池田富士周辺 
(多治見市)

                              2013年9月12日


                         『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

チャノキ(茶の木):ツバキ科

実がなっている木もあった




テイカカズラ(定家蔓):キョウチクトウ科

花↓とはまったく形の違う実になった




イタドリ(虎杖):タデ科

雌雄異株  今の状態では、どちらが雌株かどちらが雄株か判別できない・・・・




コアカソ(小赤麻):イラクサ科-1

葉の形がアカソの三深裂とは違って
葉の先端が尾状に伸びているだけ↓


白っぽいのは花?↓





コアカソ(小赤麻):イラクサ科-2

では、これは実?↓


スズカアザミ(鈴鹿薊):キク科

花粉がいっぱいついていた




ツルニガクサかな?:シソ科

花の様子



葉の様子  毛がいっぱい

ガクに毛があればツルニガクサ
ガクに毛がなければニガクサ




オニドコロ:ヤマノイモ科  ヤマノイモ(山の芋):ヤマノイモ科

実(雌花の残りがくっついている)





むかご


ツルニンジン(蔓人参):キキョウ科-1

今の時期、蕾がぷっくり膨らんでいるので見つけやすい

蔓をたどっていくと・・・花があった!




ツルニンジン(蔓人参):キキョウ科-2

下から覗いて見た  紫色の模様が美しい

『地下に倒卵状紡錘型の太い塊根があるので朝鮮人参にたとえた』と




ツルニンジン(蔓人参):キキョウ科-3

正面から見てみた




これは実になったところ
ツルニンジン(蔓人参):キキョウ科-4

この花の雌しべは開ききっていない
雄しべも垂れている

咲いたばかりだろうか?
それとも、花の終わり?

中の模様がぼんやりしているので
やはり。花の終わりかな?


こちらの雌しべは開いている

雌しべの外側にはくっきりとした5角形

その外側に雄しべが5本

中の模様がはっきりしているので
こちらが咲いたばかりかな?




ヤブミョウガ(藪茗荷):ツユクサ科

全体を見て「何故、ツユクサ科?」と思ったが、
花の様子を見て納得    ツユクサに似ている・・・


花の様子




ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑):ユリ科-1

この花を見ると、秋を感じる

『花被片(花弁と萼がほとんど区別できない場合に、それらをまとめて花被片という)は、水平に開く。

3枚の外花被片は内花被片に比べて幅が広い。

花被片には紫色の斑紋が点在する。』と




ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑):ユリ科-2

『雌しべは中央にあり、柱頭は大きく3つに分かれ、その先端はさらに2つに分かれており、
縁には透明な球状の突起↓がある。』


『3つに分かれた部分(柱頭)には紫色の斑紋があるが、基部の花柱には斑紋はない。』

『おしべは6本で、3本は3つに別れためしべの柱頭の下に、3本はその間にあって、
先端は下向きに湾曲している。
おしべには紫色の斑紋はない。』と

なんと詳しい説明だろう〜  まったくその通りの花の構造




ウバユリ(姥百合):ユリ科

背丈1m程

オオウバユリとの違いはなんだろうと調べたが
『個体サイズ以外には形態的な差異が認められない』だって




ハナタデ (花蓼) 別名ヤブタデ:タデ科

ボントクタデかと思っていたが
10日後に見たボントクタデより花がまばらだったので
ハナタデと思われる

『中央部に黒斑↓があるものが多い』と
(ボントクタデは、黒い八の字状の斑紋がある)




