椿大神社〜北尾根〜二本松尾根  入道ケ岳へ



入道ケ岳山頂


シロダモ
●場 所 三重県鈴鹿市
●標高 入道ケ岳:906.1m 
●山行日 2019年11月7日(水)
●多治見から
  登山口まで
多治見=勝川IC=名二環=鈴鹿IC=R306=椿大神社(P)・・・北尾根登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽、今川、鈴木邦
●コースタイム 多治見
勝川IC
大山田PAで休憩
鈴鹿IC
椿大神社(P)
北尾根 「1」登山口
  々 「3」
  々 「5」
  々 「8」
  々 「10」
入道ケ岳山頂
二本松尾根「6」
  々 「5」滝ケ谷分岐
  々 「1」登山口
椿大神社(P)
6:30発
7:25
・・・・
8:32
8:43〜8:58
9:15
10:07
10:40
11:38
12:09
12:25〜13:06
13:37
13:57
14:50
15:26
   周辺地図こちら  ジオグラフィカの軌跡はこちら   


多治見から2時間15分ほどで
椿大神社(P)に着
勝川ICまで車が混んでいて
予想よりだいぶ遅れた・・・

「登山者は第3駐車場に駐車するように」
立て札があったが、今日は平日
混むはずはないと思って
第1駐車場に停めさせてもらった

「鈴鹿セブンマウンテンへ登りたい」
・・・の希望に応えて計画した入道ケ岳登山

さて、登山口はどっちだったっけ?
まずは、参道を歩いていくことにした

祝詞の声が聞こえて来た
椿大神社の境内マップ」によると、
ここは「獅子堂」
→『交通安全祈祷や
車輌清め祓いを行う場所』だって

「獅子堂」の右には、立派な大杉!
参道をまっすぐ進んでいくと・・・

 また、鳥居があった
なおも進んでいくと、突き当りに『本殿・拝殿』があり、
左へ行くと、登山道へ通じる車道があった

 
 車道を歩いていくと、「愛宕社」の鳥居 9:14
この左に登山届のポスト(左)と、北尾根ポイント「1」の標識があった(右) ↓
   
   
 ↑ 緑色の箱の蓋には、
『豚コレラ 消毒用石灰 下山時に使ってください』
・・・の紙が貼ってあった

9:15 登山開始

「愛宕社」の鳥居から始まる石段コースもあったが、
そのすぐ左に、石段に添うように、土と枯葉の道があったので、
迷うことなくそちらの道を選んだ

   
 時々、石段に出会うようになっていた
左 土の道はジグザグに作ってあるし、足に柔らかくて快適
右 石段は直登(かなり急!)

住所名前などが書いてある「献木」の札が地面に落ちているのをいくつも見た
「献木」が枯れて、札が落ちたらしい
しっかり根を張っている「献木」もあったが、落ちている札の方が多かった

   
 石段の道と合流した後も
登りが続いて・・・
「北尾根2」のポイントへ 9:51
10分休憩後出発
 
   
 「2」からは、たらたらの道になった

 「北尾根3」のポイント 10:07
   
 「3」からは急な登りの連続で、「4」へ 
10:20

 「北尾根5」のポイント 10:39

   
 おや、小屋がある 10:48
中は・・・明るくてきれい
休憩できるように椅子も作ってあった

 「北尾根6」のポイント通過 10:59
葉っぱがだんだん色づいてきたが
紅葉には程遠い
   
 これで精いっぱい!
「北尾根7」のポイント通過 11:26
 
   
 広い尾根の道になった
周りは、
アセビの木

「北尾根8」のポイント 11:38
アセビの木の間から山が見える!
見に行こう〜

 
 左に鎌ケ岳・その右に御在所岳・そのまた右に釈迦ケ岳!
ずらっと並んだ鈴鹿の山! 
鎌ケ岳を望遠で撮ってみた ↓
 
 こちらは御在所岳 ↓
 
 十分堪能してから、「北尾根8」に戻って、前進

   
 「北尾根9」のポイント 11:56
ここから、左前方に大鳥居が見えた
でも、正面にこんもりした山! 「北の頭(かしら)」かな?
いったん下って登り返すと・・・
 
 笹の山〜

 
 後ろを振り返ると、手前に大きな山
なんだろう??
この方角なら、「雲母峰(きらら峰)」かなあ・・・?

