公開山行の下見  
 守屋山 
            

       (杖突峠〜座禅草コース〜東峰〜西峰〜東峰〜立石コース〜杖突峠)
 

      
   




守屋山東峰にて



守屋山西峰にて

●場 所 長野県伊那市・諏訪市
●標 高 東峰:1631.2m 西峰:1650.3m  
●山行日 2014年1月16日(木)
●多治見から
  登山口まで
多治見=伊那IC=R152=杖突峠(P)(=登山口)
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機
●参加者 若尾良、丹羽、水野マ、濱島、大川陽
●コースタイム
多治見
中津川IC
駒ヶ根SA
伊那IC
杖突峠(P)

水呑場山荘
東峰

西峰

東峰
立石分岐

一休平
百畳岩
立石登山口
杖突峠(P)


6:00発
6:40
7:30〜7:45
7:55
8:45〜9:00
9:38〜9:47
10:35〜10:48
11:05〜11:35
11:55〜12:05
12:08
12:17
12:30
13:03〜13:10
13:25着

 周辺地図はこちら  ルート地図はこちら


多治見から休憩1回、
3時間弱で杖突峠の駐車場に着 8:45〜9:00





以前来た時と違って建物はなくなり
駐車場は狭くなり
広い場所が工事中だった



登山道はフェンスに沿って登っていく

フェンスで囲まれた場所が工事中
ソーラーパネル基地になるんだって




最初は樹林の中の緩い登り




あれれ、こんなところにゲルがある
(遊牧民が使用している、伝統的な移動式住居のこと)




林道に出たら、「座禅草コース」は左折して下る







沢を渡る

雪が解けると湿地になるようだ




このあたりが座禅草の群生地らしい







「守屋山水呑場山荘」に到着 9:38〜9:47

扉を開けると、中央に囲炉裏
周りには茣蓙が敷いてある1室だった




「山荘」の周りには、ベンチやあずまや
簡易トイレ4基があった





あずまやで休憩
門をくぐって山頂を目指す




木の間越しに、白い山がちらちら見えるが
山頂に行けば絶対きれいに見えるはず・・・
と思って、歩くことに専念する




時々、標識が現れる


Mt.Moriyasan? Mt.Moriyaではないのかなあ




登りの一番の難所といわれている「胸突坂」
名前ほどではない
「胸突坂」の手前でアイゼン装着)


「西峰まであと10分」に励まされる





ここをクリックすると大きく見えます
白い樹氷に青い空!  




下山時はここから右折する計画

「守屋新道」という真新しい標識があった






もうすぐ東峰
直登は三角形の底辺で急坂

右は三角形の二辺で東峰へ こちらは緩やか




峰山頂 10:35着 西峰への道標

守屋山は、一等三角点の山のうち、
高度順からいうと78番目だって

それでも、展望は抜群!!
「展望のいい山の順」でいうと、上位に入ると思うな・・・




東峰山頂標識と一緒に 10:35〜10:48

バックは、南アルプスかな




今度は、反対側の車山をバックに 

前にある台は、
ここからぐるりと見える山名が書いてある




峰から-1

眼下は諏訪湖 周囲の一部が凍結している様子も分かった

諏訪湖の後ろは、霧ケ峰や美ヶ原方面

写真左手の白い山並みは、北アルプスの山々


もっと引っ張ってくると・・・




峰から-2

左から、焼・笠ケ岳・穂高・槍・常念・大天井・燕・鹿島槍・五竜・白馬かな?





峰から-3   

諏訪湖の後ろの山を引っ張ってくると、右から霧ケ峰と美ヶ原かな?





