キリマンジャロで出会った花
              マチャメルート~山頂~ムェカルート
  テント泊
                  2017年1月22日~2月1日
   マチャメゲートト1800m~マチャメキャンプ3010mの花              1/24(火)

    マチャメキャンプ3010m~シラキャンプ3845mの花                1/25(水)

    シラキャンプ3845m~ラバタワー4600m~バランコキャンプ3960mの花   1/26(木)

    バランコキャンプ3960m~カランガキャンプ4035m                1/27(金)

    カランガキャンプ゚4035m~バラフキャンプ4673m                   1/28(土)

    バラフキャンプ4673m~山頂5895m~ハイキャンプ3950m           1/29(日)

    ハイキャンプ3950m~ムェカゲート1640m                     1/30(月)

    アルーシャ国立公園・キリマンジャロ空港                     1/31(火)


    登山の様子はこちら

 マチャメゲート1800m~マチャメキャンフ3010mの花 ゚1/24(火)

 木の花が垂れ下がっていた  何科の花だろう  キク科かな?


   
 アゲラタム」という名で、よく園芸店で見かける
キク科の花

ネパールでも、麓でよく見かけた


 ハコベの仲間:ナデシコ科

ハート形の葉っぱ
   
   
キリマンジャロインパチェンス(ツリフネソウの仲間):インパチェンス科-1

鮮やかな朱色  横から見ると、「舟が吊られている」ように見える

日本のツリフネソウ↓より、小さい

  


   
   
キリマンジャロインパチェンス(ツリフネソウの仲間):インパチェンス科-2

色変わりかな?  1の花より、高度の高い所に咲いていた


   
 葉っぱに、棘がいっぱいある背の低い花

何科の花だろう?
オオバコに似た花:オオバコ科

葉っぱは日本のオオバコと違っていた


   
背丈15cm程の花  何科の花だろう?


   
   
インパチェンス(ツリフネソウの仲間):インパチェンス科

ピンクと白があった  背丈は10cm程  花の直径1.5cm程

踊り子が舞っているような形


   
 マメ科の花


マメ科の花

 
   
 ミズ(別名ウワバミソウ)に似た花:イラクサ科

山菜としておいしいらしいが、
ここアフリカでは山菜を食べる習慣はないとか


木の花  匂いは無し

何度も見かけた
 
 
   
 シソ科の花

下唇に模様がある


   
  
 花の直径2cm程  何科の花だろう?


   
木の実

2~3個固まってついている


イワタバコに似た花:イワタバコ科
 
   
 インパチェンス(ツリフネソウの仲間):インパチェンス科

今までに出会った花より大型になった


   
 つぼみばかりで、まだ開花していない

右の花と似ているが、こちらは木
キク科かな?

左の花と似ているが、こちらは草本


   
  
 シュウカイドウに似た花:シュウカイドウ科


   
左  イチゴの実   右  花

ブラックベリー」・・・だって  バラ科


   
日本のシャク↓に似た花:セリ科




   
 日本のキツネノボタン↓に似た花:キンポウゲ科




キク科の花

人の背丈を超えるような大きいものもある


   
左  下から咲き上がっていくようだ  唇型の白い花がかろうじて残っていた:シソ科かな?


右  花の後はイガグリ状になるようで、これはこれで面白い


   
   
日本では出会ったことのない花

葉は3つに分かれ、実はアブラナ科のように見えるが・・・??


   
   
スミレ科の花

葉っぱは右のスミレと付き方が違う

中心部が濃い色


スミレ科の花

茎は、蔓状

下唇の中央は、濃い紫色の筋が入っている

ガイドのエベレストは、
ビオラ・オブ・セオドバイオレット」と言っていた


   
ヤマルリソウやワスレナグサの仲間:ムラサキ科


  
   
 アケボノソウに似た花:リンドウ科

だが、花びらの点々がなく、代わりに紫色の筋模様がある

日本のアケボノソウ ↓



   
 ノミノフスマに似た花:ナデシコ科


ハクサンフウロに似た花:フウロソウ科

ひょろひょろしているが、2m近いものもあった

ガイドのエベレストは、「
セオド・フラワー」と言っていた


   
木の花  右  花のアップ


   
エバーラスティング:キク科

日本では「
ムギワラギク」とか「カイガラギク」という名前の園芸種がある

花びらは、カリカリして、紙のよう


   
 これも、エバーラスティング:キク科


 
 ベニバナボロギクに似たキク科の花

日本のベニバナボロギク↓は下向きに花をつけるが、花柱がくるっと巻いているのはそっくり




   
 レッドホットポーカー(赤く焼けた火かき棒)の意味:ユリ科


    
 背丈7cm程

日本では見かけたことがない・・・


 サルオガセに似た地衣類:サルオガセ科


   
キク科の花

白い葉っぱに黄色の花






    マチャメキャンプ3010m~シラキャンプ3845mの花 1/25(水)

