桧峠〜道樹山〜緑化植物園〜西高森山
          〜緑化植物園〜道樹山桧峠
                
 
(多治見市・春日井市)
 
                               2014年10月28日

                       
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

リンドウ:リンドウ科

左  一輪だけ山道に咲いていた

右  蕾の時、虫に食べられたようで花びらがかじられていた

雄しべが中央に固まっているので咲いたばかりのよう
雌しべは、雄しべが囲んでいるその中にある




   
コウヤボウキ:キク科

1  群れになって咲いているコウヤボウキ

2・3  1つの頭花に10数個の花がある・・・と

リボンのようにくるっと巻いている白い花びらは、5つの裂片になっていて、
その真ん中からにゅっと突き出ているのが雄しべ
・・・これで1セット  そのセットが10数個あるというわけ

 → でも、その雄しべは1本ではなく、『5本の雄しべが葯で合体している』とは、驚いた!

そういえば、雄しべの横に筋のようなものがある

その5本の雄しべの中に雌しべが入っていて(ストローを想像すると分かりやすい)
ストローの中に入っていた花粉を押し出して、外へ伸びてくる・・・と

押し出したばかりの雌しべの先はまだ開いていないが(受粉の態勢が整っていない)
そのうち、雌しべの先が2つに開いて、他のコウヤボウキの花粉を受け取る用意が整う

3の画像には、2つに開いた雌しべとまだ開いていない雌しべの両方が写っている

4  足の長い昆虫が2匹、逃げもしないでじっと止まっていた
(他の場所で咲いていたコウヤボウキにも、同じ足長の昆虫が止まっていたので、どうやらお気に入りらしい)





1

2
 
3

4
キッコウハグマ(亀甲白熊):キク科

1  亀甲(亀の甲羅のような葉っぱの形から、キッコウハグマと名付けられている)
が、かなり角のないハート型のような葉っぱもあったし、角のある五角形の葉っぱもあった

2・3  花を拡大してみると、雄しべが3本
(これもコウヤボウキと同じキク科なので、雄しべの中に雌しべが入っているのだろう)

花びら5枚(ではなく、正しくは5深裂)と雄しべ1本がセットのようである

そのセットが3つ集まって頭花になっていると分かった

3  雄しべの先がオレンジ色になっているには、花粉だろう
・・・ということは、これから雌しべが雄しべのストローの中を通って出てくるのかな?

4  蕾のようなとがったものがたくさんついていた
キッコウハグマは、『閉鎖花』を持つという

蕾と閉鎖花の違いは???
どうやら、蕾は小型で、閉鎖花は4の画像のように長めらしい

中を割って調べるとはっきりするらしいのだが・・・

閉鎖花は、開放花(1・2・3のような花のこと)と違って、種が確実に残せる賢い方法=自家受粉ができる花

ハグマを、「白熊」と書くのは、今もって理由が分からない
そして、「白熊」がヤクのしっぽという理由も・・・  ヤクは白も黒も茶色もいる




 シキミ:シキミ科

数あるシキミの木の中で、この木だけいっぱい実が生っていた

実の表面が、こんなにざらざらしているのは初めて見た  なぜだろう??




                                 
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