陶史の森 
(土岐市)
 
                              2016年3月2日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

   
   
 ハルリンドウ(春竜胆):リンドウ科-1

日当りの良い草地に咲いていた


   
ハルリンドウ(春竜胆):リンドウ科-2

雄しべの葯に花粉がいっぱい  ピンクがかっている

雌しべは、雄しべにとりかこまれているので見えない


   
ハルリンドウ(春竜胆):リンドウ科-3

雄しべは花粉を放出すると、花びらの方に広がってぺたりとくっつく

今まで隠れていた雌しべがあらわれ、柱頭が2つに開いて受粉の準備

雄しべ先熟・・・自家受粉を避ける仕組み




   
   
ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-1

前回訪れたのは、2/18

それから2週間たっているので、そろそろヒメカンアオイの花が咲いているかも・・・と期待していた

葉っぱはたくさんある  緑っぽいもの・赤っぽいもの

葉っぱはスズカカンアオイと比べると小さめ (スズカカンアオイにも小さな葉っぱを持つものがある)

葉柄の元を探ってみるが、なかなか花に出会えない


   
   
   
 ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-2

10株のうち2株程は、花が咲いていた

萼片が短いのでヒメカンアオイ(・・・と思った)


   
  
ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-3

中を拡大してみると、スズカカンアオイと様子が違う


 
ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-4

蕾の様子




   
 ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-5

左  ヒメカンアオイの花を一つ貰ってきた

スズカカンアオイと違って、花は2枚の苞葉に包まれていた

右  家へ帰ってから、カッターナイフで分解して調べてみることにした


 
ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-6

まず、花を包んでいる2枚の苞葉を取り去った

  
 ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-7

次に萼片を取り去った

   
ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-8

左  残ったのは萼筒と葉(かな?)

右  葉を切り離した

 
  ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-9

左  次に萼筒を縦に切り取った  約1/3

右  切り取った萼筒  横の線が5本見える

縦は4本見える  これで1/3の萼筒なので、全体だと12本くらいか?

   
 ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-10

左  萼筒をもう1枚縦に切ったら、何か雄しべのようなものがくっついてきた

右  最期に残った萼筒には、雌しべと雄しべがくっついていた

中央にある先端が2つに分かれた赤っぽい部分が雌しべ

その周り、雌しべより背の低い部分が雄しべの葯  長いものと短いものがあり、花粉がついている


 
 ヒメカンアオイ(姫寒葵):ウマノスズクサ科-11

雌しべと雄しべの部分を拡大してみた

先端が2つに分かれた赤っぽい雌しべのすぐ下に丸い白いものがある
これが、雌しべの柱頭らしい

こうやって分解してみると、スズカカンアオイとはかなり違っていることが分かった




オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子):カバノキ科

「オオバ」だけあって、雄花序も長い

「ヒメヤシャブシ」は細くて短い




   
 展望台

曇っていて、御嶽は見えず

中央アルプスはぼんやり




斜面から水が滴り落ちている場所に、
長いつららが出きていた

20〜30cm程もあった!

 
調べ中





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