   
 鮮やかな赤色

ガイドのエベレストは、「
グラジオーラ」と言っていた
グラジオラスのこと
図鑑には、『
レッド・マウンテン・グラジオラス
・・・とあった

背丈30cm程  
アヤメ科


 エバーラスティングかな?

  
   
 ガイドは、「ワイルドキャロット」と言っていた

葉っぱがニンジンの葉そっくりな所から、名付けられたらしい


下段  花が終わった後は、こうなる(種)


 
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鮮やかな黄色のキク科の花  背丈1m程

図鑑には、『
Euryops』とあった  「エウリオプス」 と読むのだろうか?
葉が分厚いので、寒気と乾燥に強いそうである

エベレストは、「
ストエベ・キリマンジャロ」と言っていた


  
   
エバーラスティング

ガイドのエベレストは、「
エバーラウティング・パプー」と言っていた

エバーラスティングには4種類あるらしい

図鑑には、『
エバーラスティング・フラワー』 キク科

背丈30~40cm程  蕾のうちは赤  開花すると白い花びらが目立つ


   
ジャイアントセネシア  図鑑には、『ジャイアント・グラウンドセル』  これもキク科だって

「セネシオ」は学名の一部(Senesio johnstonii・ssp)

後で上山さんから説明を聞いたが、枝分かれするのに25年かかるそうだ


  
十字花の花・・・アブラナ科

ハクサンハタザオ
の仲間

ガイドのエベレストは、
インペンション・スピーシーズ」と言っていた


   
ふと傍らの木(1m程)を何気なく見ると、花のようなものが咲いていた

アップで撮ってみると、まさしく花だった

後でわかったが「
エリカ」だった  ツツジ科

図鑑には、『ツリー・ヒース or ジャイアント・ヒース』とあった  「エリカは学名の一部(Erica arbored)

エベレストは、「別名:
ベルフラワー」とも言っていた  (ベルの形に似ているから・・・と)


 
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 アズマギクの黄色版・・・といった感じの花

背丈10cm程  
キク科


キク科の花

ガイドのエベレストは、「
エバーラスティング」と言っていた

 
ママコナ(ゴマノハグサ科)やアキギリ(シソ科)に似た花

背丈 30cm程

ガイドのエベレストは、「
ロベリア・ホースティール」と言っていた


   
背の低い紫色の花が咲いていた  背丈10cm程


   
 図鑑には、『Haplocarpha』 とあった  キク科

ハプロカファ」と読むのだろうか?

タンポポに似ているが、茎がほとんどないので
クビナシタンポポ」・・・と勝手に命名


 これもキク科

岩陰に横向きになって咲いていた


  
   
痛そうな大きなトゲを持つアザミの仲間

図鑑には『
マウンテン・シスル(アザミのこと)(Mountain Thistle) とあった  キク科


   
エバーラスティングキク科

これは残り花

殆どは、花が終わり、花びらが茶色になっていた


 
   
 エリカ:ツツジ科

背丈の高いものも低いものもあった  花がまったくない株(上)と花がたくさんついている株(下)があった






   シラキャンプ3845m~ラバタワー4600m~バランコキャンプ3960mの花
                            1/26(木)

   
 キク科の花

キク科  岩陰に咲いていた

ガイドのエベレストは、
エリクリシアム・ネウィと言っていた

水があると葉が大きくなる・・・と
つまり、葉に水分を蓄えることができる
・・・という意味だろうか?



