ヒル地帯を抜けると、そこは見渡す限りのお花畑!
  

         カヤールレイク・トレッキング


  6日目 7月18日(月)  トレッキング4日目
    
    【システブン→コプラ3660mへ】
   
   
カヤールレイク間の地図は、こちら (緑色の線    スワンタ(ソワットともいう)〜コプラ間の地図は、こちら

システブン7:50頃・・・コプラ12:10頃着・・・周辺を散策(泊)

全行程 1日目 7/13 出国〜タイ:バンコク経由でカトマンズへ
2日目 7/14 ポカラ経由でヒレ村へ 3日目 7/15 トレッキング@ ナンゲタンティへ
4日目 7/16  トレッキングA スワンタへ 5日目 7/17  トレッキングB システブンへ
6日目 7/18  トレッキングC コプラへ 7日目 7/19 トレッキングD カヤール・カルカへ
8日目 7/20  トレッキングE カヤール・レイク往復 9日目 7/21 トレッキングF スワンタへ
10日目 7/22 トレッキングG バンタンティへ 11日目 7/23 トレッキングH ヒレ村へ下山  車でポカラへ
 12日目 7/24 ツーリストバスでカトマンズへ 13:14日目 7/25:7/26 帰国 


今日も豪華朝食!!

パンにはピーナッツバターを塗るのが好き




 
ポーターやキッチンスタッフも、雨対策




 出発前、ここの小屋のオーナーと

普段は無人小屋で、お客が来ると連絡があった時だけ
登ってくる・・・とか

私達のために、小屋をあけてくれた

今日の予定は、3時間の行程となっていたので
雨具のズボンを履かなかった‥‥油断した!

花が多くて、写真を撮りながら歩いたので時間がかかり
ぐっしょり濡れてしまった




 
さあ、出発  7:50頃

樹林の中はまだヤマヒル地帯で危険

約1時間歩くと森林限界を過ぎ、お花畑が広がって
ヤマヒルの心配もなくなる・・・って




昨日泊まった小屋を見下ろす





   
アズマギクの仲間:キク科

がらりと植生が変わって、今まで見なかった花が咲き始めた




ヘビノボラズの仲間:メギ科

大株がいくつもいくつもあった




   
キバナコマノツメの仲間:スミレ科

日本のキバナコマノツメより、下唇が大きい




    
   
 ムラサキ科

赤みが強い色と、紫色系があるが、同じ種類だろうか?




   
 カテンソウの仲間:イラクサ科

湿っぽいところが好きな花




 カノコソウの仲間の仲間:オミナエシ科




   
ヤマルリソウの仲間:ムラサキ科

これは色が薄い株




   
   
トウバナやクルマバナの仲間:シソ科

段々になって花が咲いていく




   
イチリンソウの仲間:キンポウゲ科

雄しべの紫色が美しい   咲いたばかり…っていうこと




   
 
 ハナウドの仲間:セリ科

白い小さな花のかたまりをいくつもつけている(小散形花序)

そのかたまりの外側の花は大きく、2つに分かれている(稀に、3つもある)




   
    
 ハナウドの仲間::セリ科

セリ科には違いないだろうが、このセリ科の花は、上の花とは違うような・・・




  
ハナウドの仲間:セリ科

これもセリ科には違いないだろうが、上の花とはまた違うような・・・




   
   
 ランの仲間:ラン科

白い小花をびっしりつけていた




   
 バラ科




 キク科

今までは多かったが、この辺りからは少なくなった




   
   
ユリの仲間:ユリ科

ランタン谷ではたくさん出会ったが、今回はここだけ

花の直径10cmほどの大輪




   
   
   
 ウラシマソウの仲間:サトイモ科

後ろから来る同行者を待っている間、花の中はどうなっているのかと、仏炎苞を破ってみた

付属体の上には長いひも状のもの

左下  これは雄株  この白いものは雄花    右下  葉っぱの上に置くと、白い花粉がこぼれ落ちた




 
 カラスビシャクの仲間:サトイモ科

これは種類の異なるテンナンショウの仲間

付属体の上に、やはり上へ伸びるひものようなものが見える




   
   
ノウルシの仲間:トウダイグサ科

面白い形なので、私のお気に入り




   
 トチバニンジンの仲間:ウコギ科

小さな実が集まり、丸い形になっていた




   
 イブキトラノオの仲間:タデ科




 イワオウギの仲間:マメ科




   
 ツツジの仲間:ツツジ科

高山性の花だと聞いた




チョウジコメツツジの仲間かな?:ツツジ科




 
  
   
 キンポウゲ科かな?




