強清水から 富士見台〜神坂山へ



見事な紅葉!

富士見台で
●場 所 岐阜県中津川市・長野県下伊那郡阿智村
●標高 富士見台:1739m 神坂山1684.7m
●山行日 2019年10月30日(水)
●多治見から
  登山口まで
多治見=土岐IC=中津川IC=R19=「沖田」の信号右折県道7号線=強清水(P)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 今川、丹羽、山崎、白木
●コースタイム 多治見
恵那SAで朝食
強清水(P)
神坂峠
萬岳荘からの道と合流
富士見台
湯船沢山への途中(昼食)
・・・引き返し・・・
富士見台
神坂山
萬岳荘
神坂峠
強清水(P)
6:05発
6:40〜7:02
7:48〜8:05
9:52
10:36
11:08
11:35〜12:15
・・・・・・
12:40
13:24〜13:32
13:45〜13:50
14:11
15:34着

   周辺地図こちら  ジオグラフィカの軌跡はこちら   


 多治見から約1時間半で強清水の駐車スペースに到着
くねくね道が長かった〜
あら、先行の車1台  持ち主は休憩舎で食事中
登山者ではなく、グライダーを飛ばしに来た・・・とのこと

身支度を整えて、出発  8:05
昨日しっかり降った雨で、登山道は濡れていて
木の根・木の橋・苔のついた岩には要注意!

   
駐車スペースあたりは
紅葉はほんのちょっぴりだけ

登山道は、
くねくねした車道を突っ切るショートカットを
何度も繰り返す

調べ中
あら?この赤い実なんだろう?
細長いしずく型
とげがあれば
ヘビノボラズだけど、とげはない

出たり入ったりを繰り返す
「登山道」の札がついていな場所もあった

木立の間から『薄明光線』が射していた
天国への階段』なんて呼ばれている光
幻想的〜


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ホコリタケの仲間:ホコリタケ科
大きな穴が開いているので
胞子はもう無いかも・・・?
プシュッと押してもらったが、
煙のような放出は無かった・・・
『成熟すると頭部の中央部に穴が開く』
・・・だって
では、若い時は穴が開いてないってこと?

おっ、だんだんきれいになってきた〜
 望遠で撮ってみると・・・きれ〜い!

「水またぎ」  9:23
昔、『旅人がここで水を補給する大切な休憩場所』だった・・・と
かなりの水量で、水が流れていた
乾いている車道にザックを置いて休憩していると、
車が1台走っていった(富士見台の手前で彼女達にばったり出会った)


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この草深い濡れた小道を登る
おっと!
濡れた岩と濡れた木に注意!

だんだんきれいになってきた!
黄色が多いなあ・・・

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光が当たっている所は
鮮やか〜

いったん、神坂峠の車道に出た 9:52
 ガードレールの所からの展望
うっすらと笠置山が見える!
ふもとの町も! 中津川市かな?

車道から少し戻って、山道を富士見台方面へ進む  『40分』だって

富士見台山頂まで1.7kmの文字
右手には、「神坂峠遺跡」の石碑がある

ズミかな?カマツカかな?:バラ科


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 色が鮮やかになってきた!

 赤色も現れた!
 
恵那山が見える〜
なんてだだっ広い頂上稜線!
多治見から見るよりもっと広〜い


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 恵那山をバックにした紅葉もいいねえ
紅葉・黄葉が青空に映える!
 
  
 手前の山の奥に富士見台がちらり
ふもとは中津川市?


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雲が速いスピードで飛んでいく!

 
 笹原の山・また山・・・
向こうに見える白い道が、萬岳荘からの道


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萬岳荘からの道に合流 10:36
「雲海が見える〜」の声
ちょっと遠いが、白い雲海が漂っていた

 
 一斉に雲海をパチリ!
「自分の足で歩いて雲海を見るのは初めて」の声も

振り返ると、笹の中に道(今、歩いてきた道)と、
その向こうに恵那山
あら?グライダーだ! ↓

強清水で会ったグライダーおじさんだ!