花の様子




イヌゴマかな?:シソ科




キツネササゲ(別名ノササゲ):マメ科




キンミズヒキ(金水引):バラ科




ミズヒキ(水引):タデ科

小さな花だが、拡大して見るととても可愛い




カラムシかな?:イラクサ科

細かい花がいっぱいくっついていた

カラムシの特徴は『葉裏が真っ白なので容易に見分けることができる』そうであるが、
葉裏をしっかり見なかったので、同定に苦しんでいる




ノイバラ(野茨):バラ科

頭の天辺の黒い印が可愛い


ヌスビトハギ(盗人萩):マメ科

実の真ん中が深くくびれているのが特徴

アレチヌスビトハギの実は、
 3節〜4節のくびれがあり、くびれはこんなに深くない




イヌコウジュかな?ヤマジソかな?:シソ科


花の様子

判別できそうな点を調べてみた

【イヌコウジュ】 【ヤマジソ】 【ヒメジソ】
葉の質が厚い
葉の鋸歯は浅く6〜13
葉柄が短い(ない)
葉の鋸歯が4〜6個
荒い鋸歯で鋭頭
茎に細毛(毛深い)
多くは紫色
茎は紫色を帯びる 茎は毛深くない
花は枝先の片側につく
一度に多く開花することはない
花穂が短い
最初から花穂を作らず、花が終るとその上に次の花をつけて上へ上へと咲いていく
花は常に穂の頂上に咲く
普通背中合わせに2つm花が咲く
花は白色でピンク色を帯びる
がくの先は鋭く、花軸には毛が多い がくの先は鈍く、花軸には毛が少ない
芳香が強い 【RDBカテゴリー(環境省)】絶滅危惧U類

一見して区別できるような手合いではないことが分かった・・・




アオツヅラフジ(青葛藤):アオツヅラフジ科

青くなっていない実の方が多かった


オオニシキソウ(大錦草):トウダイグサ科

「オオ」がつくので50cmほどに背が高くなる


花と実の様子

『4枚の白い花びらのように見えるのが雄花

その間から雌花が伸び、
受粉すると丸い実になって垂れ下がる』だって




ヘクソカズラ(屁糞蔓):アカネ科

花(左)と実(右)




アラカシ(粗樫):ブナ科

若い堅果(けんか)は、まだこんな状態

2ヶ月くらい後になると、
茶色になってもっと長く突き出る




マルバハギ(丸葉萩):マメ科





タデ科

ママコノシリヌグイの刺よりやさしい感じで、葉に柄があるので
ナガバノウナギツカミに思えるが、「ナガバ」とはいえない葉の形

それぞれの特徴を調べると次のようになった


【アキノウナギツカミ】
『葉柄があっても短く,やじり形になった葉の基部が茎を抱くようになる』
『茎に下向きの刺」

【ナガバノウナギツカミ】
『葉柄が顕著で葉の基部が茎を抱くようなことはない』
『茎にはまばらに細かい刺があり、葉は互生し、
     卵状披針形〜披針形で、基部は鉾形に張り出す』




ウリカエデ(瓜楓):カエデ科

翼果はほぼ水平に開き、赤みを帯びるのが特徴




チゴユリ(稚児百合):ユリ科

漆黒の実をつけていた
ナツハゼ(夏櫨):ツツジ科

今日はなかなかおいしかった


ハグロソウ(葉黒草):キツネノマゴ科

2枚の苞の間から淡紫色の花を咲かせる
ペロリとめくれ上がった面白い形である


花の様子




フユノハナワラビ(冬の花蕨):ハナヤスリ科

下の方にある葉は、『栄養葉』
立ち上がっている葉は、『胞子葉』

胞子葉の上部につく粒々の葉は、『胞子嚢穂』(右)

丸い粒々は、『胞子嚢』(右)

9月なのに「フユ」ノハナワラビとは、ずいぶん早い冬支度




  虫たち

M字の模様のあるチョウ

キンモンガ(だと教えてもらった)

ミスジチョウかな?

コミスジだと教えてもらった

横に3本線があるので「ミスジ」だが
「一番上の白い筋が二つ
(細い1本と筆の先のような白斑)に分かれている」のがコミスジの特徴だって

「ミスジチョウは、一番上の白い筋は
素直な一本線」で
「オオミスジも一本線だが、その先端がでこぼこ」とも

丁寧に見分け方のポイントを教えてもらった




アブラゼミ

じっと見ていると、そろりそろりと横へ這っていった

危険を感じたのかも・・・




                                 
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