  
   
 オオバノトンボソウの仲間:ラン科




   
 ハクサンフウロの仲間:フウロソウ科




   
   
   
 ツリフネソウの仲間:ツリフネソウ科

大型の黄色いツリフネソウ   たくさん咲いていた




   
   
ツリフネソウの仲間:ツリフネソウ科

これはやや小型  あご(花びら)が2つに分かれ短い




   
シソ科かな?

草丈  50cm〜1m  段々になって茎の周りに花が咲く




   
 ノイチゴの仲間:バラ科




 ヒメクワガタの仲間:ゴマノハグサ科(オオバコ科)




   
 
マメの仲間:マメ科

ある高さになると、突然この花が出てきて、その後ずっと咲いていた

青色が目立つ




 
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このコースは「青白マークのバリエーションルート」

殆ど人に会わない

ネットにも紹介されていない

浅原さんが開拓したコースらしい




 の仲間:科

黄色はメギ科  ピンクはフウロソウ科

青色はムラサキ科

色とりどりの花が、左右に広がっている




   
 スイバの仲間:タデ科




 シシウドの仲間:セリ科

大型のセリ科  人の背丈より高い




  
   
   
イエローポピーの仲間:ケシ科

「イエローポピーやレッドポピーがたくさん咲いている」・・・と浅原さんから聞いていた

が、まさかこんな大きいものとは想像もしていなかったので、見る角度は足元ばかりだった

「そこに咲いていますよ」と、教えてもらったのは、見上げる高さだった!!

浅原さんは、ぽきんと1本折ってきて、間近で見せてくれた

おもしろ〜い!!  咲いたばかりの雄しべは真っ黄色

その真ん中に大きな雌しべの柱頭がある   実も、その柱頭がそのままの形で残っている!




 
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たま〜に、こんな標識がある




トウバナやクルマバナの仲間:シソ科

群落になっていた




   
 ヘビノボラズの仲間:メギ科

ここではもう実になっていた




イ(イグサ)の仲間:イグサ科

花の直径1.3cmほど


 
   
 イチリンソウの仲間:キンポウゲ科

咲いたばかりで、雄しべが紫色の花がたくさんになった




   
   
   
 イエローポピーの仲間:ケシ科

山の斜面のあちこちに、2〜3mの高さにもなるイエローポピーが立ち並んでいるのは、壮観!!

次から次へと出てくる花が多すぎて、なかなか前へ進めない




   
 マンテマの仲間:ナデシコ科

中はどうなっているのか、ぐいとつかんでパチリ

雌しべの柱頭が5裂している   花びらは外へはあまり出てこないよう




   
 調べ中

背丈の低い花




 
 ミツバツチグリの仲間かな?:バラ科

鮮やかな蛍光色

こんな色の花のバラ科は、他にたくさんある




 ユキザサの仲間:ユリ科

丸い実が生っていた




 ノイバラの仲間:バラ科

実が生っていた

  
   
ヤマルリソウの仲間:ムラサキ科

とても濃い藍色  草丈は60cmほどにもなる




ハコベの仲間:ナデシコ科

咲いたばかりの花の、紫色の葯が美しい

咲いてからしばらくたつと、葯は落ちてしまい、アクセントがなくなる




   
   
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イエローポピーの仲間:ケシ科

大群生地!  次から次へと現れる大型のイエローポピーに圧倒される




   
 ツリフネソウの仲間:ツリフネソウ科

大型の赤っぽいツリフネソウ   今回この種類は、少なかった




 
   
