マチャメルートで 
  
 キリマンジャロ登山 5895m テント泊


 9日目 1月30日(月)   【ハイキャンプ→ムェカゲート→モシのホテル

ハイキャンプ(=ミレニアムキャンプ)7:28発・・・ムェカキャンプ8:55・・・ムェカゲート12:55〜14:45=モシのホテル15:20着(泊)

                        キリマンジャロの地図はこちら

 ハイキャンプ(3950m)・・・ムェカキャンプ(3100m)
 6:42  山頂にうっすら雲がかかっているキボ峰がくっきり見えた

昨日下山時にアラレが降り、テント到着後しばらく大雨だったが、山頂付近では雪が降ったらしく、雪化粧



 
 ハイキャンプの標識と一緒にパチリ  山頂の雲は、「傘雲」風になってきた




 
 キリマンジャロの「傘雲」




   
 ちょうど居合わせた、
他グループのガイドに撮ってもらった

昨日は、あの山の山頂にいたんだ・・・




キリマンジャロをバックにパチリ 
   
 テント撤収




 出発  7:28

今日はいつもの8時出発ではなく、
ゲートへ早く着きたいとのことで
1時間早まった7時だったが
写真を撮っていたので、遅くなってしまった




  
 衣服調節

キリマンジャロがきれいに見える  「傘雲」は消えてしまった




 
1
 
2
 
3

4
 プロテア:ヤマモガシ科

まずカリカリに乾いた花の跡と、実のようなものがあった(1・2)

何だろうと写真を撮っていると、ガイドから「プロテア」だと聞いた

「もっと下へ行くと花が咲いている」そうなので期待して歩いて行くと、咲き始めの花があった (3)

そして、半開きの花も (4)

もっと降りていくとい〜ぱい咲いているかと期待していたが、、
高い木の上にパラパラ状態でオシマイ・・・

・・・・・・・・・・

家へ帰ってから調べると、
『南アフリカから熱帯アフリカにかけて115種ほどが分布している

樹高数十cmから数mの常緑の低木で、幹は直立し、葉は互生で、長い柄があり、革質で厚い

花は枝の先に単生するが、総苞片に包まれた、キク科の植物に見かけが似ている頭状花序で、
花序そのものはそれほど華やかではないが、総苞片が鮮やかな色彩で、フリルがつくなど様々な形をしているため、
派手な色彩の容器に、あざみやたんぽぽの花を入れたような、ユニークな形をしている

花序は、大きなものでは直径20センチあまりになる』」・・・と

下山時に見たプロテアは、花の直径7〜8cm程だった




 
 麓の森が見えた




   
岩場  つるっと滑りやすいので要注意




登山道の両側には、こんな地衣類
(白いサンゴのような背丈4cm程)や・・・





枝から垂れ下がっている
サルオガセのような
地衣類が多い




『クビナシタンポポ』(勝手に命名した)
ハプロカファ(Haplocarpha):キク科




初めて出会ったひょろひょろして背丈1m程の花




ムェカキャンプに到着 3100m

本来の予定は、ここに泊まるはずだったが
登頂後の疲れた足では、ここまでの距離はつらい

ハイキャンプに泊まってよかった!




ムェカキャンプ・オフィス


 
ムェカキャンプのそばに咲いていた花-1

ワスレナグサに似た花ムラサキ科


 ムェカキャンプのそばに咲いていた花-2

アザミの仲間キク科


   
 ムェカキャンプのそばに咲いていた花-3

キイチゴの仲間バラ科

左  花(垂れ下がって咲いていた)   右  実




 
後ろを振り返ると、キリマンジャロが見える




   ムェカキャンプ(3100m)・・・林道
   
 とても背が高くなるキク科の花




中心部が濃い紫色のスミレ科の花


 
 
キリマンジャロの見納め?  展望地より




   
レッド・マウンテン・グラジオラス:アヤメ科

後ろを歩いていたジョニーに教えてもらった

下りは、左右両方を見ながら歩くと遅くなるので、
「私は右に咲いている花を見ながら歩くので、左に咲いている花があったら教えてね」と頼んでおいた成果




   
ミズ(別名ウワバミソウ)に似た花:イラクサ科

粒々の小さい花のかたまり




   
   
 キリマンジャロインパチェンス(ツリフネソウの仲間):インパチェンス科

登りには、こんな色の ↓ インパチェンスもあったっけ






   
 ツリフネソウの仲間だろうか?




