7/18   ホテル・アレゲ  アレゲ
調度が素晴らしい




マカロニ




あっさり味の七面鳥




7/19 朝食




大型のクロワッサンは、
固いパンが多い中でひときわおいしかった
中にジャムが入っているのが
この地域の特徴だとか

ジュースとチーズとヨーグルトも




7/19・7/20・7/21   ホテル・トリエステ  コルチナダンベッツォ
7/19 ディナー
お洒落にたたんだナプキン




今日は、フルコースメニュー
まず、サラダ



前菜  ペンネ



向こうの方で拍手が起きた
なんだろうと見ると、子豚の丸焼きらしい
テーブルの周りを回ってお客に披露




その後出されたのが、先程の物の一部

苦手〜




デザート



7/20 朝食




大きなクロワッサンは、私の好み
チーズとハムも





7/20 ディナー
サラダ



スープ




メイン オムレツにした




デザート




7/21 朝食

お気に入りのクロワッサンとチーズ・ハム・ヨーグルト




7/21  ディナー

スープ
メイン

薄い牛肉だった




デザート



7/22 早い出発なので
前夜のうちに、サンドイッチとりんごとミネラルウォーター入りの袋を貰った




縦走中・ハイキングでのランチ・ティータイム
7/14  パノラマハイキングの途中で
ここからゴンドラ駅まで10分
「ワインを飲みたい人はどうぞ」とのことだが、
私は自粛




ミネストローネ・スープ

野菜がたくさん入っていてお腹に優しそうなものの筆頭

以後、何度もお世話になりました!




7/15 プリンチベ峠の小屋で
何度も襲ってくる腹痛に耐えて、やっとたどり着いた小屋

おいしそうな各種のランチを横目に
ミネラルウォーターとゼリー飲料を少し




7/16 シウジ高原の小屋で
あちこちからのコースの交差点で
お客の多い小屋
冷たいミネラルウォーターばかりでは・・・と思い、
暖かい紅茶を貰う




人であふれる小屋なので
外の草原に座り込んで休憩




チーズサンド

パンの外側は固いので、
中の方の柔らかい所とチーズだけ




7/17 カナッツェイで
ランチタイムまで街の散策


大きなサイズのピッツァを人数分切り分けて

3種類のうちの1枚




3種類のうちの1枚



3種類のうちの1枚

おいしくて、4枚食べてしまった・・・




7/18 ファリエ小屋で
ここも人が多かった




これも、ミネストローネ

同じ料理でも、微妙に味が違っておいしい




    マルガチャペラで
マルガチャペラにあるアグリツーリズモのレストラン

『アグリカルチャー(農業)とツーリズモ〈旅行)を組み合わせた造語で
自分の土地で取れた農作物を使った食事を振舞うペンション風のところ』だって





自家製のヨーグルト&ベリーと
ブルーベリージュース




7/19 コルダイ小屋で
「チベッタ=ふくろうの意味」山塊を望む場所にある



ピッツァだが、ちょっと変わったピッツァ
きのこがおいしかった

黄色い四角いものは、
北イタリアの郷土料理「ポレンタ」
とうもろこしの粉に水を加え、
火に掛けて練って成形したもの




   ベスクール
バスの時間までビールを飲む

体調が悪くなってから初めてのビール!




7/20 アグリツーリズモのレストランで
ここも、アグルツーリズモのレストラン

辺鄙な所なのに、お客が多くにぎわっていた   隣には牛舎




北イタリアの郷土料理「カスンツエイ」

赤カブをピューレ状にし、パスタで包んだラビオリの一種




お店の前には、エーデルワイスの栽培

自然のエーデルワイスより、背丈が10倍ほど高かった




7/21 リフト乗場のレストランで
雨の中、到着〜



奥は、お土産品売り場




ホットチョコレート(ココアのこと)

あわ立っていて生ぬる




    スコヤットリ小屋で
雷雨が去るまで時間待ち




どれも固いパンばかり
パスタ 一見の価値ある可愛いトイレ

山の上なのに水はどこから?