   
   
エバーラスティング:キク科

上段  まだ新しい株   下段  花が終わりかけの株


 
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ジャイアント・セネシア:キク科群生地


 
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ジャイアント・セネシアのそばに、よく似ているけれど、様子の違った株があった

背丈60cmくらい  ガイドのプロスパが、
「ロベリア」だと教えてくれた

ロベリア『Lobelia』:
キキョウ科

下右  だいぶ葉が古びた背丈ほどの「ロベリア」の株があった  
ガイドのプロスタが、「花が咲いている」と言ったので葉と葉の隙間を覗いてみると
こんな紫色の花があった

どこかで見たことがある・・・と考えたら、日本のサワギキョウの花 ↓ を思い出した


な~るほど、やっぱりキキョウ科 だね  雌しべの格好がそっくり


  
 マウンテン・シスル(アザミのこと)キク科

キャンプ地の中に咲いていた






   バランコキャンプ3960m~カランガキャンプ4035m 1/27(金)

  
 岩の陰に咲いていた、アブラナ科






  カランガキャンプ4035m~バラフキャンプ4673m 1/28(土)

   
キク科の花






   バラフキャンプ4673m~山頂5895m~ハイキャンプ3950m 1/29(日)

      
花は無し・・・・・






   ハイキャンプ3950m~ムェカゲート1640m 1/30(月)

 
1

2
 
3
 
4
プロテア:ヤマモガシ科

まずカリカリに乾いた花の跡と、実のようなものがあった(1・2)

何だろうと写真を撮っていると、ガイドから「プロテア」だと聞いた

「もっと下へ行くと花が咲いている」そうなので期待して歩いて行くと、咲き始めの花があった (3)

そして、半開きの花も (4)

もっと降りていくとい~ぱい咲いているかと期待していたが、、
高い木の上にパラパラ状態でオシマイ・・・

・・・・・・・・・・

家へ帰ってから調べると、
『南アフリカから熱帯アフリカにかけて115種ほどが分布している

樹高数十cmから数mの常緑の低木で、幹は直立し、葉は互生で、長い柄があり、革質で厚い

花は枝の先に単生するが、総苞片に包まれた、キク科の植物に見かけが似ている頭状花序で、
花序そのものはそれほど華やかではないが、総苞片が鮮やかな色彩で、フリルがつくなど様々な形をしているため、
派手な色彩の容器に、あざみやたんぽぽの花を入れたような、ユニークな形をしている

花序は、大きなものでは直径20センチあまりになる』」・・・と

下山時に見たプロテアは、花の直径7~8cm程だった



   
登山道の両側には、こんな地衣類
(白いサンゴのような背丈4cm程)


 枝から垂れ下がっている
サルオガセのような
地衣類が多い

   
初めて出会ったひょろひょろして背丈1m程の花


   
 『クビナシタンポポ』(勝手に命名した)
ハプロカファ(Haplocarpha):キク科



ムェカキャンプのそばに咲いていた花-1

アザミの仲間:キク科


   
ムェカキャンプのそばに咲いていた花-2

ワスレナグサに似た花ムラサキ科


   
ムェカキャンプのそばに咲いていた花-3

キイチゴの仲間バラ科

左  花(垂れ下がって咲いていた)   右  実


   
 とても背が高くなるキク科の花

中心部が濃い紫色のスミレ科の花


 
レッド・マウンテン・グラジオラス:アヤメ科


   
ミズ(別名ウワバミソウ)に似た花:イラクサ科

粒々の小さい花のかたまり


   
   
キリマンジャロインパチェンス(ツリフネソウの仲間):インパチェンス科

登りには、こんな色の ↓ インパチェンスもあったっけ


   
 ツリフネソウの仲間だろうか?


 背丈20cm程  小花が集まっている

   
  
蔓になっていた  ウリ科かな?


   
アケボノソウの仲間リンドウ科


   
花の直径1~1.5cm程  背丈10~15cm程  ユリ科かな?


   
 インパチェンス(ツリフネソウの仲間)
:インパチェンス科



 背丈20cm程

地味な花だが、面白い形


   
 シュウカイドウに似た花シュウカイドウ科

木の花

ガイドのエベレストは、木の花すべて
「ツリー・フラワー」と言っていた


   
ブラックベリー:バラ科

左 花    右 実


   
ファイヤーボール・リリー:ユリ科

通り過ぎてしまいそうな時、ジョニーに教えてもらった

一度目は足場が悪く遠すぎてあきらめたが、二度目がこれ

大きくて派手やかな花だったので、思わず「ストーップ!」と声をかけ、皆を呼び戻した

花の直径10cm程  背丈40cm程  名前通りの花


   
木の実  あちこちにたくさん生っていたが、青く色づいているのはほんの少し


   
   
インパチェンス(ツリフネソウの仲間)インパチェンス科


   
  
 ツユクサの仲間:ツユクサ科


   
 ハグロソウの仲間:キツネノマゴ科

日本のハグロソウ ↓



 背丈5cm程の花

   
シソ科かな?


