ヒル地帯を抜けると、そこは見渡す限りのお花畑! カヤールレイク・トレッキング |
7日目 7月19日(月) トレッキング5日目
【コプラ3660m→カヤール・カルカ4200mへ】
ヒレ村からカヤールレイクまでの地図は、こちら (緑色の線) コプラ〜カヤールレイク(氷河湖)間の地図はこちら
コプラ7:40発・・・カヤール・カルカ12:30頃着(テント泊) |
夜中雨が降ったが、朝は止んでいた 近くの山はうっすら見えるが、 アンナプルナ・サウスは雲の中 |
出発の用意 今日の行程を聞くと、 「岩場を緩く登っていって、左に曲がりながら歩いて 登ったところが今日の宿泊地のカルカ」・・・だって 予定では、3時間の行程になっている (そのつもりで歩いたが、 歩けども歩けども着かなかった・・・) |
おかゆとパンという不思議な組み合わせだが、もう慣れた |
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ロッジの裏も、ポピーのお花畑 |
遠く、雲の間から 3日前に通った「ゴレパニ」の町が見えた! |
出発 7:40 彼らの足なら2時間で行けるだろう |
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隣の家は、建築中 |
石垣を乗り越えて進む |
イチリンソウの仲間:キンポウゲ科 上 花びらの根元が紫色の花は珍しい 下 これはよく見かける花 |
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ツメクサの仲間:ナデシコ科 昨日散策中に見た花に、また出会った |
振り返ってロッジを見下ろすと、もうガスに包まれそう |
レッドポピーの仲間:ケシ科 また出会ったね! |
アカバナの仲間:アカバナ科 今回、皆つぼみだった |
リュウキンカの仲間:キンポウゲ科 |
バラ科 この羽状複葉の黄色い花は、とても多い |
ヤマハハコの仲間:キク科 右 今まで見てきたのは、こんなとがったつぼみ状態だった (7/18撮影) 左 花が咲くと、こんな感じになる カリカリしたような花びら |
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ランの仲間:ラン科 黄緑色の花 |
タデ科 濃いピンク色が、目を惹いた |
ずっと遠くにいるうちから、ワンワン・キャンキャンと犬の声が聞こえた こんな山の上に人家があるのか?・・・と不思議に思っていたら、牧羊犬だった 黒くて大きな犬が、5〜6頭!!すぐ近くまで来て私の周りをぐるぐる回っている 犬が苦手な私は、目を合わせないよう、平静さを装って、いつものペースで歩き通したが 内心は、怖くて怖くて・・・ 浅原さんが待っていてくれたので、いざとなれば追い払ってもらえるだろうと、少し安心できた 羊のたむろしている真ん中を歩いても、羊は動こうともしない 危害を加えないと分かっているようで、犬よりよっぽど賢いのではないかと思ってしまった 羊の間を通り抜けても、まだワンワン・キャンキャン吠えていた |
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竹で外郭を作り、ブルーシートをかければ、家の出来上がり〜 こんな家が、あちこちにあった 羊を放牧している持ち主も、こんな家に住んでいた |
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ウメバチソウの仲間:ユキノシタ科 今まで見てきたウメバチソウ↓とは違っていた 花びらの周りがギザギザになって毛深い 7/18撮影 こちらは、花びらの周りはつるっとしている |
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調べ中 これも今までにない新しい花 中心がえんじ色 |
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マメ科 また出会ったね! |
レッドポピーの仲間:ケシ科 また出会ったね! |
シオガマの仲間かな?:ハマウツボ科 鮮やかなピンクと白が目を惹く |
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タデ科 群生はしないで、ぱらぱら咲いている |
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霧の中から、カランコロンと音が聞こえてきた 近づいていくと、馬だった そっと遠回りして通り過ぎた |
ツリフネソウの仲間:ツリフネソウ科 おやまた出会ったね! |
突然、車でも通れるほどの広い道に出た 分かりにくい場所には、いつも浅原さんが待っていて「こっちだよ」という指示がある 後続者にもそれを伝えるため、交代して待っていると、 テンバさんがジュースを持ってやってきた どうも我々が遅くなるだろうと予想しての、水分補給らしい 1つずつ貰って、もう1つは後続者へ届けに戻って行った |
