醒ヶ井養鱒場から柏原駅へ 霊仙山縦走 |
タニウツギ カマツカ ズミ |
●場 所 | 滋賀県米原市上丹生・犬上郡多賀町 |
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●標高 | 1017m(今日の最高点) |
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●山行日 | 2017年5月23日(火) |
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●コース | 醒ヶ井養鱒場バス停・・・榑ケ畑登山口・・汗拭き峠・・・7合目・・・ショートカット・・・避難小屋・・・谷山谷分岐・・・6合目・・・4合目・・・柏原登山口・・・柏原駅 |
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●多治見から 登山口まで |
JR多治見駅ーJR名古屋駅ーJR醒ヶ井駅⇒醒ヶ井養鱒場バス停・・・榑ケ畑登山口 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽 |
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●コースタイム | JR多治見駅 JR名古屋駅 JR大垣駅 JR醒ヶ井駅 養鱒場バス停 榑ケ畑登山口 汗拭き峠 7合目 避難小屋 6合目 4合目 新2合目 柏原登山口(橋) 柏原駅 |
5:25発 6:06〜6:10 6:49〜6:52 7:21〜7:48 7:58〜8:00発 9:00〜9:05 9:25 10:52 11:57〜12:10 13:20 13:55〜14:05 14:35 15:18 15:57〜16:14 |
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周辺地図はこちら |
醒ヶ井駅から醒ヶ井養鱒場まで、乗客は私1人だけ 登山口まで林道を歩く |
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テンナンショウの仲間:サトイモ科 仏炎苞は、緑色の地に白い筋 付属体はこん棒状で曲がっていない 白色と緑色があった |
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タニウツギ:スイカズラ科 「タニ」という名前が付き、谷筋に多い |
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谷山谷はまだ通行禁止 |
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イブキシモツケかな?:バラ科 |
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調べ中 この時期、白色の花が多く、名前の同定に悩まされる |
サワギク(別名ボロギク):キク科-3 咲き始めたばかり |
サナエトンボの仲間かな? |
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登山口に着いた 9:00 追い越して行った車が2台ともう1台 計3台が駐車 バス停から約1時間 |
計画書をポストインして出発 前にも後ろにも人はいない 静かに歩けそう |
カナヤの前を通過して、汗拭き峠へ 9:25 |
ギンラン:ラン科 背丈10cm程 1株だけ咲いていた |
フデリンドウ:リンドウ科 根出葉(こんしゅつよう)がないのでハルリンドウではない これも1株だけ |
ミスミソウ:キンポウゲ科 葉っぱはいっぱいあった |
3合目通過 9:38 尾根道は風が通り涼しい〜 |
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ナツトウダイ:トウダイグサ科 『腺体』とよばれる三日月形で両端がとがっている部分が特徴 プックリ膨らんだお尻のような部分は『子房』で、つるっとしている 実になる 黄色い『腺体』もあった |
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4合目 緑の中で休憩 9:55 |
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カマツカかな?:バラ科 登山道に白い花びらが落ちていた 目を上げると真っ白な花をつけた木があちこちに 「カマツカ平」と、名が付けれそう |
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5合目 10:22 琵琶湖が見下ろせる場所だが、 ぼんやりしてはっきりしない |
調べ中 遠くの山の斜面に、真っ白な花をつけた木があった 何だろう? |
6合目 10:40 ここから木陰のない斜面を、ジグザグに登る チリンチリンという音とともに、 後ろから登山者が追い越していった 今日出会ったのは彼1人だけ |
この石灰岩の上が7合目になる |
琵琶湖が見える場所だが、ぼ〜んやり |
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7合目に着いた 10:52 ここから見晴らしがよくなる |
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7合目から北霊仙を望む 人影は全くなし |
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エビネ:ラン科 おやまあ! 登山道の真ん中、石灰岩に寄り添うようにしてエビネがかたまって咲いていた! |
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オニシバリか?ナニワズか?:ジンチョウゲ科 緑色の実がなっていた 花色が緑色ならオニシバリ・黄色ならナニワズと覚えているのだが、霊仙山には両方ある 葉っぱはそっくりなので、どちらだろう? 以後、こんな葉っぱを見つけるたびに実がなっているか注意してみていたが、無し これっきりだった ↓ 2016/3/26 霊仙山で撮影 比較のため借りてきた |
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オニシバリ |
ナニワズ |
お虎ケ池 11:05 積雪期は池は雪の下で、池の上も歩ける ↓ 今年の2/26撮影 比較のため借りてきた |
フタリシズカ:センリョウ科 咲いたばかりのようで、まだ白くなっていない |
ヒメレンゲ:ベンケイソウ科 雄しべの葯は、若い時は赤茶色 |
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北霊仙に登らず、ショートカットして避難小屋へ行くことにした 見上げたピークには、標識 北霊仙山に違いない |
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避難小屋を見上げる カランコロンと熊鈴を鳴らしながら歩いていると、ガサガサッと音がした シカが驚いて走り出す音だった ゴメンね! |
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北霊仙からの登山道と合流 |