   
小さな池(溜り水かも?」のそばの石に、青白マーク

そのそばには、牛と水牛の群れ

「ゴメンネ、通らせてね  通るだけだからね」・・・と言いながら、脇を通り過ぎる




   
 シソ科

茎の周りをぐるり取り囲むようにして、咲く花





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レッドポピーの仲間:ケシ科

イエローポピーの次は、レッドポピー   これも2〜3mの大型

「レッド」にもいろいろ微妙な違いがあって、色が濃いもの・ピンクがかっているものなどがある

イエローポピーとの混在もある




 
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イエローポピーの仲間:ケシ科

また、イエローポピー地帯





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 ムラサキ科

昨日も、出会っている




   
ハナウドの仲間:セリ科

レース模様のような繊細な花のつくり

左の画像の左にある赤っぽいのは、つぼみ




   
ハナウドの仲間:セリ科

これもセリ科の花だが、上の花と同じものとは思えない・・・




   
   
 ケマンソウの仲間:ケシ科

黒いアクセントのような部分が見える

でも、左下の画像には、それがない  別の種類だろうか?




   
 ノイチゴの仲間:バラ科

イチゴの花

 ノイチゴの仲間:バラ科

もしかして・・・左の画像の花の実だろうか?




   
   
  ノウルシの仲間:トウダイグサ科-1

面白い花のつくり   黄色い葉っぱのような部分は、「苞(ほう)」


   
   
 
ノウルシの仲間:トウダイグサ科-2

こちらは、黄色い「苞(ほう)」がない  別種だろうか?それとも、日数が経過したものだろうか?

日本のノウルシは、この丸い部分(雌花だって)に「いぼいぼ」がある


   
 ノウルシの仲間:トウダイグサ科-3

こちらのトウダイグサは、葉っぱが長い  違う種類だろうか?




   
 イワオウギの仲間:マメ科

まだ、つぼみ




   
ツツジの仲間:ツツジ科

高所に咲くツツジ   このあたり、標高は3500mほど




   
 メタカラコウの仲間:キク科




 ショウガの仲間:ショウガ科

ランタンではたくさん咲いていたが、今回ここだけ




   
 アカバナの仲間:アカバナ科




 ランの仲間:ラン科

花穂の長さ、15cmほど




   
イチリンソウの仲間:キンポウゲ科

今まで見てきたアネモネと違って、小型で背が低い  葯が茶色  違う種類かも・・・




   
 キク科

まだ、つぼみの状態のものがほとんど




ニョホウチドリの仲間:ラン科

背丈15cmほど

 
   
   
 ラン科

黄緑色の花色




 
 
イチリンソウの仲間:キンポウげ科

おや!  紫色が出てきた  白色もある

 

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黄色はキク科  ピンクはフウロソウ科とシソ科

いろいろ取り混ぜたお花畑


 
ハナイカリの仲間かな?:リンドウ科

つぼんでいてよくわからないが・・・?




 
コプラのロッジへの案内看板

WiFiがあるんだって!!   ここからトラバースになった




   
シソ科

ここまで上がってくると、ちょうどこの花が見頃になってきた




 
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 レッドポピーの仲間:ケシ科

次から次へとレッドポピーが現れる

おんなじ花だけど、あまりの豪華さに、何枚もシャッターを押してしまった





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 白色はイチリンソウ(アネモネ)の仲間   ピンクはフウロソウの仲間   黄色はキク科の花




   
カラマツソウの仲間:キンポウゲ科

茶色の雄しべが、かんざしの様にだらりと垂れ下がっている




 
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 ランの仲間:ラン科

真っ白の小花




   
ウメバチソウの仲間:ユキノシタ科

日本のウメバチソウとはひと味違うが、ウメバチソウに間違いない




   
 シオガマギクの仲間:ゴマノハグサ科

4日目には、黄色花に出会っている




   
 チダケサシの仲間:ユキノシタ科




 バラ科

羽状複葉で、四方に茎を伸ばすのが特徴




 
イチリンソウの仲間:キンポウゲ科

白花と紫花




   
カノコソウの仲間:オミナエシ科

今までは白花だったが、赤花になってきた




   
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 レッドポピーの仲間:ケシ科

色合いが微妙に違う




  
コプラのロッジに到着  3660mの表示

あまりにも花が多くて引き寄せられるので、なかなか前へ進めない

ぐっしょり濡れてしまった




  コプラ到着  ランチの後は周辺の散策

   
最後から着いた私を待っていてくれたらしい  すぐ、ランチになった



ランチの後は、明日行かない反対側方面へ、散策に出かけることにした

どんな花に会えるか楽しみいっぱい




 
 ここをクリックすると大きく見えます
 キンポウゲ科

背が低く小花(花の直径1cmほど)