 
 「北尾根10」のポイント 12:09
「10」でも、入道ゲ岳の山頂ではない
標識のどこにも書いてないが、ここは位置的に「北の頭(かしら)」に違いない
鎌尾根と鎌ケ岳が見える!

 
 「北尾根10」のポイントからすぐ近くに標識があった
「入道ケ岳山頂へ」の文字と、
直進すると「イワクラ尾根コース・県境尾根コース方面」の文字と
「新道コース・宮妻峡方面」の文字
さっきの「北尾根10」から細い道があったっけ
山と山の間からぽつりと山が小さく見える
山頂に何やら立っている・・・
きっとあれは「綿向山」のケルンだろう ↓
 
 
 
 さあ、頂上を目指そう 大鳥居が目標

 
 ↑ 左下の登山道は、井戸谷コース

 
 大鳥居に、12:25着
でも、どこにも「入道ケ岳山頂」の標識がない

三角点らしいコンクリートはあったが
いつもセットである棒もない・・・?

↓ この山頂標識はどこへいってしまった???

2011/12/18撮影 参考のため借りてきた

そして、「奥宮」ってどこのこと?
地図では、イワクラ尾根方面へ少し進んでから
左折した所にあるはずなのに、何の標識もなかったのはなぜ・・・?

何やら小さく見えたのが奥宮??

 
 大鳥居に向かって右手の山
あのアンテナが立っているのは、野登山に違いない
その右は、仙ケ岳だろう

 
 大鳥居のそばでランチ休憩
紅葉はまだまだ・・・
30年ほど前、「鈴鹿の紅葉は10月最終の土日がいい」と決めていたのに
今では遠い昔のことになってしまった
きれいな紅葉には、まだ、2週間はかかりそう

 
 海が見えるはずなのに、今日はぼ〜んやり

 
 出発前、鎌ケ岳と御在所岳をバックにパチリ

   
 
 ワンちゃん連れの男性とバッタリ
確か、駐車場でこの服を着た犬の記憶がある
私たちより、少し早めに出発したようだが、
彼らもこれから下山らしい

ランチを食べながら見るともなく見ていたが
(彼らは少し離れた所で海を見ながら休んでいた)
なんてお利口なワンちゃんだろうと気になっていたので
つい、声を掛けえしまった

彼は犬とトレイルランする『ドッグトレイルランニング」に出場していて
年代別競技では、ぶっちぎりで優勝したとか  すご〜い!
このワンちゃん13歳だって 体重が20kg!
あの北尾根コースの段差の大きい登山道は、
背中にあるハーネスの持ち手をもって、
よいしょっと乗り越えさせた・・・と聞いて、すご〜いとしか言いようがない
抱いて登るときもあるとか
また、南・北アルプスや中央アルプス・八ヶ岳にも
一緒に登ったって・・・
今度は木曽駒に挑戦するとか

私たち以外にも犬好きの人がいて
かわるがわる撫でたりしていたが
嫌がる素振りもなく、身を委ねている・・・という様子だった

私は、犬は好きだが、触ることはできない
(今まで飼ったことがないのでどう対処したらいいか分からない)

男性は、『僕の自慢の息子』といった口ぶりで
このワンちゃんの話を楽しげにしていた。

そして、私たちより先に下山していった

だが、下山を始めて分かったことだが
登山道は石ゴロゴロの箇所や、段差の大きい所が何度も出てきたが
あのワンちゃん「素足で」大丈夫だったのだろうか
心配だった・・・

 
 ↑ 下山前に、海の見納め〜
眼下には、高速道路

↓ 後ろを振り返ると、あの大鳥居がすっくと立っていた
 
 
   
 二本松尾根コースで下山開始 13:06

アセビのトンネル
 
   
 カマツカかな?:バラ科

 アセビ(馬酔木):ツツジ科
赤っぽいのは、来春咲く準備をしているつぼみ

 こちらのコースも急坂あり
でも、北尾根ほどではない
アセビイヌツゲの群落の中を歩く

   
   
