低山ハイキング「屏風山」 
(瑞浪市)
             大草登山口〜北回りコース〜山頂〜黒の田湿地〜
                   百曲がりコース〜大牧登山口〜大草登山口
 

                                 2014年10月16日

                       
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です


1


 
2
 
3

4

5
コウヤボウキ:キク科

1・2・3  リボンのようにくるっと巻いている白い花びらは、5枚ではなく5裂片になっていて、
その真ん中からにゅっと突き出ているのが雄しべ
・・・これで1セット  そのセットが、1つの頭花に10数個ある・・・と

4  その雄しべは1本ではなく、『5本の雄しべが葯で合体している』そうである

雄しべの横に筋のようなものがあるのが見える

その5本の雄しべの中に雌しべが入っていて(ストローを想像すると分かりやすい)
ストローの中に入っていた花粉を押し出して、外へ伸びてくる・・・と

押し出したばかりの雌しべの先はまだ開いていないが(受粉の態勢が整っていない)

5  そのうち、雌しべの先が2つに開いて、他のコウヤボウキの花粉を受け取る用意が整う




   
 ツチアケビ:ラン科

背丈25cn程




 クロモジ:クスノキ科

艶のある黒い実で、直径6ミリ程
サンショウ(サンショ):ミカン科

雌雄異株  これは実が生っているので、雌株

1  実の直径5ミリ程  表面に凹凸がある

2  中から黒い実が出てくる





ツクバネ:ビャクダン科

雌雄衣異株  羽根つきに使う羽根にそっくり





1
 
2
 
3
 
4
 リンドウ:リンドウ科

1・2  湿地に咲いていた  

3・4  花の中を覗くと・・・
3  握りこぶしのようなものからにゅっと棒が突き出ている
→ 握りこぶし・・・雄しべのあつまったもの  にゅっと突き出た棒のようなもの・・・雌しべ

4  雌しべの先が開いている   その頃、雄しべは、外側に倒れこんでいる





センブリ:リンドウ科

花びらは4枚に見えるが、4深裂(5深裂のものもある)

花びらの基の方にある緑色のものは蜜腺  蜜腺の近くには毛がある
この毛の働きは何だろう?





1

2
 
3
アケボノソウ:リンドウ科

花びらの先に、濃い紫色の点々が散らばっている → 『花びらにある斑点を、夜明けの星座に見立てたもの』だとか

盛り上がった緑色のものは蜜腺(舐めると本当に甘いそうである)
センブリの蜜腺より、よく目立つ

2・3  アリも舐めに来ていた

1・2とも、雌しべが開いているので、開花してから日が経っているようだ
雄しべの葯もなくなったりしているし・・・

3  2013/10/4撮影  雄しべの葯はまだ健在  ここでも、アリが蜜を舐めに来ていた
雌しべの先はまだ開いていない




   
 ガマズミ:スイカズラ科

艶のある赤い実がぶら下がっていた




サルトリイバラ:サルトリイバラ科

まだ、赤くなっていなかった
 
   
 ヤクシソウ:キク科

蛍光色の花




ミゾソバ:タデ科

ミゾソバの花は、全開しない
 
   
 ノコンギク:キク科  シラヤマギク?:キク科
よく似たキク科の花が咲いていた

図鑑やネットで特徴を調べてみた

舌状花  頭花の直径   背丈  茎葉
 ノコンギク 薄青紫色 約2.5cm 0.5.〜1m 長さ6〜12cm幅3〜5cm
卵状長楕円形〜長楕円形
大きな鋸歯がまばら
両面に短毛が生えざらつく

 シロヨメナ 白色 約1.5〜2cm 0.3.〜1m 長さ10cm程
長楕円状披針形
先は鋭くとがり、基部はくさび形
ふちに大きな鋸歯
茎や葉にほとんど毛がない

 イナカギク
(ヤマ
シロギク)
白色 約2cm 0.5〜1m 長さ6〜12cm幅1.5〜3cm
長楕円状披針形
先はしだいに細くなってとがり、
基部は
やや茎を抱く

ふちにはまばらに鋸歯
両面ともに白い軟毛が密生 ビロードの感触

 シラヤマギク 白色

数が少ない
約1.8〜2.4cm 1.〜1.5m 茎や葉には短毛がありざらつく
長さ9〜24cm幅6〜18cmの心形
で、先は鋭くとがる
上部の葉ほど小さい



ノコンギクの薄青紫色は決め手となるが、その他は皆、白色なので区別が難しい

今まで、シラヤマギクとイナカギクを混同していたかも・・・




  トンボの仲間

 アキアカネカネかな?




  今日の参加者 
 
屏風山山頂にて




                                 
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