長石尾根〜鎌ケ岳〜馬の背尾根 |
アカヤシオ イワウチわ |
●場 所 | 三重県菰野町 |
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●標高 | 鎌ケ岳 1161m |
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●山行日 | 2019年4月28日(日) |
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●多治見から 登山口まで |
JR多治見駅ーJR名古屋駅ー近鉄四日市駅ー近鉄湯の山温泉駅=長石谷登山口 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽 |
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●コースタイム | JR多治見駅 JR名古屋駅 近鉄四日市駅 近鉄湯の山温泉駅 長石谷登山口 鉄塔 弥一ケ岳 鎌ケ岳山頂 岳峠 カズラ谷分岐 白ハゲ 湯の峰 三岳寺 湯の山温泉駅バス停 |
5:25発 6:06〜6:10 6:43〜7:00 7:28 7:38頃〜7:45 8:15〜8:20 9:05〜9:10 11:33 11:53〜12:15 12:50 13:07 14:43 16:00 16:17着〜16:35発 |
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周辺地図はこちら コース図はこちら |
近鉄湯の山温泉駅で下車 タクシー相乗りに誘われたので、有り難く便乗させてもらった おかげで、早く・舗装路歩きもなしで長石谷登山口に楽々到着 計画書をポストインして、出発 7:45発 |
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出発してすぐ沢を渡るのだが いつも難儀させられる 足を濡らさないようにどの石を伝っていこうか・・・と やっと渡り終えると、今度は急登が待っている |
この鉄塔の足まで急登が続く 一息入れる |
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イワカガミ:イワウメ科 1〜2株、イワカガミが咲いていた! が、これより標高が高くなるとつぼみになり もっと高くなると、つぼみもなくなった |
右手に、先週登った御在所岳が見えてきた 足元にはアカヤシオの花がたくさん落ち、 枝に残っている花は、萎れていた |
鉄塔からしばらくはたらたらだったが、 登りに次ぐ登りで、弥一ケ岳に到着 802.2m アカヤシオ(萎れ・変色あり)をバックに御在所岳をパチリ |
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ミヤマシキミ:ミカン科 中央の緑色を見て雌花だ!と思ったが、よくよく見ると、雄しべがあるので雄花 上段 雄しべの葯が黄色い花粉でいっぱいなので咲いたばかり 下段 葯の花粉が少なくなっているので、咲いてからしばらくたっている 雌花はこんな感じ ↓ 2017/4/17 撮影 中央が雌しべ その外側にある白っぽいものは、仮雄しべ |
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鎌ケ岳が正面に見えてきた |
アカヤシオ(赤八汐):ツツジ科 アカヤシオの花もだんだんきれいになってきた |
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ザレ場を下って、登った所から振り返った 点々とアカヤシオ その奥に御在所岳 |
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ハルリンドウ:リンドウ科 いつもの場所に、点々と散らばって咲いていた 花が終わって倒れ始めている株もあった(下段) |
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アカヤシオ:ツツジ科 う〜ん、きれいになった! 萎れも変色もなし この高さ(850mあたり)からは、ちょうど見頃 |
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アカヤシオ:ツツジ科 周りの木が邪魔だが、あちこちにピンクのアカヤシオの花 |
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スミレの仲間:スミレ科 葉が長いスミレ |
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バイカオウレン(ゴヨウオウレン):キンポウゲ科 いつもの場所にたった一輪咲いていた 実もできていた |
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左右のアカヤシオを見ながら登る ちょっと紫がかっているのは、ツツジの仲間 |
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イワウチワ:イワウメ科 いつもの場所に、咲いていた 今年はまだ花が多く残っていた |
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御在所岳が遠くなった |
三ツ口谷からの道と合流後は、登山者が多くなった |
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遠くに海も見えたきた 後ろから続々と登山者が続く |
急なザレ場では、ちょっぴり渋滞 |
バイカオウレン:キンポウゲ科 急なザレ場でも、後ろがいない!と思ったら ついカメラに手が伸びる |
下りを待っている人に、 「こんな所を下るんですか?」と言うと、 「こんな所を登るんですか」と返された 子ども連れのグループもある・・・! 「登りの方が下りより安全ですよ」と答えた |
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ザレの途中で休憩 その間にも、どんどん登山者が続く |
ハルリンドウ:リンドウ科 この高さ(950m辺り)になってもまだ咲いている |
登るにつれ、海も遠くまで見えるようになった そのもっと遠くに、白い山並みも! 御嶽?乗鞍?中央アルプスかな? このコース、何度も登っているが、海はもちろん、白い山並みが見えるなんて初めて! |
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鎌ケ岳山頂に到着 11:33 大勢の人で休憩する場所もなく、下山することにした 岳峠なら、きっと空いていて静かなはず |
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山頂からの展望 ぼんやりしているが、白い山が見えている 左から、北アルプス・乗鞍・御岳・中央アルプス(とした) |