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積雪期に、避難小屋から向こうの稜線へショートカットしたことがある 今の時期、まだ草丈が伸びていないのでできたこと 縦横にシカ道ができていた |
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避難小屋と伊吹山 伊吹山もぼ〜んやり 11:57 |
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暗い避難小屋の中での休憩はやめて、広々した草地で休憩 右のピークは、谷山 だあれもいない静かな空間を独り占め・・・ |
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やっぱり伊吹山はぼんやりのまま |
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ニリンソウ:キンポウゲ科 こんな陽当たりのいい草地にニリンソウ 日影が好きだとばかり思っていたが適応しているらしい |
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ヒメハギ:ヒメハギ科 多治見周辺でよく見かけるヒメハギ 山の上でも咲いているんだね 白っぽいのは、これから実になっていく過程 |
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ヤマツツジ:ツツジ科 急坂を下りていく途中、 何か赤い布でもくっついているのかと思ったら ヤマツツジの花だった 風が強く吹く場所なので、 横に枝を広げられないらしい |
谷山谷分岐(新8合目) 12:30 まだ通行禁止のまま |
旧8合目 |
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ハクサンハタザオ:アブラナ科 ひょろひょろして、しっかり立てない |
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ニリンソウ:キンポウゲ科 また出会ったね ここはちょっぴり日陰 |
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河内道分岐(旧7合目) 13:00 この2枚の画像は同じ場所 ここから120分でで柏原駅に着くって(15:00)予定 → 実際は、15:57柏原駅到着 |
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ズミ(別名コナシ)かな?:バラ科 真っ白い花が咲いていた 枝を手繰り寄せてパチリ 雄しべが可愛い〜 |
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6合目 13:20 |
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調べ中:バラ科 5合目へ降りていく途中、また白い花が咲いていた カマツカでもなく、ズミでもなく、アズキナシでもない・・・?? |
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ネコノメソウの仲間:ユキノシタ科 多治見周辺にあるヤマネコノメではない |
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5合目 13:35 小沢が流れている |
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アズキナシかな?:バラ科 葉脈が、きっちり並んでいて「ハカリノメ」になっている |
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調べ中:バラ科 また白い花が咲いていた 6合目避難小屋の隣 |
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4合目 13:55 |
ヤマツツジ:ツツジ科 鮮やかなオレンジ色! 避難小屋の前 |
タニウツギ:スイカズラ科 麓では、花の盛りは過ぎていたが、ここではまだつぼみの方が多い |
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3合目 あれ? 3合目の標識の場所が移動していた |
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ヤマツツジ:ツツジ科 遠くに眩しいオレンジ色 近くまで見に行ってみたら、ヤマツツジだった |
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旧2合目 |
ヤマツツジ:ツツジ科 オレンジ色というより、赤っぽい色 |
新2合目(旧1合目) 2本杉 どちらも同じ場所 |
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調べ中:ユキノシタ科 谷沿いに白い花をつけた大きな木があった ストックをのばして枝を手繰り寄せてみると・・・装飾花のある花だった ガクウツギにしては、装飾花が3枚ではない 葉脈がはっきりしている |
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テンナンショウの仲間:サトイモ科 霊仙山のこちら側も同じ顔だった 緑色の地に白い筋 |
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登山道に杉の木が倒れている箇所が、数カ所あった 今年の雪の量が重くて、耐えられなかったのか・・・?? ずっと以前、やはり大雪の時、バタバタと木が倒れ、 まるで障害物競走のように、木の下を潜ったり木を跨いだり、葉っぱや枝をかき分けたりして登ったことがあったっけ |
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テンナンショウの仲間とアマガエル ふと何気なく葉っぱに目をやると、小さなアマガエルがじっとして座っていた 近づいてもピクっともしなかった |
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ミズタビラコ:ムラサキ科 ワスレナグサそっくりの花 川沿いや湿った所が好き |
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チャルメルソウ仲間:ユキノシタサ科 川沿いに生え、種ができていた |
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新1合目 15:00 太い木が、標識の文字板を直撃して倒れたらしい |
タニウツギ:スイカズラ科 ぱっと見にはきれい 近づくと撮影には耐えられない花々 |
キリ科:ゴマノハグサ科 |
ここが登山口(と思っている) 15:18 |
ダンコウバイ:クスノキ科 マッチ棒のような若い実がなっていた |
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養鶏場のそば ここから舗装路になる 15:35 |
シオカラトンボ? 暑い舗装路に止まってじっとしていた |
計画書投入箱 15:48 |
柏原駅到着 15:57 河内道分岐から2時間では来れなかった 3時間かかった・・・ ま、花の写真を撮ったり、 ワラビを採ったりしていたからね 土日休日なら、青空フリー切符2570円で済むが 平日は1940円×2 となる |