下呂駅から  下呂御前山(空谷山)往復



下呂御前山 山頂


足湯
●場 所 岐阜県下呂市
●標高 下呂御前山:1412m
●山行日 2016年11月3日(木・祝日)
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR美濃太田駅ーJR下呂駅・・・大洞登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽・中山
●コースタイム JR多治見駅
JR美濃太田駅
JR下呂駅
大洞登山口
1本目の林道出合
5合目
6合目
2本目の林道出合
お助け水分岐
7合目
8合目
9合目
山頂
8合目
6合目
大洞登山口
雨情公園で休憩
足湯
熱燗休憩
下呂駅

5:53発
7:22〜7:31
8:51〜9:00
10:25〜10:30
10:55
11:20〜11:30
11:40
11:55
12:00
12:05
12:25
12:35
12:55〜13:05
13:45
14:15〜14:25
15:08
15:45〜15:55
16:00〜16:35
16:45〜17:15
17:30〜17:44
 周辺地図こちら
    


多治見から約3時間で下呂駅に到着  8:51

「登山口まで車で10分」とあったので
初乗り運賃くらいなら、少しは時間短縮になるかと思い
(歩き足りなくなるのも困る)
タクシーの運転手さんに尋ねると
初乗りなら橋の向こうまで」
「登山口までだったら2000円」の返事に
「じゃあやめます」となった


列車の中では、眩しいほどの天候だったが
駅に着いたとたん、雨がぱらぱら

みぞれっぽい降り方だった


駅の裏手に回って、飛騨川を渡る

益田街道(R41)の下をくぐって、どんどん北へ進む




御前山への案内は各所にあって
迷うことはない


合掌村へ行く広い道路と別れると  9:18
車の数が少なくなった


舗装道路の両側の花や実を見ながら歩く

ヤブコウジ:サクラソウ科


オトコエシ:オミナエシ科

背丈が低いのは、
草刈りされた後にまた伸び始めたから


ノブドウ:ブドウ科

きれいな青色や紫色になるが、
『果実はブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して、虫えいを作ることが多く、紫色や碧色などになる
正常な果実は少ない』・・・だって

この辺りまで、雨が降っていた

すれ違った地元の人に「傘は?」と聞かれ、「この中に入っています」と答える


セリ科の花


二股に分かれているが、右側の道へ  9:43


ユズリハ:ユズリハ科

雌雄異株なので、これは雌株  黒い実は初めて見た

『葉や樹皮に、ダフニマクリンというアルカロイドを含む
誤って食べたりすると、マヒ、呼吸衰弱、心臓麻痺などの症状があらわれるので要注意』・・・だって

葉や樹皮が危険なら、実も危ないだろう   おいしそうだったが食べなくてよかった!


この辺りから、道が細くなり、ガタガタ道となる

車はちょっと・・・で、お勧めできない

道路に苔がついていて、ぬるっ・つるっと滑るので要注意


ガイドブックにあった「野村林業」の小屋  10:24

標識には、「ここから50m先に登山口」とあった



ここがその登山口  10:25

「熊出没」のこわ〜い看板があった

ツキノワグマではなく、ヒグマみたいな顔だった

ここで熊鈴をつけた

樹々の間隔が狭く、薄暗い中を歩く

1人じゃなくてよかった〜


ツクバネ:ビャクダン科

羽根の部分が茶色になっていた



舗装道路に出た  10:55




立派な林道

ここに車が1台停めてあったので、
ここから登り始めたらしい

(8合目手前で、4人パーティーとすれ違った)


すぐ、登山道入り口があった  11:00

どちらも同じ場所にあった標識


   
 5合目  11:20〜11:30

立派な標識

駅を出発してから、初めて座って休憩した


 6合目通過  11:40

空は青空になり、陽がさし始めてきたので、
気分が持ち直し、ほっとできた



   
 また、林道に出た  未舗装  11:55


 すぐ左手に取り付いた


   
 「お助け水」分岐  12:00




7合目 12:05

この辺りからやっと、樹々が色づき始めた

青空の下の紅葉は鮮やか〜


 
 深い谷間の向こう側に、きれいな紅葉・黄葉


   
 8合目  12:25

ジグザグに登っていくと、明るい広場に出た


ここから広い登山道になり、緩やかな登りとなった



 
   
 左右に広がる黄葉・紅葉を愛でながら歩く



9合目  12:35

ここから少し下る


   
 気持ちのいい登山道を歩いて、岩ごろごろの急登を登ると・・・


 
山頂到着  12:55

山頂標識の後ろが御岳山のはずだが、さっきの青空はどこかへ行ってしまい、鉛空で何も見えない・・・


 
 マルバノキがきれいに色づいていた  花もたくさんついていた


 
 昼食休憩中に、白いものが・・・
雨ではない、雪まじりのみぞれか・・・?

