潮見の森 
(多治見市)

                              2013年9月19日


                           『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

ボケ(木瓜):バラ科

花は多いが実は少ない





キリ(桐):ゴマノハグサ科

てっきり実かと思っていたら
来年の花芽(蕾)だって




ミヤマガマズミかな?:スイカズラ科




ヤマハギ(山萩):マメ科




ナツハゼ(夏櫨):ツツジ科

おいしそうに実っていた




「ネズミモチ」と「トウネズミモチ」の見分け方として、実の付き具合がある

『花や果実がネズミモチに比べて非常に多く、枝もたわわに果実が付く
枝は垂れ下がって折れんばかりである』⇒「トウネズミモチ」

『花の数に比べて結実数が少なく、トウネズミモチと比べると、表面の光沢がない』
⇒「ネズミモチ」

ネズミモチ:モチノキ科

上記の見分け方からするとネズミモチ

表面の光沢までは分からなかった・・・




トウネズミモチ:モチノキ科

こちらは実がたくさんついているので
トウネズミモチ

表面の光沢までは分からなかった・・・




エゴノキ:エゴノキ科

実がたくさん生っていた

『果皮にえぐい(苦い)成分が含まれている』ことからの命名


エゴノネコアシ(エゴの猫足)

『エゴノネコアシアブラムシの幼虫が
冬芽に寄生することによってできる』と

虫こぶに穴が開いているので、
すでに宿から出て行ったのかも・・・




ジンジャー:ショウガ科

ショウガやミョウガの葉にそっくり  大きな純白の花が咲いていた

インド・マレー原産だって




ゲンノショウコ(現の証拠):フウロソウ科

濃いピンクの花

『東日本は白色が多く、西日本には紅紫色が多いとされる』らしいが、
多治見周辺では、白花が殆んど




コブシ:モクレン科

でこぼこで鮮やかな赤色の実↑(集合果というんだって)


こんな色の実もあった  これから赤くなるのかな?




シデコブシ:モクレン科-1

こちらは赤くないでこぼこの実





  
シデコブシ:モクレン科-2

シデコブシの方がコブシより早く熟すようだ

この赤い実の中に黒っぽい種が入っている

右端に、まだ未熟な実が見える




サネカズラ(実葛)別名ビナンカズラ(美男葛):マツブサ科-1

『雌雄異株又は同株、まれに両性花がつく』と


左から花・実・実ができ始めた・・・の3段階の様子が分かるが
この株が雌株・雌花とは限らないということ??




サネカズラ(実葛)別名ビナンカズラ(美男葛):マツブサ科-2

花の中を見てみると・・・何か白っぽいもの↓がくっついている

どうやらこれが雌花らしい




サネカズラ(実葛)別名ビナンカズラ(美男葛):マツブサ科-3

あれれ?
中央に赤いものがある!

どうやらこの花が雄花らしい

てっきりこの赤い部分が実になっていくだろうから
雌花かと思っていた




実の様子

これから、1つ1つの実がだんだん膨らんでいく
サネカズラ(実葛)別名ビナンカズラ(美男葛):マツブサ科-4

実がだんだん色づいていく様子が分かる
一つ一つの丸いものが実で、それが沢山集まって集合果を作っている


小倉百人一首にある三条右大臣の歌にこの名前が出てくる
『名にし負はば 逢坂山の 
さねかづら 人に知られで くるよしもがな』


 『別名の「ビナンカズラ(美男葛)」は、枝の皮に含まれる粘液を水に混ぜて、
びんつけ油の代わりに整髪に使った』ことからの命名だって




コムラサキ(小紫)別名コシキブ(小式部):クマツヅラ科  白実

コムラサキは葉の先端半分にだけ↓鋸歯がある


コムラサキの花(実)は、葉の付け根から数mm↓離れた上につく


*ムラサキシキブは葉全体に鋸歯があり、実は葉の付け根につく




タラノキ:ウコギ科

見上げるような高木に白っぽい花がたくさんついていた
ヌルデのように見えるが、葉軸に翼が見えない

後からタラノキと分かった




ノリウツギ:ユキノシタ科

装飾花が白いのは、(左の画像)
花(中央にある小さな花で↓5枚の花弁と10本の雄しべを持つ)が咲いている頃

2013/7/12撮影


装飾花がピンク色に変わる頃には、実↓が熟し始めていることが多い(右の画像)

2013/8/23 撮影(まだできたばかりの実)




タイサンボク(泰山木):モクレン科





カラタチ(枸橘):ミカン科

花は多いが実は少ない




キミズミ(黄実酸実):バラ科

実になって初めてキミ(黄色の実)ズミと分かる




ナナカマド(七竈):バラ科

実が色づいてきた




アベマキ(d):ブナ科

まだ実が青い




ナンキンハゼ(南京櫨):トウダイグサ科

緑色の実がたくさん生っていた




ユリノキ(百合の木):モクレン科




ウメモドキ(梅擬):モチノキ科




ナツツバキ(夏椿)別名シャラノキ(娑羅樹)
:ツバキ科






ヒメシャラ(姫沙羅):ツバキ科

花も実もナツツバキにそっくりだが、
皆、小さめなので「ヒメ」という名前




トサミズキかな?:マンサク科

山と渓谷社「樹に咲く花2」によると、

『葉の長さが、ヒュウガミズキは2〜3cm』・・・でも、そんなに小さくない

どちらかと言えば、『葉の長さが5〜11cm』のトサミズキに近い

『花序の花の数は、ヒュウガミズキは1〜3個」
『トサミズキは、7〜10個」・・・実の数からしても、トサミズキに近い

*名札には「ヒュウガミズキ」とあった




サルトリイバラ(猿取茨):サルトリイバラ科orユリ科

きれいに色づいてきた




ホルトノキ:ホルトノキ科

『暖かい沿岸域に生育する』そうなので、植生されたらしい



ハナミズキ(花水木)別名アメリカヤマボウシ(山法師):ミズキ科

『1912年に、東京がサクラをアメリカに贈ったお礼に送られた』花だって

今では街路樹や庭木になっている




タイワンフウ(台湾楓):マンサク科




マテバシイ(馬刀葉椎):ブナ科

このたくさん連なっている実はすべて
大きくなるのだろうか?

「待てば椎」の木になれる・・・と、昔聞いたことがあるが
漢字からするとそんな意味ではなかった・・・




コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅):ツツジ科

熟すと、実が裂け種が飛び出す

その種を蒔いて、
コバノミツバツツジを増やすことができる・・・と

山でコバノミツバツツジを見ると、
周りに小さい木がたくさん生えていることがあるが
種から育ったんだね・・・




クロガネモチ:モチノキ科

まだこれから赤い実になっていく



                                 
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