低山ハイキング 
    真禅寺(P)〜桃太郎神社 
(可児市・犬山市)
 
                              2016年4月14日


                   
                                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

   
コゲラかな?:キツツキ科

駐車場のそばのスギの木から、コツコツとドラミングの音が聞こえた

どこにいるのだろうと探すと、あまり遠くない幹につかまって、コツコツしていた

近づくと逃げてしまうだろうと、遠くから見上げていたが、
そのうち、そろりそろりと足音を忍ばせて近寄っても、一心不乱にコツコツしているので距離3mほどの所まで近寄った

それ以上近寄ると、幹をするするっと上がっていったり、幹の裏側へ移動したりするので諦めた

そのうち、ぱあ〜っと飛んで行ってしまったのでもう来ないだろうと思っていたら
なんと!もう一羽がやってきて、同じような高さでコツコツし始めた  夫婦らしい

「もっと近寄っても大丈夫、逃げないよ」と言われたたので、そろそろと近寄ってカメラを構えたが
上〜下〜横・・・と、うまく場所を変えて移動してしまうのでこれで精一杯

20分ほど観察したり撮影したりできた

家へ帰ってから調べると、アカゲラはお腹が赤いので違う・・・コゲラではないかと思った




コバノガマズミ(小葉のがまずみ):レンプクソウ科

咲き始め  真っ白な花  つんつん出ているのは雄しべで5本ある

雌しべは、とても短い




 
ウリカエデ(瓜楓):ムクロジ科 雄花

雌雄異株  これは、雄しべが大きく見えるので雄花・雄木




   
 モチツツジ(もち躑躅):ツツジ科

「モチ」とあるが、食べる餅ではなく、
鳥もちの「もち」の意味らしい

花の萼や柄が粘つくので、触ればすぐ分かる

これは、『腺毛』で、『花にやってくる、花粉媒介に与る以外の
昆虫を捕殺して、花を昆虫に食害されるのをふせぐために
発達したものらしく、
実験的に粘毛を剃ると、花は手ひどく食害される』・・・だって




 コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅):ツツジ科

多治見ではもうほとんど終わっているが、
ここではまだ咲いていた
ヤマツツジ(山躑躅):ツツジ科

つぼみのものも、咲き始めのものもあった

花色は、鮮やかな朱色が多いが、ピンクがかった色もあった




   
マルバアオダモ(丸葉青だも):クスノキ科-1

遠く、真っ白な花をつけた木があった

ズームで撮ってみると、ふわふわした花の様子が見えたのでマルバアオダモだと分かった

その後、何度も何度も間近で花が咲いてる木に出会えた

『マルバは、葉の形や葉先が丸いことを表すわけではなく、縁に明瞭な鋸歯がなく滑らかであるためといわれている』・・・と


↑ 確かに鋸歯(葉のギザギザ゙)は無い




   
   
 マルバアオダモ(丸葉青だも):クスノキ科-2

『雌雄異株』・・・とあるが、正しくは、雄花(雄木)と両性花(雌花のある木)のようである

上段   雄花  緑色の丸い雄しべの葯がたくさん見えるが、『雄しべは2本』で、
4つに裂けた白い花びらがたくさん集まってふわふわに見える


下段  両性花  花は4つに裂けていて、4枚の細長い花びらのように見える
赤っぽいのが雌しべ  緑色の丸いのが雄しべの葯

『1本の雌しべと2本の雄しべ』がある・・・と

その後、雌花は赤い実をつける ↓


↑ 2014/5/27 撮影 比較のため借りてきた




   
 フイリフモトスミレ(斑入り麓菫):スミレ科

側弁に毛がいっぱい




   
 アオキ(青木):ミズキ科 雌花と実

雄花ほど華やかでなく地味色




 ミヤマキケマン(深山黄華鬘):ケシ科

川のそばに群生していた
   
 ヘビイチゴ(蛇苺)かな?:バラ科




 ヒカゲツツジ(日陰躑躅):ツツジ科

花の盛りは過ぎ、これは残り花




 
今日の参加者  11名




   コースタイム
      多治見10:00発=真禅寺(P)10:30〜11:15=ゲート前(P)11:20〜11:30・・・西山休憩舎12:10〜12:20・・・
      せせらぎ遊歩道・・・桃太郎神社13:20〜13:50・・・鉄塔14:45・・・西山休憩舎15:35〜15:40・・・ゲート前(P)16:10着
      


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