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左右、黄色い花が群生している間を進む 晴れていたら、カメラの出番なのだが しとしと降る雨で、レンズが曇ってしまったので しばらくお休み |
こんな石が積み重なった場所に、 よく「ナキウサギ」が現れる 浅原さんがここで待っていて 「静かにしているとナキウサギが出てくる」・・・と |
カメラを構えて静かに待っていると、出てきた!出てきた! 石垣を出たり入ったりしながら、人間が近くにいることをあまり気にしていない様子だった |
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セリ科 白い小さな花と黒い雄しべ |
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ブルーポピーの仲間:ケシ科 浅原さんから、「ブルーポピーが咲いていますよ〜」と遠くから声がかかった 右手の山の斜面、草むらの中に数輪咲いていた 「こんな高度の低いところで咲くのは珍しい」・・・と ランタンで見たブルーポピーは、葉っぱがとげとげでサボテンみたいだったが このブルーポピーは、柔らかそうな葉っぱで、大違い 後続者にも、ブルーポピーのありかを知らせてから、前進 |
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キク科 今まで出会ったことのない、うつむいて咲く背の高いキク科の花 ここから急に増えてきた |
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バラ科 大群生は、この羽状複葉のバラ科の花 |
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沢を何度も渡る 飛び石沿いに渡れる所もあるし、 靴が半分水浸しになる箇所もある |
所々に、重い荷物持つを置いて休む 休憩場所がある 標識はネパール語だけ 外国人はほとんど来ないのだろう |
ベンケイソウ科 |
途中ですれ違った地元の男性から ブルーポピーを貰った えっ、そんなありふれたものなの?と、驚いた |
ブルーポピーの仲間:ケシ科 イエローポピーやレッドポピーと違って、ブルーポピーは背丈10〜15cmほど 大きな岩の陰に、かたまって咲いていた 葉っぱは皆、柔らかい種類 |
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イワベンケイの仲間:ベンケイソ科 |
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サクラソウの仲間:サクラソウ科 学名はプリムラ 大型で白色 背丈20〜30cmほど 強い匂いがある |
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ハナイカリの仲間かな・:リンドウ科 |
リュウキンカの仲間:キンポウゲ科 |
・・・・・・・・・・・ 「岩場を緩く登っていって、左に曲がりながら歩いて、登ったところが今日の宿泊地のカルカ」・・・と聞いていたが、 正しくは、 「ロッジ前から続く緩い丘を左に巻くようにして登っていく しばらくすると、ぬかるんだ道になる その後、石の階段が続く急な登りが始まる 登り詰めると、また次の稜線が見え、それを登り詰めるとまた次の稜線・・・というように いくつもの稜線を登っていくと、今度は下りになり、広い河原に出る その広い河原を石伝いに横切って、少し登った所が、カヤールカルカ(今日の宿泊地)である ・・・・・・・・・・ 周りはガスで真っ白 雨はしとしと降っている 歩いても、登っても、テントらしいものは見えない だんだん心細くなってきたころ、前方に大きな黄色いテントが見えた (スタッフのテントではなく、カルカの持ち主のテントだった) スタッフの姿も見えた! 後続者に「テントが見えたよ〜」と大声で伝えた カヤールカルカに到着 12:30頃 約5時間の行程となった |
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テントは、石積みの小屋の中に張ってあった な〜るほど!! 雨に濡れないし、雨漏りもしないし、収納・運搬も軽くて済む 持ち主に断ることはできないので、無断借用かな 「欧米人3人用」の大きくて背の高いテントに1人ずつ 着替えをするにも快適 まずは全身ぐっしょり濡れた服を全部着替えてさっぱりさせた が、干す手立てがない・・・ テント内のロープに掛けてみたが、乾くあてはない |
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左 カメラを濡らさないよう、傘をさして宿泊場所の小屋をパチリ 小屋の前の小さなテントは、トイレテント 右 キッチン小屋とスタッフ達 白い花は、サクラソウの群落 |
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18時を過ぎた頃、今までガスで真っ白だった山が見渡せるようになった 「山の斜面が真っ黄色〜!」が、第一感想の声 |