10月の低山ハイキング     
          八木山〜愛宕山  296m・268m    (犬山市)  
                          2015年10月22日   

                  
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 センブリ科:リンドウ




   
ママコナの仲間ハマウツボ科

ママコナの仲間は、隆起部分の色と苞の歯牙の有る無しで区別がされている ↓

  花冠の下唇の隆起部分 苞の歯牙
ミヤマママコナ 白色〜黄色
両側に濃い黄色の斑
 
歯牙はない
ママコナ 白色 尖った長い歯牙が目立つ
シコクママコナ 黄色 まばら
*苞=花の下にあって刺のある葉のように見える部分

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今日出会ったママコナの仲間は、
隆起部分は白色→ミヤマママコナかママコナ

苞の歯牙はない→ミヤマママコナ
  となる

しかし、ここは高山ではない  たかだか標高300mの低山である

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下の画像は、2013/9/29 鈴鹿山系の「日本コバ:934.1m」で撮影した (比較のため借りてきた)

歯牙がたくさんあり、隆起部分が黄色なので「
ママコナ」と思われる



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2015/9/10 迫間山(この山の近くにある)では、

「苞」にまばらに棘があり、隆起部分が白いママコナが咲いていた ・・・→
シコクママコナ??

「苞」はつるっとしていて、隆起部分が白いママコナも咲いていた ・・・→
ミヤマママコナ??

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命名に困る花である・・・




 
クチナシ:アカネ科




 コウヤボウキ:キク科

アオハダ:モチノキ科

『雌雄異株であり、花は6月頃短枝の先端に葉腋から1〜2つく。

果実は秋に赤く熟し、長さ7mm程度。

樹皮は薄く、硬い物でこするとはがれて緑色の皮層がでる。
大きく生長した樹木でありながら、このように樹皮が薄く、葉緑素を含んだ皮層がある植物は多くはなく、
これが名前の由来であるとのこと。』・・・だって

後日、花に詳しい友人から教えてもらって、名前が分かった




 
シャシャンボ:ツツジ科




 
今日の参加者





  ★ コースなど

  多治見8:30発=各務野自然遺産の森駐車場へ9:10頃着。

  駐車場9:30頃発⇒北尾根登山道で八木山へ⇒二子山⇒愛宕山(昼食12:00〜12:20)⇒車道⇒八木山⇒
   駐車場14:30頃着(約5時間の行動時間)

  ・日暮れが早くなってきたので、8:30出発とした。
  ・八木山・二子山・愛宕山は「八木山三山」と呼ばれている。八木山・愛宕山の展望がいいが、二子山は
   全く展望なし。
  ・堰堤の工事中の為登山道が通行禁止となっていて、いったん団地の中の道へ降りた後、八木山へ
   登り返すのだが、分岐から「急坂直登コース」と「階段・ジグザグコース」の2グループに分かれてしまった。
   (分岐では、後ろのグループが続いているか確認するといい)
  ・秋らしい涼しさを期待して行ったが、夏のような暑い日差しでたっぷり汗をかいた。
  ・標高は低いが、何度もアップダウンがあり、滑りやすいざらざら道や岩場もあり、緊張した。
  ・ママコナの仲間(花)・センブリ(花)・クチナシ(実)・コウヤボウキ(花)・シャシャンボ(実)など。


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