陶史の森 
(土岐市)
 

                                 2014年4月7日

                       
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 コバノミツバツツジ:ツツジ科-1

満開の株・蕾の方が多い株・薄いピンク・濃いピンクなどいろいろ




   
コバノミツバツツジ:ツツジ科-2

雄しべは10本(9本・8本などもたまにある)  雌しべに毛がないのでコバノミツバツツジ




ソメイヨシノかな?バラ科




シデコブシ:モクレン科

満開の株・もうすぐ満開の株、色々ある




ハナノキ:カエデ科-1

雌雄異株  これらは、↑雌花・雌株




 
ハナノキ:カエデ科-2

これら↑は、雄花・雄木

雄花の方が早く成熟するようで、地面にいっぱい雄花が落ちていた




 
ハナノキかな?カエデ科

ハナノキの雄花でもない、雌花でもない、雄しべばかりが垂れ下がっている木があった

これも、ハナノキだろうか?

右  2014/3/29霊仙山で見たフサザクラ  雄しべの様子が似ている




   
ハルリンドウ:リンドウ科-1

咲いている場所が1ヶ所から数ヶ所に増えた




 
1
 
2
 
3
 
4
ハルリンドウ:リンドウ科-2

1 雄しべが中央にかたまっている

2 雄しべの葯に花粉ができてきた

3 雄しべは外側に開き始めた  雌しべが現れた

4 雄しべは花冠ぴったりくっついている  雌しべの先が2つに分かれ受粉の準備完了

自家受粉を避けるための知恵だって




 
1
 
2
 
3
 
4
ショウジョウバカマ:ユリ科

1花びらが開く前に、雌しべと雄しべが伸びてくる

2 花びらが開き始めた

3 雌しべと雄しべの葯のアップ(雄しべはまだ花粉もできていない  艶々して実に美しい))

4 雄しべの葯に花粉ができ始めて白っぽくなってきた




   
   
   
   
   
  
シハイスミレかな?スミレ科

葉の裏が紫色ならシハイスミレ(紫背)と覚えていたが、そう簡単ではないようだ


@ 花の色は、淡紅紫色〜濃紅紫色でさまざま

A葉の位置は花より下にある(葉はまだ出てなくて、花だけ咲いている株もあった)

B側弁内側に毛はない

C葉の幅が広め

これらの理由から、下の↓比較表と比べると、シハイスミレのようである



シハイスミレとマキノスミレの違い(ヒナスミレも似ているので付け加えた)
   花  側弁内側の毛  葉  分布
シハイスミレ  淡紅紫色〜濃紅紫色 無毛 披針形〜長卵形(マキノスミレより幅が広い)
斜めに上に展開し、葉の位置が花より下になることが多い
裏は紫色を帯びる
葉身基部の
湾入は浅い
距はやや反り返る

主に中部以西
乾き気味の落葉樹林やアカマツ林、林縁
 
 マキノスミレ 普通、濃紅紫色 無毛 狭い披針形
直立気味に展開し葉の位置が花より上になることが多い
葉裏は初めわずかに紫色を帯びるが、のち完全に淡緑色
葉身基部の
湾入は浅い
葉の質はやや厚く艶がある

近畿地方以北
乾き気味の落葉樹林やアカマツ林、林縁
 ヒナスミレ  淡紅色 普通有毛 披針形で先がとがる
地面に接するように水平気味に展開し、その上に花をのせるように咲かせる
葉裏は紫色を帯びる
全体に粗い毛が生える
葉身基部の
湾入は深い

北海道(南西部)〜九州
沢沿いの林など、湿り気のある落葉樹林

*『シハイスミレは、変種のマキノスミレとの中間型があり完全に分けられないこともある』そうで、判別に困る・・・




  
マキノスミレかな?:スミレ科

@花の色は淡紅紫色だが、葉がピンと立ち、花より上にあるので、マキノスミレだろうか??




   
カクミノスノキ:ツツジ科

蕾の先や、葉っぱの先が赤っぽい

花が開き始めた




  
コバノガマズミ:スイカズラ科

花の時期に確認しているので、この蕾はコバノガマズミ




   
シュンラン:ラン科

藪の奥の方に咲いていたので花の中を覗くのは無理・・・




  
シソバタツナミソウかな?:シソ科

葉の葉脈がくっきりした紫色をしているので、シソバタツナミソウかと思った

隣に、同じシソ科の花の株(下の画像)があったが、この実の付き方はタツナミソウの仲間に違いない




   
ツクバキンモンソウかな?orキランソウかな?:シソ科

花が咲かないと、はっきり分からない・・・




   
 オオバヤシャブシ:カバノキ科

雄花が地面にたくさん落ちていたので、見上げると、オオバヤシャブシの花があった

左  雌花は、雄花より上

右  花粉を飛ばした後の雄花の様子




   
 マルバノキ:マンサク科

可愛い新葉が出てきた




 ベニドウダン:ツツジ科

花の時期に確認しているので、ベニドウダン

蕾が出てきた




   
ウワミズザクラ:バラ科

蕾が出てきた




  
 イロハカエデ:カエデ科

黄緑色の新葉と赤色の蕾のコントラストが可愛い




   
トサミズキかな?orヒュウガミズキかな?:マンサク科

花がいくつもぶら下がってきた
では、トサミズキ(『
7〜8個の花を下垂するのはトサミズキ・ヒュウガミズキは2〜3個の花』だって)

『トサミズキの葯は赤紫色』らしいが、これは黄色・・・??

では、この木は何の木?


どこが違うのか、比較してみた↓
   花序の花の数  葯の色  雄しべと花弁の長さ 葉の長さ   葉の幅 分布 
トサミズキ  7〜10個 暗赤色 雄しべ=花弁 5〜11cm 3〜8cm 四国(高知県)
 ヒュウガミズキ 1〜3個 黄色 雄しべ<花弁 2〜3cm 1.5〜2.5cm 本州(石川県〜兵庫県の日本海側))
 コウヤミズキ 4〜5個 暗赤色 雄しべ=花弁 6〜12cm 3〜9cm 本州(中部地方以西)、四国、九州
 キリシマミズキ 5〜9個 黄色 雄しべ<花弁 3〜6cm ・・・ 四国(高知・愛媛県)、九州(霧島山系)

この表から考えると、上の画像では、花序の花数は10個くらい、葯は黄色、雄しべと花弁の長さは同じくらいなので
トサミズキのように思えるが、葯の色がトサミズキには当てはまらない・・・??

葉が出てきたら、葉を調べてみなくては・・・

植栽されているようなので、分布地とは無関係だろうから、どの木でもありうるわけ




   
   
   
  カタクリ:ユリ科

昨年より、株数が増えたような・・・




 
 テングチョウ

よく見かける  地面に止まっていることが多い




                                 
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