7月会山行 美ヶ原   
    ダテ河原コース登山口・・・王ケ鼻・・・王ケ頭・・・塩クレ場・・・百曲り・・・
                                広小場・・・
三城いこいの広場




レンゲツツジ


王ケ頭にて

●場 所 長野県上田市・松本市
●標高 王ケ頭 2034.1m 王ケ鼻 2008m
●山行日 2012年7月8日(日)
●多治見から
  登山口まで
多治見ICー松本IC=ダテ河原コース登山口
(帰りは岡谷ICから高速へ入ったが、こちらの方が気持ちのいい道だった)

 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 Bパーティー:丹羽、中瓦、中島富 計3名
Aパーティー:計6名
Cパーティー:計11名  合計20名

●コース&
コースタイム
多治見IC
松本IC
三城いこいの広場
登山口
王ケ鼻
王ケ頭
塩クレ場
広小場
三城いこいの広場
5:05発
7:30
8:00
8:20〜8:30
11:15〜11:35
12:05
12:35
13:30〜13:45
14:23着
    周辺地図はこちら   ルート図はこちら


「三城いこいの広場」でAパーティーが降り
我々Bパーティーは、
ダテ河原コース登山口でバスを降り、
Cパーティーはもう少し先で降りる

今日は、3コースに分かれて
それぞれの登山口から登り、
下山は
、「三城いこいの広場」へ
降りることになっている


雨が降りそうなので、
雨具を取り出しやすい所に移し
身支度を整えて出発





暗い樹林の中は蒸し暑く、汗が吹き出る




バイカウツギ:ユキノシタ科(アジサイ科)

大きな花びらで、とても清楚
真っ白な花がいっぱい咲いていた




30分ほど登ると林道に出た

地形図には、こんな平坦な道はない

おかしい?他に道があるのかと引き返して探すがなし

標識を信じて前進




キバナノヤマオダマキ:キンポウゲ科

まっ下を向いて咲く
アキグミ:グミ科

7月に花が咲いているので、アキグミだろう




ここから登りになる

薄暗い苔の世界に入って行く




サワギク:キク科

「サワ」と名がついているが
沢近くは勿論、湿っぽい樹林の中も好き




スミレ科

暗い樹林の中、
その白さにはっと目を惹かれた

大きな葉っぱ!




マタタビ:マタタビ科-1

マタタビはこのように葉が白くなる

ミヤママタタビは、葉がピンク色に色づく
(若い葉は白いそうだから、これからどうなるだろう)

猫はマタタビを好むが、
ミヤママタタビは好まないとか

そっくりなのに不思議である




マタタビ:マタタビ科-2

葉が少しピンクがかっていたが
ミヤママタタビだろうか?

花のアップ

マタタビの花は、雄花だけを付ける雄株と
両性花を付ける株があるとのこと

登山道にいっぱい花が落ちていた




タカネバラ:バラ科

「ここに咲いている」と教えてもらわなければ
見過ごす所だった




「美岳荘」という山荘
休業中なのか閉館なのか?

廃屋のような小屋もあるが、
大きい建物には、ガラス窓や蛍光灯もあった




このあたりからレンゲツツジが現われたが
既に盛りを過ぎていて被写体にはならない







ゴゼンタチバナ:ミズキ科




レンゲツツジ:ツツジ科-1

やっと見応えのある花になってきた




ヤマツツジ:ツツジ科

こちらは、花が小さめのヤマツツジ

大きなかたまりとなり、暗い中でそこだけ明るい




時々明るい場所に出るとホッとする

足元は、ドウダンツツジの花がいっぱい落ちているが
見上げても花は見えず・・・




ミヤマハンショウヅル:キンポウゲ科

2番目を歩いていた人が見つけた!

地味色だし、数は少ないし、
これを見つけるのはなかなか難しい




レンゲツツジ:ツツジ科-2

これはやや色が薄い黄色系
オオヤマフスマ(別名ヒメタガソデソウ):ナデシコ科

よく似た名前で「ノミノフスマ」という花があるが
ノミが寝るときの夜具(布団のようなもの)」
という意味で、
それに比べたら大きめなので「オオヤマフスマ」という名前になったと思われる

また、「タガソデソウ」より小型なので
「ヒメ」をつけて「ヒメタガソデソウ」としたのだろう




ナデシコ科


上の「オオヤマフスマ」と似ているが
花びらの形が丸い

同じ花かもしれないが雰囲気がちょっと違う




レンゲツツジ:ツツジ科ー3

これは色の濃いオレンジ系
ニシキ(二色)ウツギ?:スイカヅラ科

蕾の状態は、皆クリーム色
だんだん紅色に変わっていくとか

(麓には開花状態の花があった)

