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ウメモドキかな?ミヤマウメモドキかな?:モチノキ科 ウメモドキとミヤマウメモドキの違いを図鑑で調べてみた 山渓ハンディ図鑑「樹に咲く花 離弁花2」(山と渓谷社)
さて、これはどちらだろう? 湿地の中に立っていた1mほどの高さの木 「黒の田東湿地にあった絵入りの看板」には、「ミヤマウメモドキ」の名前があったが この木の近くには、名入りの札はなかった 「日本海側」にひっかかる 花のころ、確認に訪れれば分かるのだが・・・ 葉の様子↑・・・これを「いちじるしいくさび形」といえるだろうか その後、樹に詳しい友人から次のような情報を貰った 『レッドデータブックあいち2009』より 『愛知県内の分布は、小原・藤岡・瀬戸尾張旭。 『岐阜県東濃地方の湿地では最も多い樹木の一つであるが、 愛知県に入ると急に少なくなる』そうだ 『国内の分布では、本州(東北地方、中部地方中北部、近畿地方北部)に分布する』と また、『日本の固有種』だそうである 特記事項として、『葉の形態に変異が大きく、分類学的な検討が必要な植物である』そうだ その後、多治見市の虎渓山湿地や陶史の森でミヤマウメモドキの白色の花を見つけたので この黒の田湿地のウメモドキも「ミヤマ」らしいと分かった |
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苞葉のぎざぎざ |
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ママコナ(飯子菜):ゴマノハグサ よく似た花に「ミヤマママコナ」があるが、違いは苞葉(花の付け根にある小さな葉) ママコナの苞葉には、ぎざぎざがある ミヤマママコナの苞葉には、ぎざぎざがない |
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コウヤボウキ(高野箒):キク科 |
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ツルボ(蔓穂):ユリ科 下から咲き上がっていき、現在は半分から1/3のみ、花が残っている 群生していた |