   
 ワーリー・マンゴー」:ウルシ科

人間は食べなくて、サルが食べるらしい
それも限られたサルだけ・・・だって



なよなよした背丈30cm程の花

 
   
 マメ科の花

マメ科の花


   
  
 手に命名している「トゲトゲスイカ
スイカそっくりな模様がある 直径1.5cmほどの実
 
葉と茎に長~い棘:
ナス科


   
 日本のシロノセンダングサ:キク科そっくり!

ネパールでもこのそっくりさんがいた


 ウリ科かな?

   
 「アゲラタム」という名で、よく園芸店で見かける
キク科の花


背丈1m以上  つぼみばかり

キク科かな?

 
    
キク科の花






 キク科
   アルーシャ国立公園・キリマンジャロ空港 1/31(火)

   
 
 上段  何か茶色いものがいっぱい生っている木がたくさんあった

茶色いものを1つ貰って中を見たら、種が2つ入っていた

周りのぺらぺらしたものは、翼 (風に吹かれて飛んでいきやすくなる)

後でレンジャーから名前を教わった  
「ドドネヤ」という木だって

下段  花はイエローグリーン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ネット検索で「ドドネヤ」」と入れてみたら、
「Dodonaea viscosa ドドナエア:ムクロジ科」
・・・という画面が出てきた

花が終わった後にできる莢(さや)のようすがそっくり!
原産地 オーストラリア

ドドネエアにはいくつか種類がある  寒風にさらされたり冷え込みが厳しいと葉を落とす
花は目立たず、雌木は花後に莢ができる』・・・と
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花は目立たず・・・という点が、タンザニアのドドネヤと違う点

とてもきれいなイエローグリーンの花が枝いっぱい咲いていた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キリマンジャロ空港で勝った図鑑の索引で「Dodonaea」を調べると、
Dodonaea angustifolia』があった『
ドドナエア アングスティフォリア』と読むのだろうか?

別名 サンド・オリーブ

Dodonaea angustifoliaの翻訳文には
『アフリカ南部からアラビア、オーストラリア、ニュージーランドまで自然に生えている細長い潅木または小さな木

種子カプセルは3つの翼があり、風によって分散している

岩場では自然発生しますが、砂の安定化と浸食の防止のために栽培されています

抽出物は薬として使用される』・・・だって   へ~え・・・


   
おいしそうな実

キク科の花

 
   
アカシア:マメ科ネムノキ亜科

トゲに触ってみたが、針のように硬い棘ではなく、しなうような硬さ  長さは3cm程もある


   
図鑑を見ると『カリッサ・スピナルム』:キョウチクトウ科  だって

星形の花  滝へ移動中に見つけた



   
 ウリ科かな?

高さ2~3m程の木に、花がいっぱい咲いていた
少々くたびれていたので
最盛期は過ぎていたらしい

匂いは無し


   
 ハーブの仲間らしい:シソ科


 シソ科 or ゴマノハグサ科

   
図鑑には ソドムアップル『SODOM APPLE』:ナス科  とあった

ポテトファミリー『Potato Family』・・・ともあった  ジャガイモ科という意味

日本ではナス科が普通  ジャガイモ科とは言わない



  
背丈5cm程

地面に這うように茎をのばして咲いていた


   
   
 キリマンジャロ空港の周り  モシのホテルへ行く途中の道路際に植えてあった

図鑑には、『
Deronix regia デロニックス・レジア(と読むのだろうか?)』だと分かった

ネット検索してみたら、日本名 『
鳳凰木(ほうおうぼく)

マメ科ジャケツイバラ亜科の落葉高木

原産はマダガスカル島で、樹高は10-15m

樹形は樹冠が傘状に広がり、葉は細かい羽状複葉

直径10cmほどの5弁で緋紅色の蝶形な花が、総状花序につく

主に熱帯地方で街路樹として植えられている
日本では沖縄県などで街路樹や公園樹として導入されている』・・・だって


クリスマスの頃に咲くので、現地の人は「
クリスマスツリー」と呼んでいる・・・と