よく似た花に「ハコネウツギ」がある




シロバナノヘビイチゴ:バラ科

花が大きく美しい

ここをクリックすると大きく見えます
マタタビ:マタタビ科-3


葉の陰に、いっぱい咲いていた

何に絡み付いているのか
ものすごく大きな白い葉っぱのかたまりになっていた



ミヤマキンポウゲ:キンポウゲ科
チョウジコメツツジ:ツツジ科


正面から見るとこんな感じ




キバナノヤマオダマキ:キンポウゲ科

麓だけではなく、
2000m近くになっても咲いているんだね
レンゲツツジの中を歩く




ウスユキソウの仲間:キク科
この分岐から500mで「王ケ頭」へ行けるが
あえて、トラバース道を通って王ケ鼻へ行く




左と同じ場所にあった標識




ミヤマカラマツ:キンポウゲ科ー1

雨で花びらがくっついていて
ショボクレた感じになっている




マメ科
イワシモツケ:バラ科

花のアップ

このトラバース道だけに咲いていた




石切り場との分岐

先回はここから石切り場へ下山した




サラサドウダン:ツツジ科

登山道には、花がいっぱい落ちていたが
やっと花が咲いている木に出会った




トラバース道

静かで花が多い道




ウスユキソウの仲間:キク科

丁度花束のようにこんもり集まって咲いていた




石切り場からの道と合流

Cパーティーとは無線が繋がらないので
先へ進んでいるのか
後から来るのかがさっぱり分からない




コウリンカ:キク科

チョコレート色とオレンジ色の鮮やかな花

開花すると、花びらが下に垂れてしまうのが面白くまた不思議




今までガスで何も見えなかったが
ここにきて初めて遠くの山並みが見え始めた




まだガスは多いが
今日はこれっきりかも・・・と思い、パチリ
青空が見え始めた!





ハクサンフウロ:フウロソウ科

日当たりのいい場所が好きな花
今年始めて出会った




「王ケ鼻」が見えた!

その下の草原には
あちこちにレンゲツツジのかたまり




もうすぐ「王ケ鼻」

ここをクリックすると大きく見えます
ハクサンチドリ:ラン科

草原が好きな花




レンゲツツジとガスに隠れる山




11:15 「王ケ鼻」到着
ここでランチ休憩




タカネニガナ:キク科

「王ケ鼻」の岩場に咲いていた
背丈10cmほど





ここをクリックすると大きく見えます
ミヤマオトコヨモギ:キク科

これも「王ケ鼻」の岩場に咲いていた




レンゲツツジの大株-4




山頂標識の前で




ガスでぼんやりとしているが
一面にレンゲツツジ-5




レンゲツツジ:ツツジ科-6 オオヤマフスマ(別名ヒメタガソデソウ):
ナデシコ科


小さな花だが、集まっていると目を惹く




「王ケ頭」を目指す




広い道は面白くないし疲れるので
わき道に入る




アンテナが立ち並んでいるのを横目に

(後で分かったのだが、
この道をまっすぐ進んでいけば
広い道を通らずに百曲りへ行けた)




「王ケ頭」

またガスが出てきた




右下に見える登山道らしい道を歩きたかったが
どこから通じているのかが分からず
結局また、車も走る柵の間の広い道を「塩クレ場」へ

こんなに長かった?と思うほどで、
疲れてしまった・・・




百曲りコースへの標識

すぐ先が、探していた登山道の分岐

ここをクリックすると大きく見えます
やっとここへ来て始めて
迂回路が描かれた地図に出合った

百曲りコースを登ってくればすぐ分かるが
逆だと分かりづらい




百曲りコースを下る

花を期待していたが、期待はずれだった
広小場に出た




カンボク:スイカズラ科
ニシキウツギかな?:スイカズラ科

白っぽい花とピンクっぽい花が同じ木に咲いていた




薄暗い樹林の中を歩く ミヤマカラマツ:キンポウゲ科-2




タガソデソウ:ナデシコ科

ヒメタガソデソウより大型
『長野、山梨、岐阜のみに分布し、
環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧II類に指定されている』とか

薄暗い中で、はっと目を惹く白さ




沢を挟んで左右に登山道があったが
ここで合流する




オドリコソウ:シソ科

群生していた




オートキャンプ場に出た

「いこいの広場」へはあと少し




ハコネウツギorニシキウツギ:スイカズラ科-1

よく似ていて区別しにくいそうである

最初は白
次第に、ピンク色から赤色になっていくとか




ハコネウツギorニシキウツギ:スイカズラ科ー2

こちらは、白とピンク




クワガタソウの仲間:ゴマノハグサ科




ウツボグサ:シソ科 「三城いこいの広場」に到着

B・C・Aの順に到着

予定通り3時半には出発でき、
約3時間で多治見に帰ることができた




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