 
 恵那山が大きい〜
笹の中にくっきり登山道が2本
今度はあの尾根の道を歩いてみよう

 
 神坂小屋 10:47
左の小屋の右横にトイレがある
「水洗だったよ」・・・と 使用料100円

 
 右手、ずっと遠くに白い山! 南アルプスだ!
どれがどの山だろう
拡大してみた ↓
 
 左から、北岳・間ノ岳・農鳥岳らしい
肉眼で見た方がすっきりと白くきれいに見えた


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 富士見台方面が見えた!
あのピークよりもう少し先が山頂

 
 雲海と、その向こうの南アルプスと笹山に見とれる

 
 富士見台を目指す
あともうすぐ!
この稜線の左手に、御岳が見えるはずだが
今日は雲の中・・・
 
 振り返ると、どっしりした恵那山!
歩いてきた笹の中の道!
雲の動きが速い!
(午後になると、恵那山は全く見えなくなってしまった・・・)

 
 山頂に着いた 11:08
今日はこの先の、横川山が目標
「きれいだね〜」と何度も写真休憩をとっていると、
なかなかコースタイム通りには歩けない
計画では、ここまで2時間半の予定だったが、3時間かかっている
「12時には引き返したい」・・・が、リーダーの希望だが、
ここからは、今までの紅葉とは違った紅葉が楽しめる
緑の笹の中に、
赤いモコモコ(ドウダンツツジかな?)が見えるところまで行きたい ↓
が、あっという間にガスが出てきた
 
 ↑ 右奥は南木曽岳
その手前の稜線が、この前登った横川山
そのまた手前が、湯船沢山

薄いガス(雲?)が出てきて、
ベール越しに見る世界のようになってしまった
でも、それほど長く続くとは思ってもいなくて、
すぐ晴れるだろうと思っていた
 
 ↑ 前方は真っ白!
右も左も真っ白!
さっきまで見えていた白い南アルプスも南木曽岳も見えなくなった・・・

ともかく、平らで風の来ない暖かい場所を探しながら歩いた
何も見えないなら、横川山まで行く必要がないかなあ・・・とも考えていた
 
 どんどん下っていくと、湿地のような場所になった
小さな池?水たまり?)もあったが、
もっといい場所を探してどんどん歩いて行った
でも、正面は真っ白のまま・・・
 
 ↑ ガス(雲?)がうっすらしてきた! 11:35
が、この時刻から、正面の山(湯船沢山)を越えて
そのまた向こうの横川山へ行くのは時間的に無理・・・

ここで昼食休憩をとることにした
笹の間に座れば、風は来なくて、まあ寒くはない
 
 ↑ ガス(雲?)は、目まぐるしく左からどんどん流れ込んでくる 11:40
その度ごとに、前方の赤いモコモコが見えなくなったり、見えたり
目まぐるしい・・・
 
 ↑ 座って落ち着いてサンドイッチを食べる気にならず
少しでも展望がよく見える岩の上に乗って
立ったまま食べていた
(少し高くなるだけで
目の前の笹が邪魔にならずにきれいに見えるようになる)
 
 ↑ 「あっ、今きれいだよ〜」と実況中継
薄いベールがなくなると、緑と赤がくっきり見える! 11:40
 
 ↑ ガス(雲?)が消えた一瞬にパチリ
何枚ここでシャッターを押したことだろう・・・
 
 
 ↑ でも、すぐまたガス(雲?)が左から登ってくる
谷間だから?ガス(雲?)の通り道になっている?
 

 
 ↑ 退いて!早く!・・・とつい口に出る
 
 ↑ が、また薄いベール越しの景色になり
それ以降は、よくならないようだったので
富士見台へ引き返すことにした  12:15
 
 ↑  富士見台を目指してまた笹山を登る 12:20
笹が光っている!

