屏風山 
(びょうぶざん 瑞浪市・恵那市)

                              2013年10月4日


                             『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

ヤマシロギク(山白菊)かな?:キク科

ノコンギクかと思っていたが、葉が柔らかだったのでヤマシロギクと思われる




ノコンギク(野紺菊):キク科

葉はざらついていた




アザミの仲間:キク科

キセルアザミのようにうなだれて咲いていた
(花の終わり頃になると首は持ち上がっていた)

総苞片が周囲に張り出していて、痛いこと!

キセルアザミはこんなに張り出さないし、水辺が好きなので違う
実の味




アザミの仲間:キク科

こちらのアザミは、横向きに咲いていた

総苞片も張り出さないし、左のアザミより細身



ヤクシソウ(薬師草):キク科

ヤクシソウ(薬師草):キク科

日が当たり始めると、ぱっと開くのだが
朝早いので、こんな状態




シシウドかな?セリ科

夏の花だと思っていたが8〜10月が花期らしい

頭花は1つ1つの塊に分かれている




ミゾソバ(溝蕎麦)別名ウシノヒタイ:タデ科

葉の基部が耳状にはりだす↓「牛の額」に似た形をしている


茎にトゲはあったが、そう痛くはない




アキノウナギツカミ(秋の鰻つかみ):タデ科

花はミゾソバにそっくり

葉は、細長く茎を抱いている(左の画像)

茎にしっかりトゲ↓があって痛い  これなら鰻もつかめるだろう



タデ科

こちらは、花が貧弱  トゲはなし




アキチョウジ(秋丁字)かな?シソ科

『岐阜県以西の本州から九州に分布する』そうで、岐阜県が北限ということらしい
きれいなブルーではっと目を惹かれる




ヤマノイモ(山の芋):ヤマノイモ科

雌雄異株なのでこれは雌株

この中に種が入っている

この実がたくさんついているからといって
ムカゴがたくさんついているわけでもない

実のない株にもムカゴがたくさんついていた




シロモジ(白文字):クスノキ科

丸い実がたくさん生っていた
コバノガマズミ(小葉のがまずみ):スイカズラ科

葉柄が短いこと、実が疎らにつくことから「コバ」だと思った




オトコヨウゾメ(男ようぞめ)かな?:スイカズラ科

ガマズミの仲間なのだが、区別がよく分からない

『ガマズミの仲間は、花序を上向きに付けるが、オトコヨウゾメは垂れるのが特徴』なので
垂れている実を見てオトコヨウゾメかと考えたが、どうだろう?

オトコヨウゾメの葉は、『無毛』とあるので、しっかり触ってくればよかった




ツリバナ(吊花):ニシキギ科

実は球形
割れると、その中から朱色の種(仮種皮)が見える
本当の種は、この仮種皮の中に入っている

種から育てることもでき、4粒で300円という広告を見た




テンナンショウ(天南星)の仲間:サトイモ科

オレンジ色と緑色の極彩色の実






ツルニンジン(蔓人参):キキョウ科-1

ここのツルニンジンは、内側の色が薄め↑


これは内側の色が濃い↑
2013/9/12 多治見市池田町で撮影

雌しべが開いているのは、受粉体勢らしい




ツルニンジン(蔓人参):キキョウ科-2

内側を拡大してみた

雌しべは開いていない
すでに受粉が終わった後かも
花の終わった後

塊根がチョウセンニンジンに似ている所からの
命名らしい




ミツバアケビ(三つ葉木通):アケビ科-1

高いところに、アケビの実が生っていた




ミツバアケビ(三つ葉木通):アケビ科-2

行きには見つけれなかったアケビ
眼の高さにあり、手が届く所にあったのに、誰も気づかなかった・・・

こちらは紫色がかって、中身もしっかり残っていた




ツリフネソウ(釣船草):ツリフネソウ科-1

横から見ると、『帆掛け舟を吊り下げたように見える』ことからの命名(右の画像)

ここの株はやや色が薄め




ツリフネソウ(釣船草):ツリフネソウ科-2

ホウセンカの仲間
実↑が熟すとちょっと触れるだけで種を勢いよくはじきとばすので、
株が固まっていることもうなづける

花の中は、いつ見てもカラフル




キブシ(木五倍子)かな?:キブシ科

大きめの実がブドウのようにぶら下がっていたので
「ブドウ科」で調べてみたが該当なし

花に詳しい友人に尋ねると、「キブシではないか」と

『果実は8mm程度の楕円形で、初めは緑色だが、熟すと黄色を帯びる』と


2012/4/21 撮影
この花の↑様子から考えると、キブシかも?




コメナモミ(小雌なもみ):キク科

総苞片は5個(花の周りに伸びている5本の緑色のもの)で、『腺毛があって粘液を出す』
これが、粘つく原因




アケボノソウ(曙草):リンドウ科-1

緑色の蜜線溝にアリが集まっていた(雄しべには花粉がいっぱい)
花粉ができる⇒蜜がおいしい⇒アリが来る⇒花粉がアリについて運ばれる・・・という図式かな




アケボノソウ(曙草):リンドウ科-2

こちらの花にはアリはいない(花粉の時期は終わったらしい)

花粉は少なくなった⇒蜜も少なくなった⇒アリは来ない⇒雌しべが受粉の用意をする
・・・とこんな感じだろうか




センブリ(千振):リンドウ科-1

花弁が5深裂のものと4深裂のものがあった

当たり前だが、花弁が5深裂なら雄しべも5個  花弁が4深裂なら雄しべも4個




センブリ(千振):リンドウ科-2

雄しべが花粉を飛ばした後、雌しべが熟して先が割れ、他の花の花粉を受粉する
 自家受粉を防ぐための知恵とか

左 5深裂   右 4深裂




センブリ(千振):リンドウ科-3

中心部分を拡大してみた
左 5深裂   右 4深裂

緑色の部分が蜜線溝




ナギナタコウジュ(薙刀こうじゅ):シソ科

花は片方だけにつくので「ナギナタ(薙刀)」と名づけられたようである




ミヤマウメモドキ(深山梅擬):モチノキ科

雌雄異株
花は白色↓  2012/6/14土岐市で撮影


ウメモドキより葉が細長い↓





調べ中

青黒い実が生っていた
ウリカエデ(瓜楓):カエデ科

翼花が色づいていた




調べ中

カラマツソウのような葉っぱ
ヤマノイモのむかご

たくさん生っていた!!  採るのに夢中になって登頂意欲が薄れてしまった・・・

これだけあれば、当分むかごご飯が食べれそう〜
目盛りは、770g!




                                 
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