陶史の森 
(土岐市)
 

                                 2014年5月12日

                       
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

タカノツメ:ウコギ科-1

先回はつぼみだったが、今日は咲いていた

さて、『雌雄異株』というからどちらだろうか調べてみた

右  にゅっと突き出た雄しべ4本と、中央に小さな雌しべらしいものが見える⇒つまり、雄花・雄木

後ろにくるっと丸まっている緑色のものは花びら(丸まっていないものもあるが)




   
 タカノツメ:ウコギ科-2

『雌花には雄しべはなく、花柱は2裂する』とあるが、茶色の雄しべのようなものも見える

中央にある雌しべがタカノツメー1より大きくて立派だし、よく見ると先が2裂している⇒つまり、雌花・雌木





1

2
 
3
 
4
 
調べ中

もう花が咲いている頃だろう・・・と楽しみにしていたが、変わり映えしなかった

まさか、花を見ないうちに実になった・・・なんてことはないだろうね




   
モチツツジ:ツツジ科

今日の主役・・・かな?




   
ヤマツツジ:ツツジ科

モチツツジより小型の花




  
 ナツハゼ:ツツジ科

つぼみが膨らんできた





1
 
2
 
3

 
5  
ミヤマガマズミ:スイカズラ科

1・2   花が終わって小さな実ができていた

見慣れたコバノガマズミではない ⇒ ミヤマガマズミか、ガマズミ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ガマズミ と ミヤマガマズミ の特徴を調べてみた
   葉の大きさ  葉の形・毛・色  葉柄 その他
ガマズミ  長さ 6〜14cm
幅 3〜13cm

円形・卵形・倒卵形
両面に毛
ふちに浅い鋸歯
両面とも毛あり 特に脈上に多い

1〜2.5cmで毛が多い 花序の軸には毛が密生
ミヤマガマズミ  長さ 6〜14cm
幅 4〜9cm

倒卵形〜広倒卵形 
先は急に細くなってとがる

葉脈は、
葉の表でへこみ、裏面に突出する
表面はほとんど無毛長い毛を散生
裏面は脈に沿って長い毛
ガマズミ属の中では最も色が濃い
ふちに三角形の浅い鋸歯

0.9〜2cm
長い絹毛
がまばらにある
赤みを帯びることが多い
 

2・3  葉の先がとがっている ⇒ミヤマガマズミ

3  葉脈は、葉の表でへこみ、裏面に突出している ⇒ミヤマガマズミ

4   葉柄が長くて赤い・長い毛がある ⇒ミヤマガマズミ(これを「まばら」というより、密生に近いが・・・)

5  表面に長い毛が並んでいる ⇒ミヤマガマズミ


以上のことから、ミヤマガマズミとした




 
1
 
2
 
3

ガマズミ:スイカズラ科

1   まだ、つぼみの段階のガマズミの仲間  何だろう?

2  花序の軸も蕾も毛深い ⇒ガマズミ

3  葉は、横幅が広い

4   葉の先はとがっていない

*『両面とも毛あり 特に脈上に多い』そうだが、はっきりしなかった・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

上の表から考えると、ガマズミと思われる

今頃蕾なので、コバノガマズミやミヤマガマズミよりかなり遅い開花である





1

2
 
ツクバネウツギスイカズラ科

1  花の盛りは過ぎていた

2・3  雄しべが4個(上の方に並んでいる)    雌しべが1個(にゅっと伸びた白い丸いもの)




ウリカエデ:カエデ科

大きな実(翼果)になっていた




   
ベニドウダン:ツツジ科

「サラサドウダン」という名札がついていたが、違うと思う




オオバノトンボソウ:ラン科

大きい葉っぱが出ていた




シライトソウ:ユリ科

つぼみができていた



カクミノスノキ:ツツジ科

角ばった実ができかけていた




ツボスミレ:ヅミレ科

下のスミレと花は似ているが、葉っぱの形が違う




   
アギスミレ:スミレ科

『アギは顎の転化で、葉の基部が左右に張り出すことによる』とあるように、茎を巻くような形である

『上弁はそり返る』と  上のツボスミレと比べるとやや細長く上向きになっているのが分かる




サワフタギ:ハイノキ科

雄しべがたくさんあって華やかな印象を与える




  
 ヒメハギ:ヒメハギ科

両側に翼のように出ているのは、『側萼片』

ぴらぴらしているものは、花びらの先端にある『付属体』だって

ぴらぴらの上にある耳のようになっている部分も花びらだって

「ぴらぴら」と「耳」を合わせて3枚の花びらになり、花びらの基でくっついている




 
1
 
2
 
3
チゴユリ:ユリ科

1・2  花の咲き始めは真下を向いているが、花が終わりになってくると上を向くようになる

3  もう、小さな実もできていた




   
ヒトツバタゴ:モクセイ科

名古屋では、5月2日に満開  この山の麓では、今が満開

ここ陶史の森は、咲き始めたばかり




 
1
 
2
 
3
 
4
ハルリンドウ:リンドウ科

1  まだ先残っている花があった  両横にはぐっと背の高い花のあと(蕾のように見えるが蕾ではない)

2・3・4  ハルリンドウの実が大きくなっていた

3  蕾のような花の終わった中から、にゅっと伸びた不思議な形である

4  天辺に、くるっと2つに分かれたようなものも、くっついている




   
 シデコブシ:モクレン科

小さな緑色の実がなっていた




サルトリイバラ:サルトリイバラ科

こちらも小さな実ができていた


 
   
 ウワミズザクラ:バラ科

これも小さな実になっていた




ヒメコウゾ:クワ科

上の方に赤っぽい長い毛のあるのが雌花

下の方で白っぽい花を咲かせているのが雄花









 
 
   
 イトトンボの仲間





 ハラビロトンボ

名前のように、腹が広い




 
 ジャノメチョウの仲間かな?




                                 
Walking2014のページに戻る