 
 2度目の富士見台 12:40
遠いように見えたが、20分で来れた
ここは、ちょうど恵那山トンネルの上にあたる

 
 ↑ 今度は神坂山へ向かう
後ろを振り返ると、さっきまでいた富士見台が小さく遠くに見えた

   
 分岐から左へ
落雷遭難の碑
『昭和30年に、
ここでキャンプしていた中学生のテントの支柱に
落雷が有り、4名が死亡した事故があった』・・・と

 
↑ 神坂山への登り
笹の中に道が続いている

 
 いったん下ってから、また登る


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 後ろを振り返る
この笹原の中を歩いてきた

 日が照っていると
カラマツの黄葉も輝く

   
 神坂山山頂 1684.7m 13:24
この10〜20m後ろ下に、恵那山トンネルがある

 
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 さあ、下山 13:32
もう、この景色ともお別れ

萬岳荘へ下る途中、
笹原の斜面に斜光線の影!
う〜ん、なかなか渋い〜
 
   
 どんどん下って、林道に降りた 13:44
萬岳荘はすぐそば

萬岳荘でトイレ休憩
使用料100円

 
   
 ヘブンス園原⇔萬岳荘間のバス時刻
1時間に2本もある!

車道を歩いて神坂峠へ
 
   
 ノコンギク:キク科
だいぶくたびれていた

このあたりのカエデの紅葉
なかなかいいね!
 
 
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 スマホで、花の写真を撮ってから
花の名前を調べる方法を伝授中
残念!電波が届いていないって・・・

 赤いカエデの紅葉の後ろには
シラカバだろうか?
白い幹と黄葉がよく似合っていた
   
 車道わきの彩り
 
   
 
 上 「神坂峠遺跡 古代東山道」の標識 
下 神坂峠の解説板
『縄文時代から通行があった峠で、
石製の模造品がたくさん発見され、国の史跡となった・・・』と書いてある
・・・と言っても、何かがあるわけではない
車道から約30m先に碑が立っているだけ

   
 神坂峠の恵那山登山口標識 14:10
ここから『山頂まで、6.8km』の文字
そして、『強清水へ約1時間』の文字も

ガードレールからの展望 14:11
朝見えた笠置山はぼんやりしてしまった

ここから、登って来た道を
また下る

 
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 足元は、赤いカエデの葉っぱで
カーペットのよう

 黄色いカエデの下を歩く
曇り空になったので
輝きがない


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 もうこの黄葉ともお別れ〜

 どんどん下って、「水またぎ」へ
14:27

   
 流れのそばに、アザミの仲間
登山道をどんどん下るが、
恵那山へのショートカットのある
登山口を探すため
途中から車道を歩くことにした


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車道は、足元の心配なしに周りの景色を見ながら歩けるので
これもまたいいね!・・・が皆の感想
ここが最後の紅葉かな

   
左 恵那山へのショートカットは、ここ 14:48
「追分登山口」の文字
『鳥越峠で神坂山登山道に合流する』・・・と
右 恵那山登山者への注意書き

『山頂まで約4時間
登山届の提出』と書いてあったが、それを入れる箱は?   ない!

   
 何回目かの登山道へ入る
下るにつれ、赤や黄色の彩りがなくなってきた

緑色のコケと細長い胞子のう
コケは青々としていた

   
 そろそろ駐車スペース

 駐車スペースに到着 15:34着
この辺りは、まるっきり色づいた木々は無し

  
 頭上のきれいな紅葉・黄葉に出会えてよかった!
笹の中のモコモコした紅葉もよかった!
昨年(2018/10/25)は、下山まで陽が当たって輝きがあったが
今回は、午後から曇ってきたので、輝きがない分渋い紅葉となった



     私の記念の一枚 〈今川さんより〉 
 
 強清水と言うだけあり、水も綺麗だった

 
 日が射すと更に綺麗だ!

 
 登山道も綺麗だ

 
 富士見台山頂から見える恵那山、風強し

 
 この紅葉が見たくて、富士見台から歩いて来た、最高だ!

 
 今日の富士見台は、南アルプスがとても綺麗に見えた!

↓ 山の部分を拡大してみました
 
 左が荒川岳? その右が赤石岳?



    私の記念の一枚 〈山崎さんより〉 
 
 初めての雲海!

 
 頑張ってるね!



    私の記念の一枚 〈白木さんより〉 
   
 朝日がまぶしい

 雲が流れる まるで綿菓子
   
 登山道をそれて車道へ
またまた紅葉に出会えた


さくさくさく、落ち葉をふみしめて登る 

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