陶史の森 
(土岐市)
 
                              2015年6月25日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 タカノツメ:ウコギ科




 サルマメ:ユリ科



 
 オオバノトンボソウ:ラン科-1

ちょうど今、花の時期   何株も生えていた


   
  オオバノトンボソウ:ラン科-2

トンボというより、オタマジャクシのような花の形


 
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オオバノトンボソウ:ラン科-3

1・2  これらは、羽を広げたように見えるので、オタマジャクシではない  やっぱり、トンボかな?

翅のように両側に広がっているのは、『側萼片』

「頭」の上にもう1枚萼がある→『背萼片』

尻尾のように長〜く突き出ているのは、『距』

髭のように垂れているのは、『唇弁』

茎に『稜』があるのもは、オオバノトンボソウの特徴だって

3  『距』の近くから捩れたようになって、茎にくっついているのは、『花柄子房』・・・だって

これはまだオタマジャクシ状態で、萼片が開いていない




 
 オオバノトンボソウ:ラン科-4

下部の葉は大きく、上部ほど小さくなっている

よく似た花は、「トンボソウ」   こちらは花期が7〜8月と遅いんだって




   
  コバノトンボソウ:ラン科-1

オオバノトンボソウは、湿地ではない所が好きらしいが、

コバノトンボソウは湿地に咲いていた  

「尻尾」のように後ろに反り返っているのは、『距』  蜜が入っているとか


 
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 コバノトンボソウ:ラン科-2

なんだか顔のように見える・・・

トンボの翅のように両側に広がっているのは、『側萼片』

「ベロ」のように垂れているのは、『唇弁』

細長い「眼」のように見える部分は、『葯』

「顔」を包んでいるような部分は、『側花弁』・・・だって




 
     
  カキラン:ラン科-1

ちょうど今が花盛りの時期


   
  カキラン:ラン科-2

上(背萼片)と・両横(側萼片)に先の尖った花びらのようなものがあるが、これは萼(3枚)

萼の内側にある黄色くて先が尖っていないのが、側花弁(左右に2枚)

舌のように垂れているのが、『唇弁』

萼片とほぼ同じ長さで、鮮かな濃いピンクの模様がある


   
 
 カキラン:ラン科-2

『唇弁』は、中ほどがくびれていて、上下2つの唇弁に分かれ、
上唇には紅紫色の筋があり、下唇は矢印型で内側に丸まっている

この紅紫色の筋は、濃い薄いがある

『唇弁』の上部にある棒のようなものは、『ずい柱』

『ずい柱の上にある緑色のものは葯帽』

『ずい柱は上に緑色の葯帽を持ち、その横、粘液で光っているのは柱頭』・・・だって

『ずい柱』は、『雄しべと雌しべが合着している』・・・だって




   
イシモチソウ:モウセンゴケ科

早朝だったせいか、花はまだ開いていなかった

虫がたくさん捕まえられていた

水玉のように見えるのは、『粘液球』で、虫がとまると、くっついて逃げられないようになっている

以前、つかまったばかりの虫を逃がしたことがある





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イソノキ:クロウメモドキ科

花が開いても、これで精一杯

2・3  周りにある5枚の花びらのようなものは、萼

4  運よく、中が見える花に出会った

萼の中に白い花びらが見える・・・→ 黒いものは雄しべの葯
中央に雌しべの白い柱頭が見える





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 ガマ:ガマ科

1  ガマの花穂(花穂:かすい)

2  下の方は、雌性花穂(雌花)

3  上の方は、雄性花穂(雄花)

4  『雄性花穂は淡黄色、雄花が多数密生し、長さ8〜10cm、径1〜1.5cm、
雄花は花粉を放出後、花軸だけを残して脱落します』・・・だって

もう、花粉を飛ばした後なのだろうか?

下の方の雌性花穂をさわると、弾力のあるスポンジのようだった




   
 バイカツツジ:ツツジ科

『雄しべは5本、上2本が短く、軟毛を密生する』・・・と




   
   
   
 アクシバ:ツツジ科

もう遅いかな・・・と思いながら出かけてみた  数は少なかったが、まだまだ咲いていた

小さな花で、葉っぱに隠れているので、探さないとなかなか見つからない

『花冠は深く4裂し、開花すると裂片はくるりと渦巻状にそり返る。雄しべは8個あり、4個は退化している。』・・・だって




ナツハゼ:ツツジ科

見事にたくさんの実が生っていた




  カラタチ:ミカン科

 
イチヤクソウ:イチヤクソウ科(ツツジ科)

花は終わって、実になっていた  象の鼻のような雌しべの花柱がしっかり残っていた




ハゼノキ:ウルシ科

実は、扁平で艶々




 ムラサキシキブ:シソ科




 モウセンゴケ:モウセンゴケ科

花色は白   早朝なので、花がまだ開いていない




      
コモウセンゴケ:モウセンゴケ科

『コモウセンゴケの葉はしゃもじ型であり、葉柄が明瞭ではないが、
トウカイコモウセンゴケはモウセンゴケに似た、明瞭な葉柄を持つスプーン型である。』・・・だって

これは、しゃもじ型(に見える)なので、コモウセンゴケ・・・かな?




     
 サルトリイバラ:サルトリイバラ科




   出会った虫たち

   
 ホタルガ


 ハラビロトンボ(かな?)

シオカラトンボ!…と思ったが、
なんだか小さめで、お腹の幅が広くて短い




          歩いたコース

 
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