御嵩の森 
(可児郡)

                              2013年6月4日


イモカタバミ(芋片喰):カタバミ科

てっきりムラサキカタバミだと思っていたが、
「イモカタバミ」という名前だと教えてもらった

地下に芋状の塊茎を持ち、
ムラサキカタバミより花の色が濃く、
葯の色も濃い派手な色合いが特徴

繁殖は、種子ではなく
地下にある塊茎で増えていく

そういえば、我が家のベランダのオキザリスも
ゴツゴツした芋状の塊茎を持つものがある




ヤマボウシ(山法師):ミズキ科

ピンクの点々が入っている
どうも、園芸種らしい


中央にある丸いものが花の集まり

にゅっと突き出たものは、雌しべらしい




ホタルブクロ(蛍袋):キキョウ科




ハナイカダ(花筏):ミズキ科  雌雄異株

『雄株は葉の上に多数の雄花ができるが、雌株では多くは1つの花しか付かない』と

その1つの花から実ができた(上の↑2枚の写真)

   
この2枚の写真を見ると↑、葉柄(写真の上部)から実までの葉脈は太くなっており、
実から先の葉脈は細くなっている

⇒つまり、葉と花を別に付けるのではなく、花柄を葉に合着させているんだって・・・!!




ササユリ(笹百合):ユリ科-1

そろそろ花どきかと思って期待して訪れたが、少々早かったようだ
まだ蕾の方が多め




ササユリ(笹百合):ユリ科-2

見まわりの人に尋ねると、『例年は5月終わりごろから咲くのだが
今年は6月に入ってから数日のうちに急に咲き出した』・・・とのこと

蕾3/2  花3/1といったところかな?




ササユリ(笹百合):ユリ科-3




ササユリ(笹百合):ユリ科-4




コマユミ(小真弓):ニシキギ科

若い実は、こんな形をしているらしい




クロモジ(黒文字):クスノキ科

秋には黒くなるとか



ミヤマガマズミかな?:スイカズラ科
葉の様子






『葉は倒卵形で長さ6〜14cm

先端側で最も幅広く、先端は尖って菱形的な印象がある

葉の色は濃い緑色であることが多く、
ガマズミ属の中では最も色が濃いと思う

葉の表面は無毛であり、光沢があることが多い』

ぴったりのような気がするが、イマイチ分からない




ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽):スイカズラ科

「ヤマウグイスカグラ」の名札がついていたが、「ウグイスカグラ」の別名だという説と、
「ウグイスカグラ、ヤマウグイスカグラ、ミヤマウグイスカグラ」は別種だという説がある

図鑑には、『「ウグイスカグラ」は、全体に無毛
「ヤマウグイスカグラ」は、毛が散生
「ミヤマウグイスカグラ」は、葉・実に線毛がある 花は線毛が多い』と

パソコンで拡大してみると、確かに葉には毛があったが実の毛ははっきりしなかった

おいしそうな赤い実(食べられるそうだ)




タツナミソウ(立浪草)の仲間:シソ科

背丈10cmほど




ナツハゼ(夏櫨):ツツジ科

これはまだ薄黄色だが、赤い花もあった
ぷっくり膨らんでとても可愛い




スノキ(酢の木):ツツジ科

最近、カクミノスノキしか見たことがなかったので、これもうっかり見過ごしてしまった

呼び止められて引き返し、葉っぱの裏をめくってみると・・・
⇒見事!角ばっていなかった!

試しに葉をかんでみると、す〜っぱい!

カクミノスノキの葉は、酸っぱくない




ネジキ(捻木):ツツジ科




サンカクヅル(三角蔓):ブドウ科

「サンカク」とはいうものの、
葉の形にはいろいろある
これはハート型

実のつき方はまさにブドウ!
これから黒くなるそうだ




ヤブムラサキ(藪紫):クマツヅラ科

この葉の滑らかさはまさにビロード!

花は、葉の裏側に咲くので
覗き込むか、くるりと裏返しにしないと見つけられない

ムラサキシキブより、少々花どきが早い




ヒメシャラ(姫娑羅):ツバキ科-1

高い木にびっしり花と蕾をつけていた
まだ蕾の方が多め




ヒメシャラ(姫娑羅):ツバキ科-2




ホオジロだって

高い木の梢にとまってさえずっていた


尻尾が切れ込んでいるので
トンビだって

ゆっくり輪を描いて飛んでいた
時々、ピーヒョロロと聞こえてきた




                                 
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