イチリンソウの仲間:キンポウゲ科

40cmほどの草丈で、四方に広がって咲いていた

 
   
イチリンソウの仲間:キンポウゲ科

紫花   白花より数が少ない




   
ツメクサの仲間:ナデシコ科

5cmほどの背丈  花の直径も5ミリほどの小ささ




   
少し歩いて行くと、村の入り口らしい印




  
左折すると、「PAUDWAR」へ行くらしい  その先に「タトパニ」がある

でも、稜線から外れてしまいそうなので、直進する




   
 シソ科

ここでは花盛り




 オヤマボクチのような花:キク科かな?



   
 イチリンソウの仲間:キンポウゲ科

紫花が多い




 タデの仲間:タデ科



   
 「NARCHYANG」への標識

地図で確かめると大きな町らしい




ツツジの仲間:ツツジ科

「アオモノ」と勝手に名前を付けていた青い実

ランタンにたくさんあった




   
 バラ科




 ツリフネソウの仲間:ツリフネソウ科

大型の赤い花




・・・・・・

稜線をどんどん進んでいくと、踏み跡の薄い草むらの道になりそうだったので、
稜線から外れ右側へ降りていくことにしたが、これも踏み跡が薄くなってきたので引き返した

今度は、ロッジの前を通り過ぎて、先程来た道を、見落としはないか探しに行くことにした

バッテリーが少なくなってきたので、撮りたい花を見過ごしてきたから




   
ハナウドの仲間:セリ科

放射状に花茎をの伸ばしていて、花はまばら




 
 ダイモンジソウの仲間:ユキノシタ科




   
フウロソウの仲間:フウロソウ科




  
途中、ピッケルを持ったポーターに出会って、薬になるという根っこを見せてもらった

人の手のように5本に分かれている・・・って

あとで、浅原さんに聞いたところ、テガタチドリのような「ランの花の根」だそうな

ネパール語では、「パーンチャムレ」といって、擦り傷・切り傷に効くそうである




 
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レッドポピーの仲間:ケシ科

何カ所も群生地がある  あんまりきれいなので、ついついシャッターを押してしまう




   
 タネツケバナの仲間:アブラナ科

花と種が同居




 モリナ科

日本にはない科

とげとげの葉っぱに特徴あるので覚えていた

ピンクの部分がつぼみ




 
ヤマルリソウの仲間:ムラサキ科

青花とピンク花

・・・・

雨が強くなりそうだったのでロッジへ引き返す




 
 ストーブがあるので、洗濯しよう〜と思い、
シャワーローム室のバケツを借りて、乾きの早そうな山シャツとズボン・タオルマフラーなどを洗った

寝るまでにおおよそは乾いたので、あとはシーツの中へ入れて乾かすことにした




   
左  浅原さん手製の図鑑を興味深そうに見ていたポーターの1人が
花を採集して来た

右  その中にレッドポピーのつぼみがあったので、1つ貰って、中を割ってみた

なんと!  白い雌しべがつんと立って、周りは黄色い雄しべがぎっしり!!

もう、開くばかりに準備をしていた




  
 キッチン部屋を覗くと、テンバさんが、ダイコンやニンジンで花形を抜いていた

日本へ行った時のお土産だとか   研究熱心なコックさん!!




  
 まん丸い月が上がった  19:55




 
 右  アンナプルナサウス7219m



 
 アンナプルナサウスの左にある山




 
真ん中 ダウラギリ8167m   そして、見事な雲海




  
 夕食は稲荷ずし〜  甘辛味の油揚げと、お酢の味がおいしかった〜




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