背丈20cm程  小花が集まっている


 
   
  
 蔓になっていた  ウリ科かな?




   
 アケボノソウの仲間リンドウ科




   
花の直径1〜1.5cm程  背丈10〜15cm程  ユリ科かな?




   
 木のトンネル

裏側から見ると、2本の木が寄り添って
くっついてしまったように見えた




インパチェンス(ツリフネソウの仲間)
:インパチェンス科



 
   
エベレストが、「ケムファ」 だと教えてくれた

右側の木の幹が剥がれている

薬になるから皆がめくっていくんだって




 背丈20cm程

地味な花だが、面白い形


   
 休憩  10:25




シュウカイドウに似た花シュウカイドウ科


 
   
 木の花

ガイドのエベレストは、木の花すべて
「ツリー・フラワー」と言っていた




 背丈の高い木々の間を歩く

この辺り大変滑りやすく、何人も滑っていた


   
 ブラックベリー:バラ科

左 花    右 実




  
  「ケムファ」

大きくて太い木  さっきの
ケムファと同じく、皮が剥がされていた

ジョニーに立ってもらって、幹回りの太さを実感




   
   
 インパチェンス(ツリフネソウの仲間)インパチェンス科




   
 ファイヤーボール・リリー:ユリ科

通り過ぎてしまいそうな時、ジョニーに教えてもらった

一度目は足場が悪く遠すぎてあきらめたが、二度目がこれ

大きくて派手やかな花だったので、思わず「ストーップ!」と声をかけ、皆を呼び戻した

花の直径10cm程  背丈40cm程  名前通りの花




   
 木の実  あちこちにたくさん生っていたが、青く色づいているのはほんの少し




   
 林道に救急車が待機!  12:05

腰が痛くなった男性のために、上山さんが呼んだのか…と、一瞬思った

日本の救急車の中古を輸入して、救急車ではなく普通の車として利用しているようだった

中を見せてもらったり、アナウンスまで聞かせてもらった
「救急車が通ります  道を開けてください」・・・というようなアナウンスが日本語で流れた

「広域消防本部」と日本語で書かれたままだった




   林道・・・ムェカゲート(1640m)
   
  
 ツユクサの仲間:ツユクサ科




   
キク科




ハグロソウの仲間:キツネノマゴ科

日本のハグロソウ ↓






   
シソ科かな?




   
 背丈5cm程の花




 マメ科の花


   
 白い大きな花がたくさん落ちていた  左 裏側   右 表側

上を見上げてもわからない

ジョニーが、「
ワーリー・マンゴー」の花だと教えてくれた  ウルシ科

そして指さしたのは、高〜い木  遠すぎて花は見えなかった・・・

だが、人間は食べなくて、サルが食べるらしい  それも限られたサルだけ・・・だって




  
 なよなよした背丈30cm程の花




   
  
勝手に命名している「トゲトゲスイカ」  スイカそっくりな模様がある 直径1.5cmほどの実
 
葉と茎に長〜い棘   「触ってダメ」とジョニー

ナス科




   
 マメ科

青色・白色もあったっけ




   
 登りに使った林道と同じような花が咲いている




日本のシロノセンダングサ:キク科そっくり!

ネパールでもこのそっくりさんがいた




   
 ウリ科かな?


 「アゲラタム」という名で、よく園芸店で見かける
キク科の花

ネパールでも麓によく咲いていた




   
 キク科の花




背丈1m以上  つぼみばかり

キク科かな?