ツアー会社・費用など
ツアー会社

 ・2005年、スイスへ個人旅行に行く前に、説明会に参加したことのあるフェロートラベル/アルプスウエイという旅行会社。

  「ドロミテツアー」の内容をあちこちのツアー会社で比較検討した結果、山小屋泊をしながら縦走するこの会社の企画が
  とても面白そうに思えたため。

旅行費用
 ・旅行代金        438000円
 ・燃料サーチャージ   48000円
 ・海外旅行保険      3730円
    合計        
489730円


両替・物価など
両替
 ・中部国際空港で20218円で200ユーロに両替した。
  普段、お土産は買わない主義なので十分だろうと思ったが、今回は不足した。
  (ランチやティータイムの分がとして10000円ほどは必要と前もって聞かされていたのだが、予定外のゴンドラや
  リフトに乗ることがあったため不足した。
  同室の女性から、100ユーロを日本円に換えてもらってしのいだ。

  結局、ユーロは余ったが、次回までとっておこう。  

物価】   
 ・ミネラルウォーター  500cc 0.7ユーロ    0.2ユーロ   0.6ユーロ(購入場所で違う)
  
 ・コーヒー 1.2ユーロ   カプチーノ 2.00ユーロ   ホットチョコレート   3.00ユーロ   
  ミネラルウォーター1/2g 2.00ユーロ  (山小屋のメニュー)
               
 
天候など
天候
 ・3日目の7/15の午前と、7日目の7/19の夜と、9日目7/21午前に雷雨がきた。
  
 ・そのほかは、良い天気だった

気温
 ・3日目の7/15朝は、水溜りに氷が張っていて寒かった。

 ・たいていは、長袖の山シャツ1枚とベストで歩いていた。暑ければ、ベストを脱ぎ、寒ければ雨具の上を防寒用に着た。


生活の一コマ〉
ゴミの分別

ヴィーゴ・ディ・ファッサの街中
面白い形をしていたのでパチリ




ゴミの分別

コントリン小屋の外には、色別の容器
朝、6:20頃

ガラガラッと瓶の音がした
下をのぞいて見ると、ゴミ収集車のよう

イタリアでは、こんなに朝早くから収集しているようだ

でもあの音では、瓶は割れているに違いない




ホテル・トリエステ前いにあるコンビニ

燻製肉売り場
乳児?or幼児を背負って歩くカップル

ちゃんと日よけがついている
こんなハイカーと、何度も出会った




Bike Tourと書いてある専用のバス

自転車人口が多いということかな
持って行って(着用していて)良かった物
カメラ】
 
  いつものように、同じメーカーのカメラを予備として持っていった。(富士フィルムのファインピクス) 出番は無し。
   
  充電池は計4個、SDHCカードを4枚(計18GB)持って行った。ホテルで充電できるので3枚で十分。
  
  山行の途中で、充電切れにならないよう、毎朝、フル充電の充電地を入れておいた。

  体調が思わしくなく、花の数だけ撮る元気がなかったので、メモリーカードは十分すぎるほどだった。

薬など】
 
  2日目の夜から体調が悪くなり、「正露丸」を飲んだが、途中で品切れとなってしまった。(教訓:薬は必要日数分だけ
  持っていかないと足りなくなって困ることになる)

  同行の神奈川の女性から「ラックビー」「セルベック」「ナウセリン」「漢方薬」を各2錠・2袋貰って服用した。
  その後、同じく貰っておいた抗生物質「アルタット」2錠も飲んだが、すっきり回復とまではいかなかった。

  TLの當山さんから、「種類の異なる抗生物質の服用はよくない」と聞き、薬がなくなった後は、自然治癒を願った。
  (教訓:今まで海外ハイキングで何事もなかったから・・・と売薬を用意していたが、『処方薬の方が効き目が確か』
  だと聞き、次回からは日数分用意しておかなくてはと痛感した。)

