弥勒山周辺 
(多治見市・春日井市)

                              2013年9月18日


                             『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

ジュズダマ:イネ科-1

「ジュズ」は、苞葉が変形した「つぼ」で、
「つぼ」の中に雌小穂群があり、糸くずのような花柱を出す・・・と
(つまり「つぼ」は雌花ということになる)

「つぼ」の外へ出ているのが、雄小穂だって(雄花ということ)

背丈1〜1.3m程の大きくがっしりした株が、群生していて、
雄小穂がたくさんぶら下がっているのは壮観だった




    
ジュズダマ:イネ科-2

これが、雄小穂

左 未開花の段階(画像の上右端に雌小穂の花柱が見える)

右 開花している雄小穂(この頃には雌小穂の柱頭はしおれている)

「つぼ」が硬く黒く熟すと、雄花は落ち、「ジュズダマ」となる

これに糸を通すには、針で「つぼ」の中身を根気よく取り出して穴を開けなければならない

それを何十個も開通させてやっと、「数珠」や「首飾り」が出来上がる




マメアサガオ(豆朝顔):ヒルガオ科

2週間ほど前には、チラホラだったが
今日はいたるところに繁茂していた




ベニバナマメアサガオ(紅花豆朝顔):ヒルガオ科

これも、たくさん咲いていた


マルバルコウソウ(丸葉縷紅草):ヒルガオ科

丸い葉ではないが
「ルコウソウ」の細い葉に比べれば
丸い・・・ということらしい




アキノノゲシ(秋の野芥子):キク科

春から夏にかけて咲くハルノノゲシは、濃い黄色の花

アキノノゲシは、夏から秋にかけて咲き、薄黄色の花




ヒメジョオン(姫女苑):キク科

初夏から夏にかけて咲く花だが、今も元気




ツルアリドオシ(蔓蟻通し):アカネ科

赤い実に2つの穴がある  これは、花の跡

2個の花が根元でくっついているので、
実にも2個がくっついていた跡が残るんだって


根元でくっついている花の様子
(2013/6/5撮影)




ヤブコウジ(藪柑子):ヤブコウジ科

これからだんだん赤くなっていく


シキミ(樒):シキミ科

お仏壇に供える木で、有毒

熟すると、割れて中から種が出てくるらしい

中国料理でスパイスとして使われる「八角」と似ているんだって




ホツツジ(穂躑躅):ツツジ科

雌しべの先がくるっとなっているのが、ミヤマホツツジ

まっすぐ伸びているのは、ホツツジ・・・と覚えやすい




イシミカワ:タデ科

茎には鋭いトゲがあって、うっかり触るととても痛い

きれいな藍色は、果実を包んでいる花被(花びらと萼の総称)だって
ちょうど、丸いお皿にお団子を乗せたような感じ




ヘクソカズラ(屁糞蔓):アカネ科

これからだんだん黄色になっていく




アオツヅラフジ(青葛藤):ツヅラフジ科

これは、だんだん青くなっていく



ヤブマメ(藪豆):マメ科

この花以外に『茎の一部から地中に枝を伸ばし、
土の中で閉鎖花を付け、果実をみのらせる』と

地上での種と、地中での種の両方を持つとは、
面白〜い




キンミズヒキ(金水引):バラ科





カクミノスノキ(角実酢木):ツツジ科

まだ実が残っていた




オオイヌタデかな?:タデ科

背丈1m程




ヤマハギ:、マメ科

咲き始め




ヌルデ:ウルシ科

葉軸に翼があるのが特徴で見分けやすい  雌雄異株

赤っぽい花と白っぽい花があって、なかなか美しい

ヤマウルシなどに比べるとかぶれにくいとか




ゴンズイ:ミツバウツギ科


実の様子




ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑):ユリ科-1

あれれ? 幅が違う??

『3枚の外花被片は内花被片に比べて幅が広い』そうだが、
こんな極端に幅の違いがあるのはどうして??(右の画像)




ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑):ユリ科-12

これらも花被片の幅がずいぶん違う




ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑):ユリ科-3

これら↑は、殆んど3枚みに見える



今まで見たのは、このような↓幅がほぼ同じ花 幅の広い・狭いがある花↓
2013/9/12 池田富士周辺で撮影 2013/9/18 弥勒山周辺で撮影




テンナンショウの仲間:サトイモ科

実の様子↓
これからだんだん赤くなる





アレチウリ(荒地瓜):ウリ科

実ができていた
ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡):アカバナ科

「ヒレ」を確認しようと折り取って調べてみたが、顕著な「ヒレ」は見つからず・・・

田んぼの畦にずら〜っと黄色の花が咲いていた




  2日前の台風で折れたらしい

ヒノキ(桧):ヒノキ科




ソヨゴ(冬青):モチノキ科




ウラジロノキ(裏白の木):バラ科




ホオノキ(朴の木):モクレン科




アベマキ:ブナ科




マツ(松):マツ科




  キノコの仲間

こんがり焼けたパンのよう




蒸しパンふう




  チョウの仲間

イチモンジセセリかな?




                                 
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