   
ムェカゲートに到着  12:55




   ムェカゲート(1640m)
   
 下山手続き

1人ずつサインした

近くに水洗トイレ

久しぶりに蛇口から流れる水で手と顔を洗った




 戸外に設置されたランチ場所に座ろうとすると
雨が降ってきた

慌てて、屋根付きの休憩所に移動

   
 ご苦労様会(=登頂祝賀会)-1

ビール希望とコーラ希望があった


 ご苦労様会(=登頂祝賀会)-2

まずはシャンパンで乾杯
ガイドのエマニュエルが栓を開けた

隣は、キッチンスタッフのニョカ




   
 ご苦労様会(=登頂祝賀会)-3

ガイドもポーターもビール

左からヨハナ・エマニュエル2・エベレスト




ご苦労様会(=登頂祝賀会)-4

チーフガイドのエマニュエルと
 
   
ご苦労様会(=登頂祝賀会)-5

ガイドのエベレスト




 ご苦労様会(=登頂祝賀会)-6

キッチンスタッフのムディ

このあと、キッチンスタッフ最後の食事(パスタ)を食べて
おなか一杯




   
 ムェカゲートの入口(出口)




荷物をバスに置いて、お別れ会へ


 
 
 ポーター達  31人いると聞いた  顔を合わせることは無いので、顔なじみがない・・・




 
 登頂証明書 ↓ の授与式   エマニュエルと上山さん






 
 名簿順に名前を呼ばれて、取りに行く


 
 授与式の後は、キリマンジャロダンスと歌が始まった-1

キッチンスタッフのニョカが先導


 
キリマンジャロダンスと歌-2


 
 キリマンジャロダンスと歌-3


 
キリマンジャロダンスと歌-4


 
 キリマンジャロダンスと歌-5




 
そして、全員で記念撮影-1

 
 全員で記念撮影-2




 
 お別れ会も終わり、モシのホテルへ向かう




  ムェカゲート(1640m)=モシのホテル 
   
 バスの車窓からー1

バナナ園  その間にコーヒーの木




 バスの車窓からー2

まだ小さいコーヒーの木
   
 バスの車窓からー3


バスの車窓からー4


 
 
バスの車窓からー5


 
 バスの車窓からー6




  モシのホテル・・・モシの町へ買い物に 
 
ホテルに到着  15:20




ホテルからのウエルカムキャンディー

「おめでとう」と書いてあった

17:00集合して、街へ買い物に出かけることになった

登山前、シャワートラブルがあったので
今回、上山さんは前もってお湯が出るかどうか
ホテル側に確認してもらっておいたそうなのに
私の部屋は、何分たってもお湯が出てこない・・・

とうとう部屋替えとなり、自室に落ち着いたのは
40分後・・・

急いでシャワーを使い、フロントに降りた




   
 17:22  お出かけ

エマニュエルの兄弟のエリーが案内役

両側から来る車をかわして道路を一斉に横断




 町の真ん中にある木に、カメレオン!

山で見たのとは異なる(角がない)


   
 まずは、スーパーマーケットへ

ここで図鑑を1冊購入 ↓





玄関前に咲いていたツユクサ科の花

我が家にもある「
ムラサキゴテン」という名前

ネパールにもあった




  
 次は、スーベニア―ショップへ

私はコーヒーを飲まないので、地図だけ1枚購入

そして、ホテルへ




   
 夕食  特別なお祝い時に饗されるという「ヤギの丸焼き」もあった

私は硬くて一口食べただけでパス  が、おいしかったという人もいた

左  ガイドも同席

右  ヤギ肉とフライドポテトとサラダ

私の左隣には、ヨハナ

彼に、「何度くらいキリマンジャロに登ったの? 10回くらい?」・・・と聞くと、「Many」・・・と
「20回?30回?」と聞くと、「Many、Many」・・・と

「じゃあ100回?」と尋ねると、そうだって

「今27歳だけれど、22歳から登り始めて5年間で100回以上登った」だって

すご〜い!!

次は、「キリマンジャロで一番たくさん花が咲くのはいつ?」と聞くと「5月」だって・・・

でも5月は、雨季だよね・・・  残念・・・

途中、おなかが痛くなったので、お開きになる前に部屋に戻った




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