初秋の山を訪ねて    富士見台(強清水〜)
                                 
          


            『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です



富士見台山頂


ツリフネソウ

●場 所 岐阜県中津川市神坂・長野県下伊那郡阿智村
●標高 富士見台 1739m 
●山行日 2013年9月17日(火)
●多治見から
  登山口まで
多治見=R19=けやき平(P)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 守山、丹羽
●コース&
  コースタイム
多治見
けやき平(P)
強清水
登山道出口
富士見台
神坂山
萬岳荘
登山道入口
強清水
けやき平(P)
6:30発
7:40〜8:05
8:45〜8:55
10:10〜10:20
11:15〜11:45
12:25頃
12:40
12:55〜13:05
14:05〜14:15
14:50着

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   ルート図はこちら


台風一過の晴天!と喜んでいたが
けやき平からは大きな石がごろごろ状態

いったんは進んでみたが
この先もこんな状態だろうか???と思案していると
先ほど追い抜いたシャベルカーがゴロゴロとやってきた

工事関係者らしい先行車数台も
シャベルカーを待っていたらしく
車での前進はあきらめ、歩くことにした

石を退けているシャベルカーの脇を通り抜け林道を歩く

大きな石が堰堤を乗り越えて、
車道に流れ込んでいた

かなりの量の水も流れていたので
足を取られないように注意して歩く




いつシャベルカーに追い越されるか
・・・と思いながら歩いていたが、
結局一番ひどかったのは「けやき平」付近だけのようで
あとはまあなんとか車で通れそうな状態だった

工事関係者の車に追い越され
約40分歩いて「強清水(こわしみず)」に到着

ここも水があふれて林道を流れていた



登山道入口には、「東山道(とうさんどう)」の標識




強清水から、何度も車道へ出入りしながら
登山道を登っていく

樹林の中は薄暗いので花はなし

時たま林道に出ると花が咲いていた

ノコンギク(野紺菊):キク科




セリ科

「水またぎ」付近に咲いていた



アザミの仲間:キク科

これも「水またぎ」付近に咲いていた




オオナルコユリ(大鳴子百合):ユリ科

大きな黒い実が2つずつなっていた




サラシナショウマ(更科升麻):キンポウゲ科-1


花の様子





実の様子




サラシナショウマ(更科升麻):キンポウゲ科-2

まだ蕾の株もあった




オオバユキザサ(大葉雪笹):ユリ科

茎の先に大きな実ができていた



フクオウソウ(福王草)キク科

樹林の中にたくさん咲いていた




ツルリンドウ(蔓竜胆):リンドウ科

地面に伸びいて
危うく踏みつけるところだった




アキノキリンソウ(秋の麒麟草):キク科






クルマバハグマ(車葉白熊):キク科

株はたくさんあったが、花の盛りは過ぎていた


花の様子

白熊と書いて「ハグマ」とは
何故だろうと思い、調べたところ
ハグマ(白熊)とは、あのネパールやインドで見た「ヤク」の白い尻尾のことだって!

その尻尾の毛を染めて、『武将の采配、僧侶の払子(ほっす)、
旗や槍の装飾として使われた』ところから
この「ハグマ」のような形をした花に
「○○ハグマ」という名前がつけられたんだって

これは、葉が車のように輪生しているから
「クルマバハグマ」




笹の中の道は分かりにくい

ストックで笹を払いながら
足元を確かめて歩く




きれいな笹原〜    雲ひとつない青空〜




富士見台への稜線で、御嶽と乗鞍が見えた




ヤマハハコ(山母子):キク科

盛りは過ぎていた




富士見台に到着

先着の2名は、車で神坂峠まで来た・・・と




中央アルプスの山々




神坂峠方面を振り返る




横川山方面  その後ろには御嶽と乗鞍




南アルプスの山々




下山の途中、神坂山へ立ち寄る

富士見台を振り返る




ホツツジ(穂躑躅):ツツジ科

雌しべの先がくるっとなっていないのでホツツジ  

花の盛りは過ぎて花が疎らについていた




萬岳荘へ降りる登山道が見える   奥の山は恵那山




マイヅルソウ(舞鶴草):ユリ科

花の割りに、大きな丸い実




葉が枯れる頃には、赤くなる
コウシンヤマハッカ(甲信山薄荷)かな?:シソ科

樹林の中でたくさん咲いていた


花の様子




トリカブト(鳥兜)の仲間:キンポウゲ科-1

樹林から明るい林道にた所に咲いていた

濃い青色↑の花と、薄い紫色↓の花が隣同士で咲いていた

中を覗いて見ると、雄しべが伸び始めていた




トリカブト(鳥兜)の仲間:キンポウゲ科-2

この花は、雄しべが寄り添っていた




ヤマハハコ(山母子):キク科

ここのヤマハハコは咲いたばかり




出発直後、
作業中だったこのシャベルカーのシャベルの下をくぐった

今は、任務を終えてお休み中




ツリフネソウ(釣船草):ツリフネソウ科

花と蕾と実が同居↑


花の中を覗いて見た

白地に紫色の斑点   オレンジ色もあってカラフル〜




ゲンノショウコ(現の証拠):フウロソウ科

花と実が同居

「飲むとすぐ効く」ということからの命名

下痢止め剤として民間療法に使用されているとか




タマアジサイ(玉紫陽花)かな?:アジサイ科

「玉」の時期は終わっているので定かではないが・・・




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