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『 』内は、図鑑やネット検索からの引用です
リンドウ:リンドウ科 左 一輪だけ山道に咲いていた 右 蕾の時、虫に食べられたようで花びらがかじられていた 雄しべが中央に固まっているので咲いたばかりのよう 雌しべは、雄しべが囲んでいるその中にある |
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コウヤボウキ:キク科 1 群れになって咲いているコウヤボウキ 2・3 1つの頭花に10数個の花がある・・・と リボンのようにくるっと巻いている白い花びらは、5つの裂片になっていて、 その真ん中からにゅっと突き出ているのが雄しべ ・・・これで1セット そのセットが10数個あるというわけ → でも、その雄しべは1本ではなく、『5本の雄しべが葯で合体している』とは、驚いた! そういえば、雄しべの横に筋のようなものがある その5本の雄しべの中に雌しべが入っていて(ストローを想像すると分かりやすい) ストローの中に入っていた花粉を押し出して、外へ伸びてくる・・・と 押し出したばかりの雌しべの先はまだ開いていないが(受粉の態勢が整っていない) そのうち、雌しべの先が2つに開いて、他のコウヤボウキの花粉を受け取る用意が整う 3の画像には、2つに開いた雌しべとまだ開いていない雌しべの両方が写っている 4 足の長い昆虫が2匹、逃げもしないでじっと止まっていた (他の場所で咲いていたコウヤボウキにも、同じ足長の昆虫が止まっていたので、どうやらお気に入りらしい) |
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キッコウハグマ(亀甲白熊):キク科 1 亀甲(亀の甲羅のような葉っぱの形から、キッコウハグマと名付けられている) が、かなり角のないハート型のような葉っぱもあったし、角のある五角形の葉っぱもあった 2・3 花を拡大してみると、雄しべが3本 (これもコウヤボウキと同じキク科なので、雄しべの中に雌しべが入っているのだろう) 花びら5枚(ではなく、正しくは5深裂)と雄しべ1本がセットのようである そのセットが3つ集まって頭花になっていると分かった 3 雄しべの先がオレンジ色になっているには、花粉だろう ・・・ということは、これから雌しべが雄しべのストローの中を通って出てくるのかな? 4 蕾のようなとがったものがたくさんついていた キッコウハグマは、『閉鎖花』を持つという 蕾と閉鎖花の違いは??? どうやら、蕾は小型で、閉鎖花は4の画像のように長めらしい 中を割って調べるとはっきりするらしいのだが・・・ 閉鎖花は、開放花(1・2・3のような花のこと)と違って、種が確実に残せる賢い方法=自家受粉ができる花 ハグマを、「白熊」と書くのは、今もって理由が分からない そして、「白熊」がヤクのしっぽという理由も・・・ ヤクは白も黒も茶色もいる |
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シキミ:シキミ科 数あるシキミの木の中で、この木だけいっぱい実が生っていた 実の表面が、こんなにざらざらしているのは初めて見た なぜだろう?? |