虎渓山湿地調査 
(多治見市)
 
                              2015年5月2日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 調べ中

イケマかと思ったが、花の色・葉の形などを見ると、どうも違うようだ




 
モウセンゴケモウセンゴケ科-1

湿地は、この1週間ほど雨が降っていないせいか、水が減っていた

しかし、雨靴で踏むと、その足型の所がじわあ〜っと湿ってきた

ロープを張った区間の中、
モウセンゴケ以外の笹や、カヤツリグサ科の葉などを刈り取ったらどうなるか・・・を試してみる作業を行った

ロープの外にも、たくさんモウセンゴケがあった





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4
   
モウセンゴケモウセンゴケ科-2

『葉には長い毛(腺毛)があり、その先端から粘液や消化液を出している』(水滴のように見えている)

『このネバネバした腺毛に虫がくっつくと、
その刺激で腺毛が運動を始め、葉が虫を包みこむ』

1  葉が丸まっている

『くっついてしまった虫は逃げようともがけばもがくほど、腺毛を刺激して獲物を押さえつけて
ゆっくり消化し、自分の栄養とする』・・・そうだ

2・3・4  虫が捕まえられているが、葉が包み込んでいないのは、もう消化が終わったのだろうか??

『消化できないものがくっついても、獲物ではないと判断し、腺毛は運動を始めず、葉が虫を包みこむことはない』そうである




サルマメ:サルトリイバラ科

丸い実が生っていた




 モチツツジ:ツツジ科




 ツボスミレ:スミレ科




 ツクバネウツギ:スイカズラ科




 
キノコの仲間  ヒメコガサの仲間かな?

湿地のミズゴケの中から生えていた  背丈5〜6cm




 
 カラスビシャク:サトイモ科 湿地の外

『花茎は葉の根元で分かれ、葉より高く伸びる

そして花茎の先端に長さ6〜7センチくらいの筒状で上部が開いた緑色の苞(仏炎苞)をつける

仏炎苞に包まれるようにして棒状の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出す

葉柄の途中と小葉の基部に珠芽(ムカゴ)をつけ、これで増える』・・・と

スルガテンナンショウの中を覗いたら、あっと驚く光景だったので
この仏炎苞もめくってみた

中には、粒々の雌花があったが、スルガテンナンショウと違って細いのでちぎれてしまった・・・





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