浅間山周辺 
(可児市)
 
                              2015年4月6日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 ナガバモミジイチゴ:バラ科

あちこちで咲き始めた  全体でいうと、七分咲き




 
タチチボスミレ:スミレ科

この3〜4日間で、一気に開花が進んだ




  
シハイスミレ(と思う):スミレ科

皆、葉裏は紫色




 クロバイ:ハイノキ科

つぼみが膨らんできた

白っぽいものが見えたが、花びらではなく分泌液のようなものらしい




コバノミツバツツジ:ツツジ科

今年は、花つきが悪い




   
 サクラの仲間(ソメイヨシノかな?):バラ科-1

先日の植物の会で「サクラの種類の見分け方」について、サクラに詳しい人から話を聞いた
その中で、「葉柄や葉身に(蜜腺)があり、その場所で種類を区別することができる」…と

だが、高い場所に咲いている花を、コンパクトデジカメで撮影しても細かい所までは確認できないのが現実

できるだけ、手の届くところに咲く花を探してみた

萼がぷっくり膨らんでいないので、「エドヒガン」ではないことは分かる

葉がまだ開いていないので、蜜腺の場所は不明

この近辺でよく見かけるサクラの比較表を作ってみた

  花や萼 葉の様子 蜜腺の場所
ソメイヨシノ 葉の出る前に咲く
オオシマザクラとエドヒガンの雑種
接木で増やす

花柄は細毛、赤味あり

開花後、花柄から上(花序)がセットで落ちる

葉は花のあとに開く
若枝・葉の下面・葉柄に毛が散生
葉柄は細毛
葉の表は無毛、裏葉の葉脈に細毛あり

葉柄の最上部や葉身の基部
エドヒガン 萼がぷっくり膨らんでいる

葉の出る前に咲く

花柄、萼、花柱の下半部に毛
がある

葉は花のあとに開く
葉身の基部
ヤマザクラ 花と葉が同時に出る
ソメイヨシノの後に、淡紅色や白色の花が咲く

花柄は無毛、赤味あり

開花後、萼だけ落ちる

花と葉が同時に出る
新芽は赤、茶、黄、緑と変異が多い
葉柄は赤く,上部に2個の腺体がある
.
若葉は赤褐色
葉柄は無毛、赤味あり
葉の両面は無毛

葉柄の中程
オオシマザクラ 若葉は緑色で花と同時に開く
白色で大形の一重、八重咲きがあり、芳香がある
花が白くて遠くから見るとやや青白く見える

花柄は無毛、緑色

花柄が落ちない

香りが強い

若葉は緑色で花と同時に開く
葉の下面は光沢があって無毛
葉柄は無毛
葉の丸みが強い
葉の両面は無毛

葉柄の上端部に2個


葉の蜜腺はまだ分からないので、花柄に注目↓してみた

 
 サクラの仲間:バラ科-2

3/22に出会った「エドヒガン」のシダレザクラ

花柄に毛がびっしり  萼にも毛がある  萼がぷっくり膨らんでいる


  2
サクラの仲間:バラ科-3

今日、出会ったサクラ

毛はあるが、上に比べれば短くて少ない ⇒ ということは、ソメイヨシノかな?


   
 サクラの仲間:バラ科-4

4/2に出会ったサクラ(ヤマザクラかな?としてある)

毛がなく萼も膨らまずすらりとしていて、葉っぱが赤っぽい ⇒ ということは、ヤマザクラに思えるが、
ヤマザクラは『花柄は赤味あり』・・・らしいが、このサクラの花柄は「緑色・萼は赤みを帯びる」で、合わない・・・??

オオシマザクラは、『花柄は無毛、緑色』 だが 『若葉は緑色で花と同時に開く』 となっていて、これまた合わない・・・??

さて、どうしたものか・・・  交雑したサクラなのだろうか??




   
 ウスギヨウラク:ツツジ科-1

まだ蕾  花柄や萼に毛がいっぱい




   
 ウスギヨウラク:ツツジ科-2

蕾の先が、少し色づいてきて、膨らみ始めた




  
 ウスギヨウラク:ツツジ科-3

やっと一輪咲いているのを見つけた




   
  
 ミツバアケビ:アケビ科

雌花(上の方にある赤い大きな花)が咲き始めた  中にある棒状のものが雌しべ

雄花(下の方にぶら下がっている)は、まだ蕾




   
クロモジ:クスノキ科

花は終わって閉じ、葉っぱが開いていた

右  シロモジにはない、滑らかな絹毛(葉裏にある)




   
ヒカゲツツジ:ツツジ科ー1

次々と咲いていた




   
ヒカゲツツジ:ツツジ科ー2

咲いたばかりの花

花の中央が薄黄緑色で、雄しべの先の目玉(潜望鏡のように見える)が分かる




   
ヒカゲツツジ:ツツジ科ー3

開花してしばらくたった花

花びらの周りが赤っぽくなり、雄しべの先が茶色になっている




   
   
ミヤマウグイスカグラかな?:スイカズラ科-1

色が薄くなった花や、実を付けた花もあったが、まだ咲いていた




   
ミヤマウグイスカグラかな?:スイカズラ科-2

葉や花柄や萼に毛が多いが、腺毛(先端が太くなっている毛のこと)が見当たらなくなった


2015/3/24  同じ場所で撮影  ここには腺毛がよく写っている

⇒ ということは、腺毛は、日が経つと、はっきりしなくなってくるのだろうか??




   展望台で
 
 
 今日も霧がかかっていた


 
 煙が上へ上がらずに、ある高さ(霧が漂っている高さ)からは、横に流れていた

霧は雨粒を含んで重いのだろうか・・・

そういえば、霧の中を歩くと、全身ぐっしょり濡れてしまったことがあったっけ・・・




  出会った鳥
 
   
 今日もいい声で鳴いていた

ヤマガラかな?  でも、鳴き方はホオジロに似ていたような??  頬の白さがはっきり見えないな・・・





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