峰から-4

左の三角形の山が蓼科山  木が邪魔しているが、右に北八ヶ岳へと続いていく




東峰から-5

右から編笠・権現・赤岳・横岳・天狗、少し離れて硫黄かな?
左端に蓼科山  ずらっと並んでいる




峰から-6

樹氷の向こうの白い山が西峰




あの有名な諏訪大社には本殿がないそうである

大社の南に聳えるこの守屋山そのものがご神体であり、
昔から祈願の山として崇められてきたとか

この東
峰の
すぐ下に『守屋神社奥宮の石祠』が祭られている

『雨乞い時にはこの石祠を谷へ突き落とし、
神の怒りをかって雨を降らせてもらった』という伝承もあるらしい

現在は落とされないように頑丈な鉄の柵で守られている




西峰を目指す




ここからも表参道が分岐して、
国道152号線へ降りられる
ようになっている




緩やかなアップダウンが続く




周りはカラマツ 霧氷は5mm程



「元気になる木」という札がぶら下がっていた

「山毛欅 ブナ科」とあったので
なんだろうと思って調べたら、
ブナを表す漢字の1つらしい






「守屋山 中嶽」の標識

下山時には「前嶽」の標識もあった



右側の岩が「カモシカ岩」らしい






ウサギの足跡

後ろ足を前足よりに出してぴょんぴょんと着地する





先行の4人が西峰に到着

手前は「ラビットハウス」




「ラビットハウス」の中

きれいに整頓されてあって「ご自由にどうぞ」の表示があった

小人数なら泊まれそう




一登りで山頂




ここもすばらしい展望 11:05〜11:35

北アルプスが木の邪魔になっているのが惜しい・・・




西峰から-1 南アルプス

左から甲斐駒ヶ岳、鋸岳、北岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳など




西峰から-2 八ヶ岳

左から蓼科・北横・縞枯・茶臼から硫黄・天狗へと続いていく




西峰から-3  左から空木・桧尾・木曽駒かな?




西峰から-4 御岳かな?




風もなく、ぽかぽかの西峰山頂で休憩後
下山開始

ラビットハウスの管理人さん(かな?)が
大きな丸太を担いでいた
「ベンチにする」と

小屋の管理・清掃・ベンチや標識作り・・・
大変なことをよくやってくださること!

諏訪湖の花火の観賞場所として
この守屋山は最適らしい




マツの葉に付いた霧氷かな?





2回目の東峰  こちらの方が北アルプスがよく見える!

雲が出てきてぼんやりし始めた




山を見ながら下山

分岐で、「守屋新道」へ右折 12:08
この道は、1/25000の地形図には書いてない




立石へ降りる途中の「一休平」 12:15

ここをまっすぐ登ると前嶽へ通じるが
立石へは右折




この立石コースは、
片倉の守屋源一さんという方が作られ、
1999年夏に開通した手作りのコースだとか

大変なご苦労のおかげで、
今、安全に歩くことができる





標識もあちこちに立っていて分かりやすい


滝へ寄り道をすることもできるが
今日はトラバース道にした




トラバース道から尾根道へと続いていく






急な坂だが、ジグザグに下りるので歩きやすい



快調に下る

遠くの山がだんだん高く感じるようになった



突き当たりに大きな岩  「百畳岩」の標識 12:30

百畳はないな・・・



ここから右折して「岩巡りコース」(右)と→




→立石口への道(左)が左右に分かれる



今日は下見なので、
3人と2人に分かれて歩くことになった




「岩巡りコース」へ進む



なるほど、大きな岩があちこちに点在していて
その間を縫うように登山道が続いている

南斜面なので、雪が融けて足元は岩ゴツゴツ

公開山行当日は、このコースはお勧めできない


「鬼ケ城」

もしかしてこの上辺りが先程の「百畳岩」かな??






「夫婦岩」

はは〜ん、大小2つ並んでいるからね






「平成のビーナス」とは、何ゆえ?



はは〜ん、ビーナスは波から生まれたが
これは岩から生まれたように
岩の隙間から木が伸びていることからかな??




「十文字岩」

はは〜ん、縦横に亀裂が走っているから?






岩の根元に、
岩巡りコースの主な岩の名前が書いてあった




コースの名前になった「立石」 12:45〜12:50

雪の下から小石を探して、ほ〜いと投げる


里から見ると、
この岩がお坊さんのように見えることから
朝に夕に祈ったとか

小石を岩の天辺に乗せ安全を願うのだとか




ぽかぽか日当たりがよく、
雪も少なくなってきた




「亀石」

平凡な名づけ方




『この登山道は、地域の人たちがボランティアで作り、
ボランティアで整備して居ます。
守屋山の山野草を大切に守るために
登山道以外に入らないように願います』
という札がかかっていた

この山を大切にしていることが
よく分かる標識だった




そして、そのすぐ近くに×印

こちらへは進入禁止なんだね



「守屋新道立石コース登山口」に着いた 12:55



リゾート地になっているらしく
あちこちに家が建っていたが、人が住んでいる気配がない・・・


下の方に小さな標識




もうすぐ国道




国道に到着 13:03〜13:10

ここでアイゼンをはずす

公開山行の当日は、ここからバスに乗れるといいなあ




杖突峠の駐車場まで国道を歩く

心配していたより、車両は少なくほっとした




杖突峠駐車場に到着 13:25

これ以下の天候はいくらでもあるだろうが、
これ以上の天気はないといっていいほどの
上天気だった!

山は天候次第!とつくづく思った
 
当日も良くなるように願っている!




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