赤い実と黄色い花がいっぱい付いている背の高い木があった
 シロダモ:クスノキ科
去年の実と、今年の花が同居しているのが特徴
『雌雄異株』なので、実が付いているのは、雌木(めぎ)

   
 「二本松尾根6」のポイント通過 13:37

 まだまだ気が抜けない下りが続く
   
 おや、ここにも小屋があった 
扉はないが、休憩できる椅子はあった

 「二本松尾根5」のポイント 13:57
ここで「滝ケ谷コース」と合流
ここから左折
傾斜が緩やかになって歩きやすくなった

   
 「二本松尾根4」のポイント通過 14:11
小沢が出てきた
 
   
 イズセンリョウ:サクラソウ科
いっぱい実が付いていた
葉っぱは、虫食いが多く、虫にとっては御馳走なのかも
まだ緑っぽいが、だんだん白っぽくなっていく
この前の豊橋自然歩道でも、いっぱい見た

   
 マツカゼソウ:ミカン科-1
白い花が目に留まった
葉っぱに特有の香りがある
「香気」という人も、「ハーブの香り」という人も、「臭い」という人もさまざま
   
   
マツカゼソウ:ミカン科-2
雄しべは花の外に突き出ている
花の中央の緑色の部分は、雌しべの子房

花が終わると、4つに分かれた緑色の実ができる

   
 小沢を渡って・・・

 「二本松尾根2」のポイント通過 14:44
   
 もうすぐ登山口

 河原に出たところに
「二本松尾根1」のポイント 14:50
ここが「二本松尾根コースの登山口

   
水のない広い河原を歩いていくと
「井戸谷コース」の分岐点があった

『熊出没注意!』の注意書きや
『豚コレラウィルスの感染拡大を防ぐため、靴底を消毒するように』の、
注意書きが貼ってあった ↓
 
   
   
 ↑ 石灰の粉が入っている箱のふたを開けて、
その中に靴を入れて、消毒をした

  
 広い河原の向こうが「二本松尾根コース」の登山口
車道を少し歩いていくと・・・
行きに通った「北尾根尾根コースのポイントト1」があった ↓
これで、ぐるっと一周してきたことになる
  
 
  
イズセンリョウ:サクラソウ科
車道わきに、白っぽくなった実があった

   
  
 シソ科の花
スマホでいかにきれいに花を撮るか・・・のコツを話し合いながら駐車場へ
そして、グーグル・フォトで花の名前の調べ方の伝授も

しかし、グーグル・フォトには、図鑑ほどの蓄積がないので
テキトーに言ってる・・・という感じがした

アザミの仲間は、たくさん種類があって
名前を断定できないくらいなのに
スズカアザミ」と表されたし、
マムシグサの仲間だってたくさんの種類があるのに
マムシグサ」と表されたし・・・

絶対間違いのない・他に似たものがない
イズセンリョウで調べたら
ちゃあんと「
イズセンリョウ」と出てきた

つまり、よく似た仲間や細かい違いなどを気にしなければ
そこそこは分かる・・・ってこと

植物好きの身には、「いい加減なことを言ってる!」と腹立たしい
グーグル・フォトの限界が分かってしまった

もっと画期的なアプリを開発してほしい!
が、植物図鑑をすべて網羅することは無理だろうねえ・・・
・・・・・・・・・・・

そうだ!植物図鑑のアプリ版があることを思い出した!
調べてみると、「野に咲く花(山溪ハンディ図鑑)」のアプリ版があった

これなら図鑑と同じような内容だから信頼がおける
が、花の名前が分からなければそのページには行きつけない・・・

ハンディだから、すべてを網羅しているわけではないし・・・
高山植物だってあるし、樹木だってたくさんあるし・・・

「楽して簡単に調べる方法」は、今のところないのかなあ?

 
駐車場に着いた 15:26
車は少なく、がら空き状態



    私の記念の一枚 〈今川さんより〉 
 
 入道ヶ岳、北尾根コースから急登! 暑かった!

 
 鈴鹿セブンマウンテン、
入道ヶ岳、御在所岳、釈迦ヶ岳、竜ヶ岳と登った
あと3つ必ず制覇したい!

 
 山頂の大鳥居に、秋空が綺麗だ

 
 鈴鹿サービスエリアから
目の前に入道ヶ岳


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