植物の会11月例会 地球村 (多治見市三之倉町)

                              2013年11月16日


                             『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

ミヤマガマズミかな?:スイカズラ科

ガマズミ・ミヤマガマズミ・コバノガマズミの違いがよく分からない
山と渓谷ハンディ図鑑「樹に咲く花」で調べて表にしてみた

ガマズミ ミヤマガマズミ コバノガマズミ
高さ 5mほど 5mほど 4mほど
・長さ6〜14cm

・幅3〜13cmの倒卵形や卵形から円形

・ふちには浅い鋸歯

先のとがり方が鈍い

・両面に毛あり





葉柄は10〜25mmで毛が多い

托葉は無い
・長さ6〜14cm

・幅4〜9cmの倒卵形〜広倒卵形

・ふちには浅い三角形の鋸歯

先は急に細くなる

・表面は殆んど無毛
葉表の脈はへこみ裏面に突出する
・裏面は脈に沿って長い毛がある

葉柄は9〜20mmで長い絹毛がまばらに生える

托葉は無い
長さ4〜9cm

幅2〜4cmの卵形〜楕円状披針形

・ふちには鋭い鋸歯



・両面に星状毛ありざらつく





葉柄は2〜6mmで短い

針状の托葉がある


果実 ・長さ6〜8mmの広卵形

・長さ6〜9mmの広卵形

・長さ5〜7mmの卵球形


で、今日のこの赤い実が付いている木は、何だろう?と考えた

コバノガマズミは、葉が小さいので除外して、「ミヤマガマズミか、ガマズミか」で考えた

1 葉の先のとがり方が鋭いように感じる(ミヤマガマズミ?)
2 鋸歯は、浅い三角形に思える(ミヤマガマズミ?)
3 葉表の脈がくっきりへこんでいる(ミヤマガマズミ?)

↓ ↓ ↓
やっぱり、ミヤマガマズミだろうか・・・(確信が無い)




サカキ:ツバキ科




ソヨゴ(冬青):モチノキ科




ウラジロノキ(裏白の木):バラ科 




アオキ(青木):ミズキ科 




ユリノキ(百合の木):モクレン科

カリカリに乾いていた

木から取ろうとすると、はらはら〜と撒き散らされ外側の翼花だけが残ってコップ状になった

これ1個で、100個分!の種だって
(1つ1つの細長い鳥の羽根のような「翼」の下に硬い種が1つずつ入っていた)

『果実は集合果で、一つの花に約100個の実がなる
一つ一つの実は翼果で、扁平の翼状になってマツカサ状に集まり、直立する』と

*ここにあるユリノキは、目の高さで花が観察でき、手を伸ばせば、花を近寄せて見ることもできる




シキミ:シキミ科

他の場所では、もうまったくこの実を見つけることは無かったが、
(あんなにたくさん生っていた実が1つも無いなんて・・・と思っていた)
ここは日陰だったせいか、まだ実が残っていた

シキミの実が付いている枝を1本もらってきて、家で花瓶に差しておいたところ
昨日まであった茶色の種が突然無くなった
花瓶の周りにも落ちていない、近くを探しても見つからない・・・
数日たって、掃除機をかけようとしたところ、なんと2m程も離れたところに落ちていた

ピュ〜ンと飛ばすらしい
飛ばしたあとは、窓は閉まってしまう




ムラサキシキブ(紫式部):クマツヅラ科




ネムノキ(合歓の木):マメ科

長〜い豆ができていた




サルトリイバラ(猿取茨):サルトリイバラ科



                                 
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