陶史の森   
(土岐市)
 
                                    2015年3月17日

                       
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 ハルリンドウ:リンドウ科-1

2週間前、ハルリンドウは全く咲いていなかった

そろそろ咲いているかな・・・と期待して出かけたら、あちらこちらでたくさん咲いていた





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ハルリンドウ:リンドウ科-2

ハルリンドウは、雄性先熟(雄しべが先に熟す)

雄しべと雌しべの開き具合を見て、咲いていく順に並べてみた

1・2  雄しべは中心部に集まっている

3・4  だんだん離れていく

5  もっと離れていくと、中から雌しべが出てくる

6  雄しべは外側にぺたりと貼りつき、雌しべの柱頭が開く





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ハルリンドウ:リンドウ科-3

1・2  花びらが開ききっていないのに、雄しべが外側に張り付き、雌しべの柱頭が開いているのは何故だろう??




 シロヤブツバキ:ツバキ科

花に詳しい友人から、ヤブツバキの雄しべは合着している・・・と聞いた

落ちている花を拾って、花びらを取ると・・・ホント!下半分がくっついていた(右)
そして、雄しべの下の方は花びらともくっついている

だから、ポトンと落ちるというわけ

雌しべはどこ?と探すと、しっかり枝にくっついて残っていた
その雌しべの子房が膨らんで、実ができるというわけ

じゃあ、サザンカは?  サザンカは180度以上に開いていた




 
 ヤブツバキ:ツバキ科

蜜蜂がヤブツバキの花に潜り込んで、せっせと花粉を集めていた

1つの花に、2匹いることもあった
2匹もいるのに、たくさん花粉があるらしく、ずっと同じ花で一心不乱に集めていた

隣の花には1匹の蜜蜂

後ろの両足に大きな花粉の固まり(花粉団子)をくっつけていた




   
   
   
ヒメカンアオイ:ウマノスズクサ科-1

2週間前には、葉の下を探しても花が見つけられなかったが、今日はたくさん咲いていた

スズカカンアオイと違って、葉柄が上に伸びないで、横に伸びて
地面にぺたりとくっつくように広がるので、花を探すのはなかなか難しい

枯れ葉や、ヒメカンアオイの葉をそっと退けないと、花に傷がつきそうなので慎重に探さなければならない

萼片は、萼筒と同じくらいの長さで、萼片はあまりそり返らない




   
   
ヒメカンアオイ:ウマノスズクサ科-2

花の中を覗いてみたいが、萼片が反り返らないので、内部が暗く苦労した

これらは↑、まあまあ見えた花




 
 オオバヤシャブシ:カバノキ科

大きい毛虫のようなものが雄花  雌花は、雄花より上にあって小さい




   
 テングチョウ:タテハチョウ科

『頭部が天狗の鼻のように前方に伸びている』ので、こんな名前が付いたとか




  
 ヒョウモンチョウの仲間かな?




 
 御嶽山





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