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アカヤシオ:ツツジ科 山頂のアカヤシオは、つぼみか、数輪咲き始めた所 |
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岳峠への下りも緊張する 登ってくる人に道を譲りながら下って、ホッとして後ろを振り返った 予想通り人は少なく、ゆっくり休憩した 同じような木の杖を持った団体が降りてきた ツアーらしい |
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岳峠は、ちょうど長石谷分岐にもなる 尾根の方が木の花が多いので、この時期、谷道は歩かないことにしている ひょいひょいと、岩伝いに谷を渡る長石谷も好きなんだけど・・・ |
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アカヤシオ:ツツジ科 周りの木々が邪魔だけど、ちょうど見頃! |
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イワウチワ:イワウメ科 イワウチワの花は、下向きかげんに咲くので撮影は苦しい |
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アカヤシオ:ツツジ科 空がもっと青ければ、もっとピンクが映えるのに・・・ |
カズラ谷分岐 12:50 ここから人が少なくなる |
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アカヤシオ:ツツジ科 左右のアカヤシオに見とれながら、歩く 下 バックは鎌ケ岳と岳峠 |
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カズラ谷分岐からしばらくはルンルンの尾根歩き でも、それはすぐ終わり、「白ハゲ」への急な下りが待っている 登りに使った長石尾根からも、白くザレた様子が見えた「白ハゲ」 左 ズルズルザラザラと降りたところから振り返った 右 この岩を左に巻くと、いや〜なザレザレの急坂がずう〜っと続く 以前は、岩の隙間を登ったが、今は左に巻くようにロープが張ってある |
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急な下りが少し落ち着いたところで、後ろを振り返った 左 岩々がぽこぽこと並んでいるのが見える 右 望遠で引っ張りよせると、こんな具合 五百羅漢さんみたい(五百もないけれど) |
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木々に色がついてきた 山頂周辺は裸木ばかりで殺風景だったが いろいろな新芽の色が楽しい〜 |
鎌ケ岳と手前は新緑の山 |
急なザレの下りは、何度も何度も現れる 何に躓いたか、何が原因だったか思い出せないのだが 前のめりに転んだかと思ったら、頭を下にしながら背中からズルズルと滑り落ちてしまった・・・ 滑りながら何かに掴まろうとしたが、できないまま何かにぶつかって止まった 勢いがなかったからよかったものの、勢いがついていたらゴツ〜ンと大当りしただろう 丁度後ろから通りかかった登山者に手を引っ張ってもらって起き上がることができた 有難う〜 これから、ザレの下りになるとこの事件を思い出しそう・・・ 幸い、どこも痛くなく、ザックが汚れたくらいで済んだ 帰ってから体のあちこちを点検したが、背中の下にちょっぴり黒あざができていただけだった 反省! ザレの下りは足を取られやすいので、注意の上にも注意すること! |
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スミレの仲間:スミレ科 |
イワカガミ:イワウメ科 やっと花が咲き始めた |
馬の背尾根は、花崗岩が崩れた白ザレ(左)と、木の根の露出(右)地帯の連続 滑り易いザレの下りを、滑らないように止めながら歩くので、疲れた足には大きな負担 木の根の露出は、ザレとともに年々ひどくなっていく気がする |
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アカヤシオ:ツツジ科 緑色の中にピンクのアカヤシオ |
ミツバツツジの仲間:ツツジ科 緑色の中に赤紫色の色 アカヤシオからミツバツツジの仲間に変わってきた |
ミツバツツジの仲間 アラゲミツバツツジかな?:ツツジ科 先週御在所岳に登った際、雄しべが10本のミツバツツジの仲間に出会った 多治見周辺のコバノミツバツツジと比べ、大きめで色も濃かった 調べた所、「アラゲミツバツツジ」という種類があるとわかったので、今回は葉っぱにも注目した 下右 な〜るほど! 長い毛がいっぱいある! 下左 雄しべの数は7本 10本ではない(数の少ないことはよくある)が5本ではない 5本ならミツバツツジ 雌しべの根元に毛もないので、トウゴクミツバツツジでもない 多治見周辺のコバノミツバツツジの葉っぱの様子 ↓ 毛は短いねえ・・・ 鎌ケ岳とこの周辺のミツバツツジの仲間は、アラゲミツバツツジだろうか? |
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アップ・ダウン・アップ・ダウンの繰り返しで、やっと湯の峰に着いた 14:43 が、これ以後もまだまだ、アップダウンは続いた |
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アラゲミツバツツジかな?:ツツジ科 緑色の新緑に赤紫色がよく映えて眩しい |
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イワカガミ:イワウメ科 標高が下がってくると、イワカガミが咲きだした 薄い色や濃い色がある |
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イワウチワ:イワウメ科 イワウチワもまだ咲き残っていた 黒っぽいものは、虫 花粉の運び屋かも |
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三岳寺分岐の展望台から 新緑の中に、御在所も麓のホテルも見える |
ショートカットして降りてきた三岳寺 16:00 これからロープウエー駅まで登りになる 右へ行くべきか?左へ行くべきか? 迷ったが、急な登りのない左を選んだ |
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ロープウエー駅手前からの展望 新緑が眩しい〜 |
左からのこの階段を上がってきた ここから観光地のロープウエー駅広場になる バスの時刻を確かめてから、缶ビールで喉を潤す 近鉄湯の山線に乗り換えて帰宅 |
* この時期の鎌ケ岳の様子 2011/4/30 2012/4/29 2014/4/26 2015/4/25 2016/4/23 2017/5/3 2018/4/30 |