山と花を求めて 
  
      中国 雲南省の旅


 4日目 7月27日(土)

麗江(れいこう)「格蘭大酒店」ホテル8:00発 瀘沽湖へ行く予定のルートは、土砂崩れで大型バスが通れないので小型バスとバンに分乗⇒昼食11:15頃着(気分が悪くてダウン)⇒トイレ休憩を取りながら瀘沽湖(ろここ)「女児国大酒店」ホテルへ18:40頃着・・・近くのレストランで夕食・・・「女児国大酒店」ホテル19:50頃着


出発まで、この前とは道をかえて
ホテル周辺を散策
 6:45




大きな川沿いの道を歩く
まだお店は全部閉まっている



ホテルの窓から、遠くの山も見えた!
今日は傘は要らなさそう




8:00ホテル出発

瀘沽湖へ行く初めの予定のルートは、
土砂崩れで大型バスが通れないので
小型のピンクバスにツアー客9名と
李さん、瀘沽湖のローカルガイドのモソ人のラツ
さん

黒いバンには、ツアー客4名と王さん、石原さん

2台に分かれて出発

私の乗ったバスは見事なオンボロバス

常時ガタガタという振動があり
李さんが「全身マッサージ」と言うほど




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ラツ
さんが中国語でモソ人の生活について李さんに話す
それを日本語に翻訳して日本人が聞く

日本人からの質問は李さんにする
李さんはラツ
さんに中国語で聞き、その答えを翻訳して日本人に話す
、・・・・という流れで
いろいろ詳しく知ることができた

『祖母が家庭の中心
家族全員が彼女の血を引き、兄や弟や息子など男性は娶らず、女性は嫁がず、
生まれた家で母親、兄弟、姉妹と生涯一緒に暮らす』

『男性は好意を持った女性の手のひらを3回こする
それが「好きです」という意思表示

女性も同じように男性の手のひらを3回こすれば、「私もよ」という意思表明

そうでなかったら、しらんぷりをする』

『男性が女性の家へ行くためには、@マツボックリ・A刀・B帽子の3点を用意する

@マツボックリには犬の好物の豚肉をつめてあるので、それを投げて犬を静かにさせる
A壁伝いに刀を使って女性の部屋へ登る
B女性の部屋に着いたら入口に帽子を掛け、自分がいることを知らせる』
(これは王さんの話だったかな?)

『お互いに好きになった男女も「結婚式」はせず、ずっと一緒に暮らすこともせず、
男性は夜だけ女性の家に通い、夜明け前に実家に帰る(通い婚)
しかし、「1妻多夫」ではない』

『子供が生まれたら、母親は自分の家族と一緒に子育てをするが、
父親は子供に対して養育義務は無い』だって

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途中、道端で売られているブドウを「食べたい」という声が出て、一時停車した

左 赤い傘の下でブドウを売る親子

近くにブドウ畑があるらしく、品切れになるとその畑へ取りに行っていた・・・と

右 近くの道路際に咲いていた花(あちこちでよく見かけた)





トウダイグサ科の花  実に特徴あり

この後、ランチ場所に着く頃には気分が悪くなって、一口も食欲なし

車に酔ったことなんて記憶にある限り無いのだが、もしかすると車酔いかも・・・?
(ガタガタ振動・急発進・急ブレーキ・何度もある急カーブ、
あるいは朝食で食べたものがよくなかったのか???)
激しい嘔吐と下痢に襲われた

前の方の席と代わってもらい、
窓を開けて空気を入れ、ビニール袋を用意してしのいだ




トイレ休憩(青空トイレ)場所でー1

左 マンテマの仲間:ナデシコ科
背丈50cm程 花の直径1〜1.5cm程

右 キンシバイの仲間:オトギリソウ科
日本では園芸種となって広まっている(中国原産らしいので、ここが本家本元?)
どこにでも普通に見ることができた

背丈50cm程 花の直径3cm程




トイレ休憩(青空トイレ)場所でー2

左 これもマンテマの仲間かな?:ナデシコ科
背丈50cm程 花の直径2cm程

右 シソ科の花
背丈20〜30cm程 花の長径2.5cm程




トイレ休憩(青空トイレ)場所でー3

左 ゲンノショウコの仲間:フウロソウ科
背丈10〜15cm程 花の直径1cm程

右 何だろう?変わった花
背丈30〜40cm程 花の直径1.5〜2cm程





トイレ休憩(青空トイレ)場所でー4

ミゾソバの仲間:タデ科  日本のタデ科の花より豪華
背丈20〜30cm程 花の直径1〜1.5cm程




トイレ休憩(青空トイレ)場所でー5

昨日、ツバキの老木のあるお寺の下で出会ったムシトリスミレのような花
ここでは湿っぽい岩盤に群生していた
背丈10cm程 花の長径1〜1.5cm程


花の様子

気分が悪くても、花があると元気になれる
(ついカメラをもって撮りたくなる・カメラを持つ元気があれば直り始めた証拠)




トイレ休憩(青空トイレ)場所でー6

左 ニリンソウの仲間:キンポウゲ科
背丈15cm程 花の直径2.5cm程

右 キキョウ科の花
背丈40cm程 花の長径2.5cm程




瀘沽湖展望台で-1

イナズマが何度も走るのを、バスを降りて高見の見物




瀘沽湖展望台で-2

左 ウツボグサの仲間:シソ科
背丈15cm程 頭花の長さ2.5〜3cm

右 湖と反対側の林に眼をやると・・・何か白いものが見えた
今頃シャクナゲとは信じられなくて李さんに尋ねると「白いシャクナゲです」と

花好きの3名が早足で近くまで行き、パチリパチリ
私はまだついていく元気が出なかった・・・返す返すも残念

背丈4〜5m程 背丈10cm程 花の直径遠目で4cm程
ズームにしてやっとこれだけ  

薄ピンクの背の低いシャクナゲも咲いていた




瀘沽湖の「女児国大酒店」ホテルに到着 18:40
な〜るほど!母系家族のモソ人の町だから「女児国」ね!





予定ルートより長い320kmを走って、約10時間半かかった・・・

左 門

右 門を入ると池のある中庭があり、正面にホテル




320kmを走ってきたオンボロ小型バス

エアコンなし・シートベルトなし・
椅子の背もたれ不調・肘掛無しの箇所もあり

タイヤの上でなくても、
常にガタガタ激しく振動する


マイ・ルーム

辺鄙なところで、シーツもタオルも湿っぽい
・・・と聞いていたので、
山小屋シーツとタオル数枚を持ってきたが
それほどの心配は無かった

日本の山小屋に比べれば上等!

ま、シーツのおかげで電気毛布は必要なかった




ホテルの食堂は、先ほどの雷のせいで停電中とか
近くの同じ系列のレストランで夕食をとる

おなかの調子がイマイチなので、ご飯にインスタント味噌汁をかけて食べる
(日本から、他に、わさびふりかけ・赤ジソふりかけ・お茶漬け海苔・玄米茶パックなどを
持って行ったが、大変重宝した!!)




レストランからの帰り道の道路際に咲いていたー1

メハジキに似た花:シソ科

背丈50cm程 花の長径2cm程




レストランからの帰り道の道路際に咲いていたー2

上の花とよく似ているが、なんだか雰囲気が違うような・・・?

背丈50cm程 花の長径1cm程




レストランからの帰り道の道路際に咲いていたー3

左 チョウセンアサガオに似た花:ナス科

エンゼルトランペットという名前で栽培されている園芸種の仲間

背丈50cm程 花の長径9cm程

右 花が咲き始めていた(翌日咲いている花を見つけた)




 
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