屏風山
 (瑞浪市)

      (大牧〜百曲りルート〜黒の田山〜山頂〜大草北ルート〜大草〜大牧)

                              2013年12月1日


                             『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

ヤブコウジ(藪柑子):ヤブコウジ科

赤い実の上に、実の「予備軍」が待機




ツルリンドウ(蔓竜胆):リンドウ科

笹に巻きついて立ち上がっていた




ヤブムラサキ(藪紫):クマツヅラ科

葉は滑らかな手触り  葉がムラサキシキブより大きく、先がとがっている

実は下向きに付き、ムラサキシキブより大きめ

ガクは毛深い  




ムラサキシキブ(紫式部):クマツヅラ科

実はヤブムラサキより小粒  葉は、ざらざら




ツクバネ(衝羽根):ビャクダン科

雌雄異株

『スギ、ヒノキ、ツガ、ツガ、モミ、アセビなどの根に半寄生する植物で、
生育地は乾燥する急斜面や尾根に限られるという』だって

しかし、ここのツクバネは、急斜面でも尾根でもなく、木の足元には水路があった
近くに、半寄生するスギやヒノキはあったような・・・気がする

写真を撮ろうと枝を引き寄せると、パラパラ・・・と、かなりの数の実が落ちた
十分過ぎるほどに熟していたようだ 実を蒔けば芽が出るだろうか??

本当に、羽根突きの羽根そっくり!!
でも、これは衝いたら羽根がぱらぱらと落ちてしまいそう


2013/10/10 まだ実が青かった(犬山・八曽自然休養林にて)




トキリマメ(吐切豆)かな?:マメ科 

赤い鞘の中に真っ黒な2つの種




コマユミ(小真弓):ニシキギ科

楕円形の実が熟すと、
中から赤い種が1〜個顔を出す




ビワ(枇杷):バラ科

『ビワの花は11月の終わり頃から咲き始め、
12月に盛りとなる』だって

通りがかりの家の庭に咲いていた

これ↓がバラ科?だって??

花の盛りは過ぎていたが、
そういえばウメの花に似ている(ウメもバラ科)




イイギリ(飯桐):イイギリ科 

駐車スペースの近くの林道に、実のついた枝が落ちていた
黒っぽい実と黄色っぽい実

??  「これは何の実?」と尋ねると、同行の友人が「イイギリでは」と言う
「でも、今頃のイイギリは赤いはずでは」と応える
と、頭上を見上げると見事な真っ赤なイイギリの実があった!!

『昔、葉で飯を包んだため飯桐という名がつけられた』とか
また、『果実がナンテンに似るためナンテンギリ(南天桐)ともいう』と

一房一房が、ナンテンやブドウのようにぶら下がっていた




カボチャの仲間:ウリ科

大草へ下山すると、1人の男性が畑の草を刈っていた
「大牧の百曲がり登山口へ行きたいのですが」と道を尋ねると
手を止めて、親切に行き方を教えて下さった

男性の足元に長〜いカボチャが置いてあったので「立派なかぼちゃですね」と言うと
「1つ持っていく?」と、思いがけない展開になった

カボチャスープができるよ」とも  なんという名前だったっけ??聞きなれない名前だった

料理の得意な友人が1つ貰うことになったのが左のカボチャ(長径50cmほど)

「これは、
そうめんカボチャ」と言われたのが、右の楕円形のカボチャ(長径20cmほど)
初めて聞いた名前だった

友人は、「そうめんみたいになる」と言う  「へ〜え」
「これも持っていく?」とまたまた親切な提案

ありがたく頂戴することになった
カボチャ2つを、2つのザックに入れて大牧まで歩くことになった

以下はWikipediaより引用しました
そうめんカボチャ アメリカ大陸原産
ソウメンカボチャ(素麺南瓜)、ソウメンウリ(素麺瓜)、イトカボチャ(糸南瓜)ともいう

ヘタと先を切り落として適当な大きさに輪切りにし、水から茹で、20分弱経ったら冷水に入れると、果肉の部分がほぐれて素麺状になるため、「ソウメンカボチャ」や「ソウメンウリ」の名がある。

オーブンで焼いたり蒸したりしてもよい。カボチャ類の中では比較的カロリーが低くてあっさりしており、日本では酢の物やマヨネーズ和えにして食べる。欧米では主菜のつけ合わせに用いられることが多く、パスタの代わりにソースをかけて食べることもある。


イノシシ避けの電気柵を跨いで、のんびり林道を歩いていくと、
約20分で行きに通った林道に合流



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ヤブムラサキ・ムラサキシキブ・ツクバネ・トキリマメ・コマユミ・ビワ・イイギリなどに出会い
写真を撮りながら駐車スペースへ

帰り道は、来る時とは異なる山沿いのくねくね道をたどって66号線に出た(石材店の所)

行きの百曲がり登山口への道は、集落の間を通ったので、とても分かりにくかった
何本にも分かれる複雑な道で、いったいどちらへ行っていいものやら分からず、
通りかかった人や玄関の戸を叩いて(申し訳ない!)尋ねながらやっと到着した

もっと簡単な道があるはず・・・と思いながら、次回に期待する


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後日談

料理の得意な友人から、あの長いカボチャで作ったとろとろのペーストを貰い
牛乳と混ぜ、カボチャスープにして食べた

ほんのり甘くて、とろっとしてとても美味!だった〜




                                 
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