寒いし、帰りの電車の時刻も気になるし・・・で、早々に出発


   
 9合目  13:35




 7合目下の未舗装林道  14:05

「明るいうちにあの暗い針葉樹林帯を抜けたい」
・・・と、同行者

お助け水へも寄らず、通り過ぎ


   
 行きには気づかなかった赤い実

針葉樹林ばかりなので、赤い実もこれ1つっきり


5合目下の舗装林道  14:43



 
   
 ここから右折して、一層暗い樹林帯に入る




大洞登山口に着いた  15:08

ここで熊鈴を外した

さて、電車は15:53発
45分で駅まで行けるだろうか??

行きは、のんびり写真を撮りながら歩いたので、
ここまで1時間25分かかった

下りだから、わき目も降らずに歩けば
もしかしたら間に合うかも・・・との思いで
とにかく歩き始めた


   
結局、合掌村分岐に15:45頃

15時の電車には無理と分かったので、
川の側にある「雨情公園」で休憩することにした

次の電車は、17時44分

たっぷり時間があるので、
足湯に入ることにした

駅へ向かって歩く途中、道路脇にある
「雅の足湯」に入った

そぞろ歩く観光客を見下ろしながら入るのも
なかなか乙なもの

1/25000の地理院地図と、
ガイドブック「名古屋周辺の山:山と渓谷社」の地図
見比べながら、
いったい、大洞登山口はどこなのか?・・・を
考え・相談しながら入っていた

*林道を2回横切ったはずだが、
地理院地図の林道とヤマケイの地図の林道が、
異なる表記になっている

・・・・・・・・・・・

とうとう「分からないことが分かった」ところで、あきらめた

30分くらい足湯に浸かってから駅へ向かう

・・・・・・・・・・

*帰途、下呂駅前の観光案内所で地図を貰ったが、
これがまた、登山口が今日の場所と異なった所に
なっていた

しかし、地図は、地理院地図より新しいようで
林道が長く伸びていた


今日は寒いので、ビールの気分ではない

熱燗がいいね!…ということで
どこか適当な場所はないか・・・と探しながら歩く

リーズナブルな所はないか・・・と探していたら
「地酒」の文字が、目に入った

「ヤマカワ酒蔵」というお店に入り、
「熱燗ってできますか?」と尋ねると
「ワンカップを購入して、
隣の土産物店でレンチンするといいですよ」と親切な応対

グッドアイディア!!

さっそくカップ酒を2人で1個購入  310円
隣へは電話してもらってからお店に入る

何かおつまみになるものは??
甘い非常食は持っているが地酒向きではない

お店のおつまみコーナーを教えてもらって
「わさびそら豆」1袋購入  380円

ぬる燗ではなく、熱燗にしてもらった

「このお酒は、辛口で、
辛口は熱くするともっと辛くなりますがいいですか?」
という親切な助言もあったが
辛口大好きな2人ので、熱々にしてもらった
(同行者はちょうど手袋をはめていたので良かった!)

お店の片隅に、座布団付きのベンチがあったので
そこをお借りして、休憩

店内は暖かくて、居心地よく
電車の発車時刻までゆっくりさせてもらった



  ・ 山行記録を調べると、1997年4月にこの山を訪れている。(車で)

     その時は、ぐるっと周回していたので、今回、そのコースを歩けないものかと、いろいろ
     ネット検索などしてみたが、
     見つけられなかった。 廃道になったのだろうか・・・?

   ・ 1999年6月にも訪れている(車で)が、歩きながら、こんな道だったっけ?こんな様子だったっけ?と、
     まったく記憶にない。
     まるで初めての山に登っているようだった。ま、20年近くになるのだから仕方ないかと思うが、
     それほど印象に残らない山だったのだろうか・・・
  
   ・ 最近、公共機関を使って登れる山を探して登っている。 
    
     1時間に1本とか、2時間に1本とか時間の制限があるが、それはそれでまた別の楽しみがある。


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