道樹山周辺 
(多治見市・春日井市)
 
    桧峠〜道樹山〜大谷山〜弥勒山〜大回りで植物園〜道樹山〜桧峠

                              2016年1月9日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

スズカカンアオイ(鈴鹿寒葵):ウマノスズクサ科

左は、咲き始め

右は、蕾




アオキ(青木):ミズキ科

くびれのあるひょうたん型の実


シキミ(樒):マツブサ科-1  雌雄同株

左 花の様子

『雌しべ8本と雄しべが多数ある』

『シキミの花は花弁と萼片(がくへん)が同大・同色で見た目には区別がつかない』

『雄しべが閉じているときには雌しべが開き、雄しべが開いているときには雌しべは閉じている。
自家受粉を避けるために、雌しべの方が早熟になっているようだ。(雌性先熟)』・・・だって

右  雌しべと雄しべの拡大

中央にあるくるっと曲がったものが、雌しべ (これで開いている状態)
周りにある雄しべは、まだ閉じている

8本の雌しべがあるので、種も8個に分かれてできるのだろうね ↓


   
   
シキミ(樒):マツブサ科-2

2013/11/27 道樹山〜弥勒山周辺で撮影  比較のため借りてきた

この年は、実がどっさり生っていた それが当たり前かと思ったら大違い
この数年、花も少ないし、実は全く見つからない・・・状態

『全株に毒性がある。特に果実は毒成分が多く、「悪しき実」とされ、それが略されてシキミになった』とか

『熟した果実は星のような形をしており中華料理に良く用いられる「八角」(同じシキミ科の樹木トウシキミの果実)とそっくりですが
猛毒で決して口にしてはいけません。
主な成分は神経毒のアニサチンで、中毒症状は全身けいれん、おう吐、意識障害などです。』・・・だって




ウラジロ(裏白):ウラジロ科

新芽が出てきた




 ツルアリドオシ(蔓蟻通し):アカネ科

ちゃあんと、おへそが二つある

花は2つ咲くが根元でくっついているので
2つの実.にはならず、おへそとして残っている




 
タマミズキ(玉水木):モチノキ科

遠くの斜面にあるタマミズキの木
真っ赤な実がたくさん生っていた




 マンリョウ(万両):サクラソウ科(ヤブコウジ科)

こちらも真っ赤な実

鳥に食べてもらいたくて、目立つ色なのかな?




 ビナンカズラ(美男葛):科

これも赤い実




    ここから植物園

   
 ウメ(梅):バラ科

咲き始めていた   「一分咲」位かな?

ツバキも、まだまだ  咲いている株は、少なかった




    
ロウバイ(蝋梅):ロウバイ科-1
 
左  たいていの花は下を向いているが、珍しく正面を向いている花があった

右   拡大してみた

雄しべが広がっている  花粉はまだ出ていない・・・・  雌性期

中央にあるのが、雌しべだろうか?  『雌しべ先熟』らしい

『雌しべは数個の柱頭が集まって束のようになって、1本1本がそれぞれ1つの雌しべで、数個あります。』・・・だって


   
 ロウバイ(蝋梅):ロウバイ科-2

左  花粉の付いている花があった

右  拡大してみた

雄しべが中央に集まっている  花粉もついている (雌しべは雄しべに囲まれて見えない)





 コースタイム
      桧峠9:10・・・階段上9:20・・・道樹山9:45・・・大谷山10:10〜10:15・・・弥勒山10:35〜10:40・・・
      No.30標識11:00・・・下り終点11:20・・・No.27標識12:05・・・堰堤12:10〜12:20・・・植物園12:55・・・
      梅園あずまや13:10〜13:30・・・No.25鉄塔13:55・・・稜線「自然歩道」標識14:25・・・道樹山14:40〜14:45
      ・・・桧峠15:10

                                 
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