弥勒山とその周辺 
436.6m  (多治見市・春日井市)
 
                              2015年3月30日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 ホトケノザ:シソ科オドリコソウ属

右隣の、ヒメオドリコソウにそっくり




ヒメオドリコソウ:シソ科オドリコソウ属

同じオドリコソウ属だから、そっくりなはず
ウシハコベ?:ナデシコ科

花びらが10枚あるように見えるが、5枚の花びらが深く裂けているため10枚に見える

茎は緑色・花びらと萼はほぼ同じ長さ・花柱が3本に分かれていれば、ただの「ハコベ」

5本なら「ウシハコベ」

この画像では何本か分かりにくいが、背丈が高く、とてもたくましいので、「ウシハコベ」だと思う




ショウジョウバカマ:ユリ科-1

まだこんな咲き始めの株もあった

雌しべの先は薄い色




  
 ショウジョウバカマ:ユリ科-2

枯葉を突き抜いて出てきたショウジョウバカマ

蕾の先端はとがっているから、強いんだ・・・




   
ショウジョウバカマ:ユリ科-3

色の薄い株と濃い色の株




   
ショウジョウバカマ:ユリ科-4

左  雌しべにはまだ花粉がついていない

右  花粉がついた雌しべ




   
シキミ:シキミ科(マツブサ科)-1

この山は、シキミが多い  今が花盛り

去年は、花が少なく、いったいどうしたことかと思っていた




   
シキミ:シキミ科(マツブサ科)-2

雌しべが開いている   雌性先熟

左が、開花したばかりかな?(周りの雄しべがギュッと縮こまっているから)

右が、その後かな? 雌しべがいっぱいに広がっていて、雄しべも広がり始めているから)




   
シキミ:シキミ科(マツブサ科)-3

雄しべの様子

左  花粉が出てきた  雌しべは中央に捩れたように集まってきた

右  雌しべの先が変色  雄しべも盛んに花粉を出している




  
ウラジロ:ウラジロ科

新芽が伸びてきた




 アオキ:ミズキ科-1

これは雄花・雄木  雌雄異株




 アオキ:ミズキ科-2

これは雌花・芽木雌木  実も生っていた





1
 
2
 
3
 コバノミツバツツジ:ツツジ科

1  この前の西高森山(215m)より標高が高いせい(436・6m)か、咲いていたのは数株のみ

花もほとんどは蕾

2  雄しべは10個  長いものが5本、短いものが5本(4本しか見えない・・・)


3  雄しべの先を正面から見ると…面白い形をしていた
2つに分かれた葯が目玉のように見える

『花糸と花柱は無毛。子房には白色の長毛が密生』だって

ツツジの仲間は、『昆虫に花粉をたくさん運んでもらうために花粉が糸のようにつながって』いるそうだ
『雄しべの先端にある葯を触ると、糸状に繋がった花粉が出てくる』って

へ〜え、今度試してみよう!

⇒ 翌日、コバノミツバツツジの花が咲いていたので、葯に触ってみた・・・が、何の変化も現れなかった
肉眼で見えない世界のことだろうか??




   
 ヤブツバキ:ツバキ科

ヤブツバキは、高木が多い

足元に落ちている花を見つけて初めて木があるとわかる

これらの花は、低い所に咲いていたのでじっくり観察できた




   
 スミレの仲間:スミレ科

白い花・新しい葉が巻いている・花びらの内側に毛がある・葉の先はあまり尖らないハート形
・・・・さて、なにスミレだろう?




   
 
 タチチボスミレ:スミレ科

これはおなじみのタチツボスミレ




   
タチチボスミかな?レ:スミレ科

上のタチツボスミレに似ているが、花びらが丸い




  
   
スミレの仲間:スミレ科

林の中の薄暗く湿っぽいところに咲いていた

葉が細長い・雌しべの柱頭が膨らんでいる・・・なにスミレだろう?




  
   
ミヤマシキミ:ミカン科

これは皆同じ株で、雄花・雄木




 
1
 
2

3

4
 
5
 
6
 
7
 クロモジ゙:クスノキ科クロモジ属-1

1  シロモジのような花が咲いていた

2  葉を見ればシロモジかクロモジかは一目瞭然なので、葉が出ている枝を探した ⇒  クロモジだった

7  クロモジの葉は、
『葉の表面は無毛。裏面は白色を帯び、はじめ絹毛に覆われるが、やがて無毛になる。葉の展開と同時に開花する。』・・・と

『同時』とは言えない  『同時』のものもあるが、「花が先」の方が多い

3・4・5・6  雌しべが突き出ているので、雌花・雌木に思える   雌雄異株




   
クロモジ゙:クスノキ科クロモジ属-2

こちらは、たくさんの雄しべが目立つので、雄花・雄木と思う

葉が開いていなかったので、1つもらって中を覗いてみたら、3裂していなかったことを確認 ⇒ クロモジ

葉が開いていないこの時期の花を見ていると、
シロモジとクロモジの違いはほとんどない  同じクロモジ属だからだね!




   
クロモジ゙:クスノキ科クロモジ属-3

  『シロモジと区別するときは、小枝の黒模様の有無で区別ができる』
『樹皮の黒い模様斑が文字に見えるところから名付けられた』・・・とか

左  緑色の枝に黒っぽい模様  これがそうなの?

右  何の模様もない赤っぽい枝もあるけど・・・




   
スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科

地面の上に顔を出して咲いていた




  
カキドオシ:シソ科

今年初めての出会い




   近所の公園で

   
   
 ハナノキ:カエデ科

これは皆、雄木・雄花  雌雄異株

盛りが過ぎたようで、花の勢いが弱まり、地面に幾つも雄花が落ちていた

花びらのようなものが見えないが、
『雄花の花柄は長さ5〜6mmになり上向き、花弁は0〜5個、萼片は5個、雄蕊は5〜6本あり、葯は黒紫色になる』だって

どれが花びらでどれが萼か判らない・・・





Walking2015のページに戻る