鳩吹山 
313.5m  (可児市)
 
    公民館前(P)〜大脇登山口〜鳩吹山山頂〜真禅寺登山口
       〜西山登山口〜西山休憩舎〜鳩吹山山頂〜小天神休憩舎
                     〜カタクリ登山口〜公民館前(P)

                               2014年9月6日

                       
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です


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マルバルコウソウ:ヒルガオ科

1  鮮やかな朱色に目を惹かれた

ヒルガオ科というけれど、日中にはしぼんでいた・・・

2  中央の白いものは雄しべ  花の周りにくっついている白いものは花粉のよう





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ヤブラン:クサギカズラ科

1  この山は、ヤブランがとても多い  今、ちょうど見頃

ランといっても「ラン科ではなかった

2  早いものは、もう実ができていた




シャシャンボ(小小坊):ツツジ科

シャシャンボなんて、どういう字を書くのだろうか見当もつかなかったが
小さい丸い実がたくさん生ることから、こんな漢字になったらしい

この山は、シャシャンボがとても多い

黒くなった頃がおいしい




マルバハギ:マメ科

葉の脇に、葉より短い花をかたまってつける

ヤマハギに比べて、こちらの葉は、丸っこい




ヤマハギ:マメ科

葉の脇から側枝が出て、その先に花をつけ、
ぶら下がったような状態に見える




ヒヨドリバナ:キク科





メドハギ:マメ科

小さな花だが、じっくり見ると涼やかな色

よく似ているネコハギは、
葉が丸みを帯びていて、茎が地面を這う・・・のが特徴




 クチナシ:アカネ科

この山には、クチナシも多い

黄色く色づき始めたものもあったが、ほとんどはまだ緑色




   
ツブラジイ(別名コジイ):ブナ科

岐阜県・岐阜市にある金華山にたくさんあり、花時には黄色っぽい大きな塊がもこもこして見えるので
『金色に輝く・・・金華山』と名付けられたと、昔から伝え聞いている

名前は知っていたし、花も知っていたが、こんな実になるとは、知らなかった・・・
(花に詳しいい友人にこの画像を見てもらって、ツブラジイの実だと教えてもらった)

ごつごつした殻斗が中身をすっぽり覆っているので、まさかその中に堅果が入っているとは思わなかった

『若いうちは、殻斗に包まれて外からは見えない
翌年の秋に褐色に熟し、殻斗が3裂して堅果が見えるようになる  裂開しないこともある』・・・と

では、これは、昨年できた実?  気の長い堅果だね・・・




 
 ナツハゼ:ツツジ科

木はたくさんあっても、実が少ない




ネジキ:ツツジ科

花は下を向いて咲くのに、実は上向き



 
 
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ガガイモ:キョウチクトウ科(ガガイモ科)

1・2  林道脇に咲いていた  とてもいい匂いがするそうだが、気付かなかった・・・

3・4・5・6  内側には白い毛が密生  中央の白いかたまりは『雌しべと雄しべが合着した蕊柱(ずいちゅう)』だって

あれ?雌しべの柱頭が捩れている!
『一見柱頭のように見えるこの突起には粘着性がなく花粉を受けとれない』らしい

でも、なぜ捩れる必要があるのだろう?

6  蕊柱(ずいちゅう)の下の方の丸い部分に、ぺたりと貼りついたようなものがある
これが、『雄しべの葯の先端が変化したもの』なんだって!

では、花粉はどこ?

『ガガイモは花粉ではなく花粉塊が5組形成される
黒いゴマ粒のようなものは花粉塊のクリップとよばれる部分で、
クリップの下は溝のような隙間になっていて蜜がたまっている』・・・と

へ〜え、複雑・・・

『針の先でクリップを差し、そっと引くと花粉塊が取り出せ、クリップの左右には花粉がつまった黄色の袋(花粉塊)がある
1個の花粉塊には約800個の花粉粒が詰まっている  (2個分だから、その倍あるというわけ)
花粉がつまった黄色の袋1対の大きさは約1mm』だって

すご〜い、よくそこまで詳しく調べたものと感心しきり・・・

で、どうやって受粉できるの?

『雌しべの子房は2個あり、2本の花柱が上部で合着し、周りを囲む雄しべの葯の外壁と癒合して柱頭室を形成し、
昆虫の口吻についた花粉塊は次に訪れた花の底部の隙間から柱頭室に入り受精する』と

なるほど!『雌しべと雄しべが合着した蕊柱(ずいちゅう』の奥の方に蜜があるので、
それを舐めに来た虫たちは蜜とともに花粉塊を口の周りにくっつけ
次の花の蜜を舐めに行くと、そこで花粉塊を柱頭室にくっつけてくる…という仕組みなんだね!

『花粉塊』は、ランの仲間に多いとか

ネジバナ・サギソウ・キンラン・ミヤマウズラなどにね
それぞれの花の『花粉塊』は色や形が違っているんだって




   
テイカカズラ:キョウチクトウ科

細長い実が、あちこちにできていた




 
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 ミヤマママコナ:ゴマノハグサ科(ハマウツボ科)

1・2  今日は、山頂近くの1ヶ所だけに咲いていた(この場所は、いつも早く咲く)

3・4 花の拡大  花喉の奥に黄色い斑があること、隆起部分が白いので、ミヤマママコナ

5  また、苞には鋸歯がないので、ミヤマママコナ

*ママコナは、ミヤマママコナとそっくりな花だが、『苞に鋸歯がある・隆起部分が黄色』が区別点

6  2013/9/29 ニホンコバで撮影  苞にギザギザの鋸歯があり、隆起部分が黄色なので、ママコナ

7  苞の拡大

「ミヤマ」といっても、この鳩吹山はたかだか300mちょっとの山

ニホンコバは、934.1mの高さ  でも、「ミヤマ」はつかない・・・




 
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 ヒメハギの実:ヒメハギ科

1  小天神休憩舎付近で見つけた   地面を這っていた

1・2  何か実のようなものがついている  初めて見た  実の直径8ミリ程

3  拡大して見ると、ヤマノイモの実のような翼がある

ヒメハギの実は、『円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、広い翼がついている』そうである

ヒメハギかな?と思ったが、やはりそうだった
(花に詳しいい友人にもこの画像を見てもらったところ、やはりヒメハギだと分かった)




   
  
ツクバネ:ビャクダン科

『雌雄異株の半寄生植物』

羽のように見えるのは「苞」




   
 サルトリイバラ:サルトリイバラ科
コムラサキシキブ:シソ科(クマツヅラ科)




 
 アキアカネかな?




                                 
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