  神奈川の女性は、長年の経験から、かかりつけの医師に処方してもらった薬を各種用意していて「○○薬局」
  と呼ばれるほどだった。
  
  体調は、100%元に戻らなかったが、とにかく縦走が続けられるほどには回復できて、本当に有り難く、感謝している。

  膝の痛みは、出発前に『ドクターストップ』をかけられたが、湿布と痛み止めの薬と強力なサポーターのおかげで、
  何とか歩き通せた。


ボディーチェック時に止められない服装】

  出入国のボディーチェックの時、無反応ですいすいと通過するには、ベルトなしのズボンがいい。
  また、ストレッチ性のあるズボンは、長時間座っていても、大変楽。
  
  5個のポケットがあるベスト(内ポケットにファスナーあり)は、搭乗券からパスポート、ウェットティッシュ、常備薬、
  リップなどを決まった場所に入れておけるのでさっと取り出せて、便利で手放せない。
  特にファスナーのある内ポケットは、パスポートの定位置で大変便利。ウエストポーチより便利だと思う。

  ボディーチェックの時は、ズボンや服のポケットなどに入れておいたものを、全てそのベストに入れ、脱いでしまえば、
  すいすいと通ることができた。

  今回、帰りのベネッチア空港でのみ、靴を脱いでの検査があった。靴紐を緩めに縛っておくとさっと脱げて便利。
  紐は結んであるので、歩くこともできる。

  関空へ帰る男性は、日帰り用ザックの中の「洗濯用ロープ」と「折りたたみ式のストック2本」が手荷物検査でチェックが入り、
  中身を調べられた。
  こんなものが??と思われるもので、ストップがかけられるのだと、後々のためにと思って観察させてもらった。


【手荷物は、コンパクトに】

  
大型ダッフルバッグの中へトレッキング用のザックを入れてパッキングし、手荷物はショルダーバッグのみとしている。
  肩から斜め掛けにしていれば、取り出すときもすばやくできる。
  出発前のダッフルバッグの重さ(ぎゅう詰めにして)=16.1kg。

  登山靴は、ダッフルバッグの軽量化のためと嵩張り防止でいつも履いて行くことにしているので、機内用スリッパは
  手荷物のショルダーバッグに入れる。

  行きも帰りも大型ザックの宅配(クロネコヤマト)を利用した。その際、ダッフルバッグが大きすぎて、汚れ防止の
  ビニールパッキングができなかった。
  
  帰りの中部国際空港でバッグを受け取ってから、ハイキングザックに洗濯物だけを詰めるだけ詰め込んで帰宅した。
  そうすれば、すぐに洗濯して、乾かすことができるので便利。


【その他】

 * 爪切り・・・・1週間以上の旅には必要。いつも短くしておく習慣なので、伸びてくるとうっとうしい。

 * 除菌用ウエットティッシュ〈便座を拭いたりなどに便利)・メイク落とし用シート(日焼け止めを落とす)・清浄綿(手指などの
  消毒用)

 * 遠近両用眼鏡2個・・・「もしレンズが割れたら」などと考えて予備を持っていった。
 
 * 山小屋用のインナーシーツ・・・日本でもいつも持っていく。清潔で安心して眠れる。

 * 日焼け防止用の垂れ・・・とにかく日差しが強いので。

 * 手袋(ぴったりサイズの薄手軍手(綿とナイロンの混紡)・・・いつも日数分持って行く

 * タオルマフラー・・・汗も拭くし鼻水や涙も拭くので、トレッキングの日数分だけ持っていった。とても清潔で快適。

 * サポーター・タイツ・・・これを履くと、膝がしゃっきりする。山行の必需品。

 * サポーター・・・強力度の異なるものをその時に応じて使用。

 * 携帯用洗浄器・・・シャワートイレの代わりに。

 * ゼリー飲料・スポーツ飲料の粉末(絶食状態の時に有効)


【必要なかったもの】

 * ヌードル・乾燥米など(山小屋では、持ち込みはルール違反だとか。現地のおいしい食事を楽しんだ方が、お湯で
  ちまちまするよりずっと楽しい)




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