池田富士周辺 
(多治見市)
 
                              2015年6月29日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 ガマ:ガマ科-1

水が染み出てジュクジュクした場所に生えていた

下の方(茶緑色の部分)は、
雌性花穂(雌花)   上の方(茶色の部分)は、雄性花穂(雄花)

『肉穂花序(にくすいかじょ=花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)と呼ばれている』

ラッキー 貰って帰ろう〜と思って折ろうとしたが、ポキンと折れずプラスチックの棒のように硬かった

無理やり引きちぎって、バッグの中へ


  
   
  ガマ:ガマ科-2

バッグの中で、上の方にあった
雄性花穂(雄花)は取れて、ソーセージのような雌性花穂(雌花) だけになっていた

バッグの中には、こぼれ落ちた雄花・・・

慌てて、雌性花穂(雌花)をティッシュに包んで外側のポケットに入れて歩いた

家へ帰ってから、紙を敷いた上でバッグを逆さにして、雄花を全部出した

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 ガマ:ガマ科-3

雄花を取ってばらばらにしてみた・・・『雄しべだけで花被(花冠・萼)のない花』だって




   
 ガマ:ガマ科-4

こちらは
雌性花穂(雌花)ソーセージの部分を、カッターナイフで2つに切ってみた

プラスチックのような硬い茎は、カッターで切れず、最後は手でポキンと折った

中には雌花がぎっしり

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 ガマ:ガマ科-5

雌花も取ってみようとしたが、ぎっしり詰まっていて簡単には取れない

無理やりむしり取ってみると、先が赤い(『柱頭』だって)

白いのは綿毛になる部分かな?  こちらも『雌しべだけで花被(花冠・萼)のない花』だって

これらをしばらくこのままおいておくとどうなるか、袋に入れて観察することにした




 
ヒメコウゾ:クワ科

赤く色づいていた

おいしそうに見えるが、
つんつん出ている毛のようなものは花柱の名残り

これが舌に突き刺さるようで
毛抜きで取りたいほど痛かった記憶がある

もう二度とは食べたくない実




 カクミノスノキ:ツツジ科

これは、しまりのない甘さで柔らかすぎ

最後に種と皮が残るので、ペッと吐き出す
   
 ヘビイチゴかな?ヤブヘビイチゴかな?:バラ科

『35度以上の焼酎につけて一か月くらい置くと実は白くなり、液は茶色にな
それをガーゼでこして実と種を取り除くと、
虫刺され、切り傷、火傷、腫れ物、痒みに効く薬になる』…だって

海外ハイキングの時、この液体を小瓶に入れて持ってきた女性がいた
「とってもよく効く」という話を記憶している

ヘビイチゴでもヤブヘビイチゴでもいいのかしらん??

いまだにこれらの区別ができない

・・・・・・・・・・

ヘビイチゴとヤブヘビイチゴの見分け方は、

1 ヤブヘビイチゴは、果実の粒々の表面が滑らかで皺が無い   ヘビイチゴは艶がない

2  ヤブヘビイチゴは葉の先がとがっていて、ヘビイチゴは葉の先が円い

3  ヤブヘビイチゴの実は大きい  ヘビイチゴは小さい


・・・・・・・・・・・・・・・・・
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では、これらの画像は? 艶があり皺がないるとも思えるし(上も下も)・・・

葉先が円いようにも(上の段)、とがっているようにも(下の段)見える・・・

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ネットで調べても、『ヘビイチゴは効くが、ヤブヘビイチゴは効かない』・・・とか、『どちらも効く』・・・とか、はっきりしない

はっきりしているのは、「ヘビイチゴは効く」なので、やはり、目利きが必要である
が、どちらにしても見つけたイチゴの実を、焼酎につけておけば、薬効のある液体ができるのでは・・・




   
ワルナスビ:ナス科

トマトそっくりな緑色の大きな実ができていた  有毒らしい

黄色いバナナのようなものは雄しべの葯   中央にある柱頭が緑色のものが雌しべ

6/8には花が真っ盛りだったのに、もう実になっていた




ヒルガオ:ヒルガオ科

11:30頃なのでちょうど咲いた・・・ところかな?




ムラサキニガナ:キク科

人の背丈程を越えるほど高く伸びる株もあった
語尾に「ナ」が付く植物は食べられる・・・と聞いたので、本当かどうかネット検索してみた

『「ナ」は、「菜」で食べられるという意味』なのだそうだ。
『古い植物名で「ナ」がつくものは、現在はそうでなくとも、食用にした経緯があるらしい。』・・・だって

弥勒山周辺にも咲いていた  少しかじってみた人の感想「ちょっと苦い」だって




 ヤマアジサイかな?:アジサイ科





  ヤマグリ:ブナ科

小さいクリができていた




 
   
スルガテンナンショウ:サトイモ科

左  緑色の実がぎっしり並んでいた

右  まだ苞(仏炎苞の名残りか?)を被っている実があったので、触ってみると、ふにゃっと柔らかい
中はどうなっているのだろうと、苞を破いてみると、薄黄色の実(雌花の子房)

花茎がしおれているように見えるので、栄養不足か発育障害?
それとも、交配が行われず、子房が未熟なままなのだろうか・・・??




   
  
  オカトラノオ:サクラソウ科

盛りは過ぎていたが、今日一番多かった花




 
  ムラサキシキブ:シソ科

これからだんだん紫色になっていく




  ウリカエデ:カエデ科





   
  バイカツツジ:ツツジ科

5本の雄しべのうち、2本が極端に短いのがよくわかる





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